移ろふ愛はまどろみの
明石に揺れる宵の舟
君恋しくて
瞼に浮かぶ春のまぼろし

月影美し
望めど叶はぬ夢の跡
垣間見、胸の高鳴りを
いかでか忘れむ

悠久の川面に映る
姿儚し千年蛍
寄り添ふやうに
君がおもかげ
今一度
今一度
この腕にとぞ
唯におぼゆる

移ろふ愛は暁の
都に香る曼珠沙華
君恋しくて
彼方おぼろに春のまぼろし

月影淡く
二度とは返らぬ日々の跡
衣々、露の若草を
いかでか忘れむ

悠久の川面に映る
色も哀しき千年蛍
寄り添うやうに
君がおもひで
今一度
今一度
この腕にとぞ
唯におぼゆる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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千年蛍

雲隠ののちに。


某所の日記より。
紫式部の『源氏物語』、「雲隠」の後日談的な感じ(「宇治十帳」とは別でw)をイメージしてみました。
「蛍」という言葉を使って夏の歌詞を書いてみようとした結果でございます。

やっぱり和風が好きなんだなぁ、と思いましたです(^v^)

閲覧数:448

投稿日:2010/07/05 23:40:24

文字数:256文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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