幾何学な空
夢を見てた
テレビの前
チャンネルはそのまま

真っ白な紙に
放物線を
引いてみればほら
見えてくるはずさ

朝焼けに映った君の姿が
滲んでいる 滲んでいる
星影に隠れた宵の言葉は
クジラに呑まれてしまったよ
帰り道 ふっとこぼした涙が
霞んでいる 霞んでいる
透明な花が好きだったことだけは 憶えている


無味乾燥の
メモを齧っては
ため息をついた
思い出せない

真っ白な紙に
二次関数を
引いてみればほら
『解ってるはずだ』

夕立にうたれる君の姿が
滲んでいる 滲んでいる
屍に隠した僕の心は
芽吹いて一面の花になる
帰り道 ふっと落とした手紙が
霞んでいる 霞んでいる
透明な花が好きだったことだけは 憶えている


放物線を
引いてみればほら
見えてくるはずさ

君のカタチ

朝焼けに映った君の姿が
滲んでいる 滲んでいる
月影に遺した怠惰な熱は
クジラに呑まれてしまったよ
書き残した君の皓い言葉が
霞んでいる 霞んでいる
透明な花を君の眠る部屋に飾って行こう

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

君のカタチ

こんにちは。
なんかちょっとよく分からないものが出来ました。純愛のつもり。

閲覧数:98

投稿日:2020/05/27 10:04:09

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました