
新しい“音”が作れないので歌詞だけを投げています。たまに絵。 かなりのんびりしながらやっています。誰かに刺さるといいなぁ。 ニックネームは適当です。 使用した際は一言言ってくれると喜んで見にいくのでよろしくお願いします
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投稿作品50作品
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灰色の額縁の中
真っ白な 僕のカンバス
指先から染め上げていく
鮮烈な青
…似合わない 似合わないな
そうやっていつも解ったようなふりしてさ
光彩 順を追って色褪せていくんだ
追いつかないでよ 追いつかないでいてよ
僕は君の事が嫌いだったんだ
差し出さないでよ 差し出さないで 傘を...ハイドロ
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何度だって初めましてって言うんだ!
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とある街の 廃墟の隅で
君は待ってる 便りの答え
僕は一人 君の隣で
待っている いつか来ると信じて
定刻に 流れた 52ヘルツのアラームが
この街の 心臓を 大波小波と揺らしてく
心地よい 振動で 眠りにつこうと君を見る
君はただ 待っている 眠りにつかずに待っている
さめざめ 涙目 急転直下
H...Milly
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幾何学な空
夢を見てた
テレビの前
チャンネルはそのまま
真っ白な紙に
放物線を
引いてみればほら
見えてくるはずさ
朝焼けに映った君の姿が
滲んでいる 滲んでいる...君のカタチ
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くらい くらい 海の底
浮かび上がることもできないよ
金縛り中の夢から覚めた
うまい うまい もう一杯
苦い味のするソーダを飲む
薄味の人生に塩を少々
あぁ 羨ましいな
努力の才能羨ましいな
そうやって嘆いて 夜の隅
お月さんだって泣きやしない...バカモノの唄
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雪ミク案2021
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ろうそくの灯り ひと吹きで消した
今日は僕のバースデイ 有象無象積み重なった部屋
プレゼント箱 空から降ってくる
中身は空だ 想像の余地すら与えられないな
(カラカラ カラカラ)
北西からやって来る骸骨
(カラカラ カラカラ)
心がない 泣いているようだ
(カラカラ カラカラ)
南東から吹く風にまか...ブラックボックス
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誰かの星になる
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すべり落ちた 言の葉
微睡む獏の肚のなかへ
アメが降る 昏い夜
音の海 沈む 底
撫でつける 宵の手
生暖かい闇のなか
錆び付いた 銀の椅子
割れたカップ 宙に浮かんで
一口すすって気付いたここは僕の部屋だ
無数のドア窓は一つもない 誰かが見てる...ワンダーランド
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スピリー
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久びさミクちゃん
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メーデー 君は知ってるかい?
メーデー 僕は知ってるよ
よく言う 風船の紐に繋がれて飛んでった
思い抑鬱だけを置いてって
どうせ応えらんないなら 黙ってくれ
夢を見ているだけさ そんならいいだろ
地面から1cm浮かべたらどんなにいいか
考えたことはあるか?
君はどこへ行くんだい?
天国かい? 地獄か...オーバルーン
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体の芯から真に向かって 真っ直ぐ伸びてる植物は
きっと俺が死んだ時に咲くんだろうね。
スコープ覗いて見つけた獲物
気付けば撃つ前に逃げてるもの
こんなんじゃいつまで経っても仕留めれないな
掻きむしった傷痕から漏れだした赤
そんなはずは無いのに冷たく濁ってるんだ
愛を描けよ 大胆にさ
心臓を落としてし...Bang!
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ぶつかる天井もないのに
今日も背中丸めて歩いてる
街の電光掲示板が眩しいんだ
左耳から入る情報が
誰かの勝利を謳ってる
それを処理する度に自分の手元をみる
『明日から本気出す』と
すぐに逃げて どうせやらない
石橋を叩いて渡るたび
疲れてしまうのさ...キメラの子
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有名な小説家がいる。
その小説家の名前を知らない人は恐らくこの世にはいないだろうし、知らないとしたらそれは余程の世間知らずか過去からタイムスリップしてきた科学者だけだろう。
新作を書けばたちまち重版出来のミリオンセラー、熱心なファンの様はまるで新しい宗教なのではないかと目を疑う。
紡がれた物語はう...【短編】ゴーストライター
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希望的観測をずっと続けてるんだ
白い天井 四角い世界の裏側から
聞こえてくる音楽に耳を犯され
内側から作り替えられてく感覚
右足に猫の毛が生え
左耳は魚のエラになった
このまま変わり続けてたら
いつか消えてしまうんだろう
僕は僕のままで死にたいと願った
このまま“別のモノ”になっていくくらいなら...改造人間