タグ「歌詞」のついた投稿作品一覧(38)
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灰色の額縁の中
真っ白な 僕のカンバス
指先から染め上げていく
鮮烈な青
…似合わない 似合わないな
そうやっていつも解ったようなふりしてさ
光彩 順を追って色褪せていくんだ
追いつかないでよ 追いつかないでいてよ
僕は君の事が嫌いだったんだ
差し出さないでよ 差し出さないで 傘を...ハイドロ
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とある街の 廃墟の隅で
君は待ってる 便りの答え
僕は一人 君の隣で
待っている いつか来ると信じて
定刻に 流れた 52ヘルツのアラームが
この街の 心臓を 大波小波と揺らしてく
心地よい 振動で 眠りにつこうと君を見る
君はただ 待っている 眠りにつかずに待っている
さめざめ 涙目 急転直下
H...Milly
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幾何学な空
夢を見てた
テレビの前
チャンネルはそのまま
真っ白な紙に
放物線を
引いてみればほら
見えてくるはずさ
朝焼けに映った君の姿が
滲んでいる 滲んでいる...君のカタチ
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くらい くらい 海の底
浮かび上がることもできないよ
金縛り中の夢から覚めた
うまい うまい もう一杯
苦い味のするソーダを飲む
薄味の人生に塩を少々
あぁ 羨ましいな
努力の才能羨ましいな
そうやって嘆いて 夜の隅
お月さんだって泣きやしない...バカモノの唄
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ろうそくの灯り ひと吹きで消した
今日は僕のバースデイ 有象無象積み重なった部屋
プレゼント箱 空から降ってくる
中身は空だ 想像の余地すら与えられないな
(カラカラ カラカラ)
北西からやって来る骸骨
(カラカラ カラカラ)
心がない 泣いているようだ
(カラカラ カラカラ)
南東から吹く風にまか...ブラックボックス
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すべり落ちた 言の葉
微睡む獏の肚のなかへ
アメが降る 昏い夜
音の海 沈む 底
撫でつける 宵の手
生暖かい闇のなか
錆び付いた 銀の椅子
割れたカップ 宙に浮かんで
一口すすって気付いたここは僕の部屋だ
無数のドア窓は一つもない 誰かが見てる...ワンダーランド
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メーデー 君は知ってるかい?
メーデー 僕は知ってるよ
よく言う 風船の紐に繋がれて飛んでった
思い抑鬱だけを置いてって
どうせ応えらんないなら 黙ってくれ
夢を見ているだけさ そんならいいだろ
地面から1cm浮かべたらどんなにいいか
考えたことはあるか?
君はどこへ行くんだい?
天国かい? 地獄か...オーバルーン
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体の芯から真に向かって 真っ直ぐ伸びてる植物は
きっと俺が死んだ時に咲くんだろうね。
スコープ覗いて見つけた獲物
気付けば撃つ前に逃げてるもの
こんなんじゃいつまで経っても仕留めれないな
掻きむしった傷痕から漏れだした赤
そんなはずは無いのに冷たく濁ってるんだ
愛を描けよ 大胆にさ
心臓を落としてし...Bang!
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ぶつかる天井もないのに
今日も背中丸めて歩いてる
街の電光掲示板が眩しいんだ
左耳から入る情報が
誰かの勝利を謳ってる
それを処理する度に自分の手元をみる
『明日から本気出す』と
すぐに逃げて どうせやらない
石橋を叩いて渡るたび
疲れてしまうのさ...キメラの子
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希望的観測をずっと続けてるんだ
白い天井 四角い世界の裏側から
聞こえてくる音楽に耳を犯され
内側から作り替えられてく感覚
右足に猫の毛が生え
左耳は魚のエラになった
このまま変わり続けてたら
いつか消えてしまうんだろう
僕は僕のままで死にたいと願った
このまま“別のモノ”になっていくくらいなら...改造人間
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長方形に切り取った窓
外には僕がいる
セピア色の空 古臭い風に
吹かれて立っている
何年間も通った道路で
カエルが死んでいる
捨てられたテスト 誰かの笑い声
君が待っている
交差点の中 黒を跨いだ
子猫が鳴いている...セピアゾンビ
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赤色の夢の中で
透明な君を見たよ
触れようと手を伸ばしたけれど
ガラスみたいに砕けちゃった
テレビの音消して
モノクロもどきの現実作った
すぐに怖くなって色を戻す
そんな夜 午前3時
このまま起きていれば
朝やけ見ずにすむかな・・・...night owl...
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星が降る夜 僕はベットで
夜が明けるのを 怖がっていた
光の下で 生きてけるように
僕の体は 出来てないんだ
無情に夜が明け 食事をとって
服を選んで 仮面を付けた
捻た心は 仮面の内で
黒く濁って くすぶり続けた
正解を 正解を
探し続けて三千里...終幕ダンスホール
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へびがこっちを見ている
カーテン越しに覗いてる
へびがこっちを見ている
ベランダの上 笑ってる
へびがこっちを見ている
僕の事だけを見ている
へびがこっちを見ている
路地裏の隅 笑ってる
へびがこっちを見ている
他の人には見えてない...へびがこっちを見ている
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ミモザ色のスカート纏って
君は円を描く 回る 回る
青に映える 瞳の色
君は踊る 踊る 風の中で
絹糸のような髪をなびかせ
君は円を描く 回る 回る
遠くで響いた鐘の音
君は踊る 踊る 踊り疲れて
美しく煌めいて 嗚呼
流れるように消えていく...カナリア
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今日はとてもいい天気
チェックのスカートにブラウス
昨日の着回し どうせ誰も気づかない
ストレス 噛みちぎった指先
ハンドクリームが足りない
水筒の中でお星様 廻っている
エレベーターで6階まで
こんなに簡単にいけるのに
うとうとと眠りにつくと
足元に穴が空いて落ちていくの...フリーフォール
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覚えていますか 微かに香るシンナーの香り
覚えていますか ふざけた替え歌 歌った道
覚えていますか 10点のテストと 松ぼっくり
覚えていますか 道端に捨てられた公園
(この列車は快速列車のため、
各駅停車はしません。ご了承ください。)
ふわふわ浮かんでるような
夢色列車に乗ってゆこう
通った道か...夢色列車
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ぐらぐら揺れる快速列車
どこにも止まることのないまま
街の頭上には機械仕掛けの月が浮かんでいる
降り立った先の案内板を
つま先で少し蹴って歩き出す
眠らない街 踏み切りの音でさえ澱んでいく
別に静かな訳じゃないのさ
『終わり』の足音が響いているだけ
割れたガラスに蛍光灯 動くこと辞めた君の心臓
そ...オートマタ
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冷たい月の光を
うつしている湖
中にある月は
時々笑ってみせる
龍の子は
その小さな手を透かして
遠くなった温もりを
思い出しては 泣く
あの日に残した唄は
栞となって物語と共に...幽玄歌
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きっと
いつかみていた あの日の夢は
フーセンガムで 空を飛ぶ夢
なくしかけてた
夢の続きは
空にとけてく ガラスの声
雨上がり歩く アスファルトの上
水たまりのぞく 瞳をみた
壊れたラジオ 鳴り響くノイズ
“答え”に雲った 私はどこ?...Stage
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空混じり ぐるぐるコーヒーカップ
地図広げ コンパス持って出航だ
漕ぎたせ闇に 船の軌跡は波の音
手のひらに あの日の写真を携えて
インクに星くず混ぜて
手紙を書くわ
きれいに折りたたんで
あなたの元に届け
そうね 星座の間ぬけて
好奇心は遥か宙の彼方...キュリオシティー
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奇っ怪な超常現象
正体不明の霊媒師
「ゾンビ取りがゾンビになる
典型的な例ですね」
この世は諸行無常
ならば 色即是空の境地
カーテンを開けたら“誰か”と目が合った
ノストラダムスの大予言に
マーカー引っ張って憂うのさ
無名の手品師 地獄の4丁目...ダンシング ダンシング!!
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クッキーをかじって 愛をミルクに浸して
忘れないように リュックに詰めていくんだ
新しい朝がくる
寂しい夜は植木鉢に仕舞おう
さようなら 愛しい人・・・(繰り返し)
愛を唄って 哀に嘆いて 藍で空を塗りつぶした
そうだ もういかなくちゃいけないんだ
愛を叫んで 哀を殺して 藍で僕を塗りつぶした
そう...サテライト
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きっといつかのように見ていた夢が
子供だましになってしまう前に
そう、まだ見ていなくちゃいけないんだ
悪いやつらに喰われてしまわれぬように
怖いヤツらに墓をたてられぬように
そして僕らは雪の降りしきる中
冷たい頬をそっと涙で拭った
声は吸いこまれ
愛も吸いこまれ
影も吸いこまれてしまった...cold sleep
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顔の無い人形さん
無視しないでこっち向いて
笑えない冗談で
僕を蹴っ飛ばしてよ ねぇ
ここから出れるなんて
夢のまた夢だ
心臓 切り刻んで
僕の脳に詰めてよ ねぇ
愛とかわからないな
僕に教えてよ...春色タップダンス
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生まれ変わったら何になろう?
知らないよーで 知ってるよな
時間貰えたら何しよう?
知らないよーで 知ってるよな
悲しい 悲しい鈴の音が響く
嘘を隠してしまうような
不安を見過ごして息すって
弱いから笑顔でやり過ごす
そんな出鱈目なこの日々も
降る雨で全部流せれば いーのにな...夕時雨
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あぁ また同じ音が聞こえるんだ
あぁ いつもと同じグレーの雲が街を覆いつくしていく
また会えたねって言うと
嬉しいよ!と君は言う
雨が君のほほをかすめる
雀が巣に戻ってく
そしてウンメイと言う名の
時間に導かれて
夢が無くたって
色が無くたって...hopeless
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集めた 理由を捨てた朝に
答える 君の強い眼差し
昨日の 自分にさよならを
これから 私は歩き出す
ずっと憧れていた
名前を背負って生きていく
子供のころ持っていたもの
今は本当のもの
己の生きる価値は
自分の後ろにある...結団式
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おぼつかない足取りで
大地を僕は踏んだ
見たことも無い景色が
広がっていた
静かな場所で
僕はただ眠る
どこからともなく
やってきた電波信号で
目を醒ました
聞こえてきた声を...清浄からの電波信号
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暗くぽっかり空いた穴が
こちらを見据えてた
無表情 回忌の山を越えて
こちらへやってきた
碧い花束を携えて
黄昏歩いてた
涙に喘いだ声すら
色を無くしていた
目は悪くないの
心が悪いの...空白の日常
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