ぐらぐら揺れる快速列車
どこにも止まることのないまま
街の頭上には機械仕掛けの月が浮かんでいる
降り立った先の案内板を
つま先で少し蹴って歩き出す
眠らない街 踏み切りの音でさえ澱んでいく

別に静かな訳じゃないのさ
『終わり』の足音が響いているだけ
割れたガラスに蛍光灯 動くこと辞めた君の心臓
そして 助けなどは来ないまま
無機質な夢が夜に沈んでいく
時計の針は3時を指したまま 止まっている

答えにつまって歩けぬまま
隅の街頭横に立っている
不規則に啼いた 駆動音
痛まないまま順に錆びていく
愛など散って久しいまま
機械の花はただただ咲いてる
灰に煙って腐らぬまま
もう三千年も生きている

ちらちら光る救急病棟
誰も救われることのないまま
街の頭上には機械仕掛けの月が止まっている
鳴らないままのナースコールを
指先で少し押して横になる
眠れない街 誰かの声でさえ澱んでいく

別に静かな訳じゃないのさ
『終わり』の足音が響いているだけ
割れたグラスに赤色灯 動くこと辞めた君の心臓
そして 助けなどは来ないまま
無機質な僕は夜に沈んでいく
時計の針は3時を指したまま 止まっている

宵に嘆いて知らぬまま
街の外れの駅で止まってる
不規則に啼いた 信号音
途切れないまま今日も壊れてく
愛など識って久しいまま
枯れることなくただただ咲いてる
哀に曇って眠れぬまま
もう三千年も生きている

『太陽が落ちてきた!』

今日が腐って逝けぬまま
端のゴミ捨て場まで溶けている
不規則に哭いた 警告音
どうせ知らないうちに止まっている
愛など散って久しいまま
自尊心はとうに枯れている
哀に煙って死なぬまま
もう三千年も生きている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

オートマタ

『望まぬままに生きている』

どうも。1か月ぶりです。
精神が安定してるようでしてない系です。
ちょっと長いです。めんご。

閲覧数:89

投稿日:2019/06/04 08:29:26

文字数:719文字

カテゴリ:歌詞

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