靜景の間 映える山々
紅の広葉
月の湖 色彩を染めて──
木洩陽の波 安らぎを滿たす
凉秋の舞葉
風の旋律 紋を添えて──
冬來の天 想いをはせる
楓の創作
鳥の口笛 韻を残して──
敍情の寒 氣配を感じる
霧の幻想
花の優香 時間を忘れて──
・木々のあいまから見える静かな情景
その景色によってより映える連なる山々
秋の色に染まった広葉が
月の形をした鏡のように美しい湖を紅色に染めている
・木洩れ陽のちらつきが私の心に安らぎをくれる
涼しい秋風によって舞い上がる紅葉が
風の穏やかなメロディーにのって ひらひらと
そして ゆらゆらと水面に波紋を広げる
・冬が近づいているのを知らせる山の頂上付近
過ぎゆくものに寂しさを思わせてる一方で
楓の色鮮やかさにあわせるかのように
鳥たちも見事な演奏を奏でている
しかし それがまた一層
しみじみと私に寂しさを募らせるのです
・秋がもう過ぎゆくことを感じさせるひんやりとした風景
冬が私のすぐ傍にまで来ているように思える
しかし霧の幻の中で見たあの花の優しい香りに包まれて
その神秘さに季節を忘れてしまったよ・・・
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