blue

「季節外れの嵐のようだね」
いつかの君がぼやいた台詞がふと過ぎって
当たり散らしてもどうにもならない
言われなくても知ってる

血の通う幻と 背中合わせの現実
捌け口の無い感情をリロードして
現状に銃口を向け 退屈と遊ぶ

触れてしまえば崩れそうな思いを
胸の奥で高く積んだまま走った
歪なほどに 美しく透き通る青
憧れに染まるよ

トラックは今日も排気ガスを撒き散らして
得体の知れない加工製品を遠くへ運ぶ
まるで世界が私だけ除け者にして
密約を交わしている気がした

生き急いだ心が 野晒しで震えてる
遊歩道の真ん中で喧噪に身を委ねて
空想へトリップして 平穏を探す

つまらなくはないけど 満たされることも無くって
塞ぎ込んでは空回りを繰り返す泡沫
健気なほどに 繋がりを願ってもなお
孤独に救われるよ

海より深く 空より高い
明日への期待も曇らす焦り 妬み
呼吸が止まるほど自分が欲しいんだ

求め合うこと 弱さを認め合うこと
着飾らずに笑えたらと思う それだけ
痛ましいほどに眩しく輝いてる青
私を導いてるよ
淋しさが襲っても 漠然と広がる今を大切に生きると誓って

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

blue

tatataのボカロオリジナル曲『blue』の歌詞です。

閲覧数:156

投稿日:2019/12/30 15:46:37

文字数:494文字

カテゴリ:歌詞

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