「サヨウナラ」忘れることは無いでしょう
だから貴方から私の全てを忘れてほしい
薄まることのない日々と超えれはしないあの夜を
「サヨウナラ」涙を見せずに笑って言うよ
貴方の姿が見えなくなるまで貴方の背中を焼き付ける
指先に触れる温もりと
口に残した貴方の名前
粉雪の様に溶けていく
白く降り続けていく雪の花びら
甘く切ないまま景色を染める
このままいっそ私を染めて
溶けない氷で私を抱いて
色鮮やかな程記憶と涙
溢れ続けて死にそうだから
このままどうか私を止めて
溶けない氷に涙よ変われ
「サヨウナラ」また会うことなんてないでしょう
だから私から声を掛けたりはしないから
夢も希望も微かな恋もすべては終わったことだから
「サヨウナラ」涙を見せても笑って言うよ
貴方の記憶を振り返る度幸せだったと優しく泣くよ
髪先に残る吐息と声と
胸で交えた貴方の鼓動
みぞれ交じりに溶けていく
白く降り積もっていく雪の花びら
熱く悲しいまま心を染める
遠く見えない貴方求めた
凍てつく炎を吹雪で消して
記憶の欠片を雪に交わせて
手のひらでそっと溶かしていく
一粒一粒涙に変わり
凍てつく炎に切なく沁みる
サヨウナラ そっとサヨウナラ
貴方と歩いた日々の全てに
サヨウナラ もうサヨウナラ
これが最後のサヨウナラ
ひらがなVer
さようならわすれることはないでしょう
だからあなたからわたしのすべてをわすれてほしい
うすまることのないひびとこえれはしないあのよるを
さようならなみだをみせずにわらっていうよ
あなたのすがたがみえなくなるまであなたのせなかをやきつける
ゆびさきにふれるぬくもりと
くちにのこしたあなたのなまえ
こなゆきのようにとけていく
しろくふりつづけていくゆきのはなびら
あまくせつないままけしきをそめる
このままいっそわたしをそめて
とけないこおりでわたしをだいて
いろあざやかなほどきおくとなみだ
あふれつづけてしにそうだから
このままどうかわたしをとめて
とけないこおりよなみだにかわれ
さようならまたあうことなんてないでしょう
だからわたしからこえをかえたりはしないから
ゆめもきぼうもかすかなこいもすべてはおわったことだから
さようならなみだをみせてもわらっていうよ
あなたのきおくをふりかえるたびしあわせだったとやさしくなくよ
かみさきにのこるといきとこえと
むねでまじえたあなたのこどう
みぞれまじりにとけていく
しろくふりつもっていくゆきのはなびら
あつくかなしいままこころをそめる
とおくみえないあなたもとめた
いてつくほのおをふぶきでけして
きおくのかけらをゆきにまじわせて
てのひらでそっととかしていく
ひとつぶひとつぶなみだにかわり
いてつくほのおにせつなくしみる
さようなら そっとさようなら
あなたとあるいたひびのすべてに
さようなら もうさようなら
これがさいごのさようなら
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