朝まで降り続いた雨は
一緒に冬を連れて来て
この街に もう
君がいないことを ゆっくりと諭すよう

二人の出逢いを
一度でも 後悔した僕を
責めているの

掴んだ瞬間に君は溶けて消えた

君にさよならを言えなかった
君との別れなんて認めたくなかった
なぜ天(そら)は君を選んだのだろう
僕の手が冷えてしまえばいいのに

降り止まぬ雪に
閉ざされた心に
柔らかく触れる
温かな手を 僕は 求めて

二人の出逢いを
一度でも 後悔した僕を
僕は責める

掴んだ瞬間に僕の頬には涙

君にさよならを言えばよかった
君との別れを包み込める大きな僕に
なぜあの日なれなかったのだろう
僕の手には君の温もり

雪が溶けて春になるように
君の破片(かけら)はこんなにも温かいから
僕も新しい芽を見つけ出して
少しずつ育てて行こう

雪サク季節(とき)を描いて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

雪サク季節(とき)

季節外れですが投稿してみました。

雪が降っている時の、閉じて静かな感じが好きです。
そこでたった一人で泣いている。
君を思うと雪も温かい。
後悔と、もう歩き出さなきゃと言う決意。

歌い手としては、レンくんイメージですね。

閲覧数:191

投稿日:2008/06/06 15:37:48

文字数:372文字

カテゴリ:その他

オススメ作品

クリップボードにコピーしました