「あっ、ルカ!!」

「リ、リント君…」

さっきの話を聞いて少し、いや、かなり恐怖を感じたが、約束は約束だ。
ルカは真面目なのでリントに罪悪感を感じてしまったらしく、行くことを決意したらしい。

「じゃあ帰ろっか!!」

「はい…っ」

「?ルカ?どうしたの?」

「え?いやっ、どうもしてませんよっ」

少々焦って返事を返す。

「…そう…?」

「はいっ!!」

しかしリントは一瞬で分かったらしい。

「今日指導室でレンと何してたの?」

悪寒が走った。

「え…?なっ何で知って」

「だって放送流れてたしね。」

リントは終始笑顔だ。が、いつもの無邪気な笑顔ではなかった。
一言で言うと、『怖い』。

「あっあの、それは…」

「俺のこと聞いたんでしょ?」

「っ…」

「何で隠すの?俺はいずれ分かることだし、別に知られても構わないんだけど。」

怖い。無意識のうちに体がリントから離れていた。

「怖がらなくたっていいだろ?俺はルカのこと、好きだよ?」

その場から去ろうと思い足を動かそうとするが、動かない。恐怖に足がすくんでいる。

「最初はね、ルカを苦しめないようにさ、気持ちにウソ、ついてた。だけどね、このままだとレンにとられちゃうだろ?」

「な…んで」

「いつもそうだ。レンばっかり、みんな。みーんな、レンをとるんだ。」

「でもっ、私はレン君と何にも」

「わからないだろ?ルカも、アイツもそうだよ。だから死んだんだよ。」

「――え?」

「アイツは、だから死んだんだ。俺は悪くない。」

―『オマエハニテルンダカラ』―

レンが言っていたのは恐らくこのことだろう。

「だから、今回も俺は悪くない。悪くないんだ。」


―っ助けて…っ!!




続く。

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ある少年と‥⑧

最後のセリフなんぞやww
ギャルゲヱか。

ルカさんピーンチ!!
さて、このあとどうしようかなぁ~

tktktk!!
リントなら喜んで死にます。
ヤンデレ可愛いです。
俺得です。
やっふぅー!!

閲覧数:291

投稿日:2011/05/10 18:31:02

文字数:748文字

カテゴリ:小説

  • コメント2

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  • 檸檬飴

    檸檬飴

    ご意見・ご感想

    ヤンデレ素敵!

    ルカさんはどうなってしまうんだ(>_<)
    気になる!

    文才くださいっ!!

    2011/05/10 18:50:37

  • 魔熊

    魔熊

    ご意見・ご感想

    リントが本性を表した!!
    ヤンデレだ…
    ルカは誰に似ているんだ?…気になる(>_<)

    2011/05/10 18:45:15

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