「ここであってるよね…」







午後１時。公園で待ち合わせだよね。







　「ルカ殿！」







きたかな？と振り返った。








　「遅れてすまんかった」









　「い、いえ！私も今きたばっかりです」









殿の恰好は…







ジーンズで服はなんか和風チックで…








か、かっこいい！








この言葉にしか頭にはなかった。










　「では行くか」








　「はい！」

























ぐぅぅぅぅぅぅ…







！？








やばい…お腹がなった…









　「あ、あの、お昼食べてこなかったので…」







　「では、行く前に何か食べていくか？」








　「いいんですか！」







　「いいとも。何が食べたいか？」








　「そうですね…たこ焼きが食べたいです」









　「ふむ、それでは探すかな」






　「はい！」






そう言って私達は歩き始めた。














　「そういえば何しに行くんですか？」






　「え？あぁ。生徒会で足りないものがあったから買い出しに行こうと思ったのでな」






　「それだったら、私いなくてもいいんじゃないですか？」





　「いや、女性の意見も聞こうと思ってな」





　「そういうことですか…」






　「いやか？」






　「いやじゃないです！全然！」





　「ならよかった」









































　「おいし～い」






たこ焼きはやっぱりおいしいよね。うん。







　「でもいいんですか？おごってもらって」







　「いいんだよ。別に」







　「でもやっぱり１つどうですか？」






　「いいのか？１つなくなってしまうぞ？」






　「いいんです！お礼です」






　「そんなに言うなら…もらおうか」






　「はい！どうぞ！」





私は殿に１つあげた。





　「おいしいな」






　「ですよね！」






　「ではそろそろ行くか」






　「はい！」





私はたこ焼きを全部口の中に入れた。