A
咲き乱れるは
濡れた曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
ひとつ手折って
現世(うつしよ)に別れ
小指を括る
赤い道標
傘を落とせば
花の散る様(さま)に
 B
狂言仕立ての柵(しがらみ)など
なんの意味もないのに
結い上げた操(みさお) 恭しく
凛と捧げましょ
 サビ
鬼雨(きう)に踊る
飛沫(しぶき)を纏い
隠り世までの道を辿る
現(うつつ)最後の
逢引ならば
逢魔時に雷鳴と



——————
ひらがな版

A
さきみだれるわ
ぬれたまんじゅしゃげ
ひとつたおって
うつしよにわかれ
こゆびおくくる
あかいみちしるべ
かさおおとせば
はなのちるさまに
 B
きょうげんじたてのしがらみなど
なんのいみもないのに
ゆいあげたみさおうやうやしく
りんとささげましょ

 サビ
きうにおどる
しぶきおまとい
かくりよまでのみちをたどる
うつつさいごの
あいびきならば
おうまがときにらいめいと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

鬼雨ノ花【歌詞応募】ずっきDTM channel様

ずっきDTM channel様の「和風ロック ※歌詞募集」への応募用の歌詞です。


タイトルは仮称です。
編曲の際の歌詞改変、調整は問題ありません。
また、対応も可能です。

ひらがな版を追記しました。

閲覧数:1,294

投稿日:2021/03/30 16:31:11

文字数:396文字

カテゴリ:歌詞

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