作品一覧
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A
風に乗り彼方まで届く歌声は
詞を解さずとも旋律を教え
B
時に悲恋を嘆くが如く
時に世界を儚んで
S
ああ悲しき歌 世を覆う
込められた意味を誰もが知らぬ
A...雨乞う祝詞
江麻
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ひらり 舞い降りて
ふたつの影が踊る
みらい 夢に見て
よあけまで語り合う
いつか 叶いましょう
むかしから変わらぬ音(ね)
なみだ 雨になり
やまず降りしきろうと
ここで 待っている
とおくから響く歌...数え歌
江麻
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白い森の奥深く 高くそびえ立つお城
二度と来ない客人を 待ち続けている
そこでただ一人生きる 青い瞳持つ少女
時を忘れた時計に うつる未知の時刻
輝き失い明かりも消えうせた シャンデリア
もう一度誰か教えてくださいあの ステップ
さぁダンス いまワルツ ショパンの調べに合わせて
きっともう 戻らない...月虹のワルツ
れれれP
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遠く広がる青空見上げて歌い続け
声はかれてしまった
夢を信じているから
だからきっと届くと
信じて歌い続ける
青い夢を見る歌は
雲にも届かず風になって消えた
青い空に手が届く夢を見続けて
今日も明日も歌い続ける
届かないと知っていても...青い夢
BoneCat
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ふと見上げれば
南行(ゆ)き ひこうき
どうぞ お気をつけて
どうぞ よい旅を
あなたの顔も名前も知りません
あー だけど
ぼくはここにいます
喜びも哀しみも
幸せもせつなさも
ひとりきりでは 生まれないもの...つぎのだれかに
あわ
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<#01>
わがままで
ちっぽけな
すき やら
すき やら
すき やらを
おおきなあいと よんでくれた
おおきなあいで つつんでくれたよ
なんども なんども
いくえにも ...バームクーヘン
あわ
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(A)
春はただせつなくて 踏み出せないよ
君はただやさしくて やりきれなくなる
(B)
街を歩けば 花まとう女の子たち
いまにも歌い出しそうで
眩しくて 情けなくて泣いた
(C)
嵐の冬が過ぎてくれたら
枯れた大地に 春が蠢(うごめ)く...春はただせつなくて
あわ
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その言葉が 斬りつける
信じていた 失望した コインの表裏のよう
そんなこと 言うとは思わなかった
これは私の カンチガイ?
悲しみに 甘えるぐらいなら
ひとりでも 泣き止んでみせるから
傷付いた 私なら
人の弱さ 忘れないはずだから
治せない 傷は今温もりで
私を 慰めてみせるから...ゆりかごを捨てて【民族楽器?】
正好
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ぼくのかあさんが ぼくを ころし
ぼくのとうさんが ぼくを たべた
ある日かあさんが
ぼくを呼んで
ぼくの首を おとしてしまい
ぼくの いもうとに 罪をきせて
ぼくのにくを きり刻んで
ぼくで スープを 作りました
いもうとはスープに涙をおとし
かあさんはスープをお皿にいれて...グリム童話集より「ねずの木のはなし」
えんどーまめ子
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柱のきずをひとつふたつ
私はそうっと撫でました
背伸びをしても届かない
手を伸ばしたら指さきが
微かにきずを撫でました
背伸びをしても届かない
あなたは私をおいたまま
どんどん先に行くもので
私はしくしく泣くけれど
あなたは私を知らないで...せいくらべ
えんどーまめ子
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瞳に貴方の姿焼付け この身に全てを刻み込みながら
どうして時間は過ぎてゆくのと 微笑む背中に縋り付いて問う
低く響かせ貴方囁くの 必ず帰るだから信じてと
離れるその時になってから 気付いてしまう私貴方が……
夕日色に染められる 二人は陰り見えなくなりそうでも
貴方の腕に抱かれたこの温もり...月日の沈む海 【曲つきました】
夕澄
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真夜中の小雨は冷たくて 僕の心を凍てつかせてゆく
あなたの姿が見えなくて 僕は
この場所は汚れすぎていて 汚れのない君にはそぐわない
真夜中の闇にあなたの姿 光を探す
今 この場所など 雨に濡れた僕は
惨めで小さくて 君に逢いたくて
想いはつのるばかりで
思いはとどかぬだけで
想いは恐ろしいだけで
...真夜中の小雨α版
えんどーまめ子
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1a-1
賑やかな声 騒がしい音
夜空彩る 綺麗な花火
初めて過ごした あなたとの祭
1a-2
道端照らす 屋台の灯(あか)り
人込み書き分けて進んでく
はぐれないように 手を離さないで?
1サビ
あの日の夏の夜 境内に二人...ハレの日、マツリ。
kazusa08
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あなたの後ろ影が 私に噛み付いたの
閉じられた瞳に 何が映るというの
どんなに見つめても あなたは呼びかけない
望まれた答えは 誰も求めないもの
ブリザードをやめて
現実を味わうには子供過ぎたせいなの
*(虚ろが引きちぎる マイドリーム
削れた心が 瞳ごと沁みたの
ここだよと伝えられたら そ...ホログラムのよう【リアルロボットソング】
正好
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果てしのない この青空(そら)へ
今 飛ぼう 翼ひろげ
空がノート 虹はクレヨン
自由に描く 明日(あす)のわたしを
大きくなったら 何になりたい?
誰もが思う 未来の夢
空がノート 虹はクレヨン
自分が描く 明日(あす)の道へ
悲しくて 負けそうでも
わたし 信じて 行こう(サビ)...マシュマロの雲と夢の青空(そら)
gle
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恋するオンナは 少女(おとめ)
幾つになっても 少女(おとめ)
鼻毛が 風に揺れるのよ
ひとり帰り道 夕陽も揺れるわ
あの人 じっと見てるから
一目(ひとめ)惚れかしら? 期待させといて
マニキュア 剥がれ落ちるほど
何度も 鼻毛抜いてみる
しぶとく ひとつ残るけど
やめたわ こぼれ落ちるから 涙...*Untitled #3
あわ
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紡いだガラスの音色
響いた先に君が待つ
遠ざかる思い出の色は
薄汚れやがて消えていく
触れかけた静寂の間合い
距離を詰めて 歌声を放つ
この声が空に響きますように
風を震わせて叫んだ
鏡に映る先の未来へ
届いてこの歌 オトツナギ...オトツナギ
rz
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「雨は涙」の改詞案です。(あんと)
どんよりむし暑い 空気をまとい
空の狭い街の中 ひとり歩けば
曲がり角にそっとたたずむ 紫が
俯いた視線を つかまえた
隠されるのが 好きじゃなくて
カサを捨てた はずなのに
色のない世界で 時を止めたのは
動く事の無い 貴方のカサ
心のページを そっと...【ProjectFS】『雨は涙』 改詞 第1案
FAR-07
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【 みにまむおしゃれ 】
※
A:毎日会う人は
少し年上のイケメン
何が楽しいんだろう
会うたび笑顔なの
B:やがて
「おはよう」とか「おかえり」とか
声もイケてることに気づいた
S:ヤバイ...※【 みにまむおしゃれ 】
cocotuki
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むかしむかしあるところに
悪逆非道の王国の
頂点に君臨するは
齢十四の王女様
絢爛豪華な調度品
顔のよく似た召使
愛馬の名前はジョセフィーヌ
全てが全て彼女のもの
お金が足りなくなったなら
愚民どもから搾りとれ...悪ノ娘
mothy_悪ノP
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あまい声鳴らすきみに教えてあげよう
僕あってのきみです
僕に支えられてこそのきみです
そこのところよく覚えといてほしい
昨日の朝きみを起こしたのも
今日の昼きみの音に声重ねたのも
明日の夜きみの髪を拭くだろう人も
たぶん僕だからね
きみは前ばかり見てるから
足元は僕が気をつけよう...シュガー嬢なら微笑んでくれる
ミノウラ
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「付き合って...下さい!!」と言えたら楽なのに
禁断じゃないけど進まない関係
ありふれた恋ほど じれったいものはないね
ドラマなんかそのデフォルメね
おまじないやジンクスを
アレコレ 試したけど
やっぱり 直接言うしかないの?
顔が真っ赤になってゆくわ
言いたい言葉が ホラ
何かに通せんぼされてい...シュウカイドウ
Knuckle Key
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目から落ちた涙をぼんやり見てた
床にしみをつくって もう触っても濡れない
昨日君を這い蹲せて お馬ごっこをしたけれど
その時と今はとても似ています
空から少女が落ちてくる 神様の御使いのふりをして
僕に不幸を運びにきたんでしょ?喜んで受け入れるよ
ああこれで一人じゃないよ
君が出て行った玄関に立って...胸を貫いたのはひとつの鉛玉
エラ
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名前なんていらないよ 君が呼んでくれないなら
名前なんていらないよ 君が答えてくれないなら
鈴のように鳥のように雨のように水のように海のように草のように魚のようにお湯のように手のように火のように宝石のようにかぼちゃのように
そんなふうにはなりたくない そんなふうにはなりたくないよ
いつか崩れてしまう...花
エラ
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さぁ今日は いいお天気(5・6)
キミといっしょに お出かけよ(6・5)
ほら頬をなでる そよ風が(8・5)
私のココロに 吹き抜けるわ(8・6)
いつも そばにいてくれる(3・8)
そんな優しい アナタが好きよ(7・7)
晴れた空には 私のココロ(7・7)
照らしてくれる まぶしい太陽(7・8)
...Happy Style♪
gle
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ジャムを煮る ジャムを煮る
味見がてらに つまみぐい
ジャムを煮る ジャムを煮る
完成思って 数時間
ちょっと甘すぎないカナ
まだまだ煮詰め足りないカナ
レモン足したら いいかしら?
見つめて 悩んで お鍋のなか
ジャムを煮る ジャムを煮る
わたしの好きな イチゴジャム...昼下がりのジャム
Taken・クマー
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A 胸にそっと秘めた熱い情熱の花
ほどけたまま結べない靴紐
忘れ切れぬ思い抱いた君の横顔
もどかしさにため息こぼす
B どうしたらあの笑顔
取り戻せるのか教えてよ
昔見たあの夢を
君ならば掴めると信じてた
C 甦る夢が今 赤く燃える炎の中から
羽ばたいて舞い上がれ 風を抱...パッションフラワー
薪原あすみ(asmP)
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【 花曇の午後 】※
S:行かないで 行かないで
そんな僕の言葉 背ではじく
届かない 届かない
腕と声とが焦らせたんだ
A:花のように笑う君
僕は寄り添う葉のように
共に過ごした季節数え
幸せという言葉つぶやく
B:カクシテ花霞(はながすみ)...※【 花曇の午後 】
cocotuki
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【 ウサギとキツネ 】※
R:口から出る言葉は
いつも刺々しくて
小さな私の胸
ぐさぐさ突いてる
R:優しいところもあるし
憎めないの分かってるけど
「ニンジン食べられないの?」
別に馬鹿にしたわけじゃない
L:そんな目で見るなよ...※【 ウサギとキツネ 】
cocotuki
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砕け散った硝子の世界
破片に映るアナタの残像
背中の黒い翼を隠しながら生きてきたの
アナタの傍にいられるように
どうしたら寂しい夜を越えられるの?
どうしたら離れた距離を埋められるの?
全てを忘れることができるなら
アナタごと全て消し去ってしまおうか
なんて…
そんなことできるはずないけど...Glass world
ヒサ16