ガレットの投稿作品一覧
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この命に価値はあるのか
ずっと問い続けている
最初の一歩は一緒だった
同じ方向 同じ歩幅で
ゆっくりと歩き始めた
つまずき 転び 迷いながら
違う方向へ 道を選んだ
道の途中で知った
歩き続けていく勇気
立ち止まり 振り返る...Life
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この世で一番いらないものってなんだろ
私が私であるのにいらないものなんてない
でも、それは本当?
いらないものがないなら、なぜ人は悲しむの?
なぜ人は傷つけるの?
なぜ人は苦しむの?
なぜ、なぜ、なぜ?
ほんとに私がワタシであるためにいらないものはないの?
きっとココロがいらなかった
きっとキオクが...ガラクタ
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いつも私は追いかけるだけ。
私はあなたの背中を、横顔をずっと見ていた。
早く追いつきたくて背伸びしたり、大人ぶったことを言ってみたり。
そんな私をずっとやさしい顔で見ていたね。
たくさんけんかもした。
たくさん我儘で振り回した。
でもそれ以上に両手から零れ落ちるほどの幸せをもらったよ。
ねぇ、私は今...追いかける。
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一歩ずつ近づいてく あなたとの未来への時間
ずっと夢見ていたの あなたの手を取る
この日を・・・
初めて会ったとき 今でも思い出せる
少し年上のあなたはニガテな人だった
意地悪ばかりで 私も負けたくなくて
意地を張ってばかりだった
でもあなたの優しさ 知って
近づいていったの 少しずつ二人の距離は
...二人の約束
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森の小道 急ぎ足で家路を辿る
赤いずきんの女の子2人
魔女のおばあさんが手招きする
一緒にお茶でもいかがかしら
お菓子の家の影 隠れたオオカミさん
ニヤリ笑い浮かべ 罠にかかるのを待っている
茨囲む石の塔 花にうもれたガラスの棺
7人のこびとさん 手を引き夜の森走る
振り返らず 帰るんだ
夜の森は ...Endless Fairy Tail
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追いかけた人 夕暮れ
人波さらわれ 消えてた
見つけても 逃げてく
終わりのないゲーム続けてる
また遊ぼうなんて 冗談みたいな口約束
指切りした日から ずっとスタートの合図<コール>待ってた
追いかける私と逃げ去るキミのパワーゲームは止まらない
入れ替わり 役代わり続くゲーム
立ち止まることはできな...メビウスゲーム
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あなたに好きといった時間
どれだけあったかな
さよならだけが人生なんていうけど
こんな終わりが来るなんて
「今日時間ある?」
「じゃあ、どこか行こうか」
休みの日 笑顔で切り出したあなた
仕事であったこといっぱい話したよね
趣味は違うけど
けんかもいっぱいしたけど...大好き
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揺れる窓の向こう側 見えた優しい風景
何度この道を通ったのか もう思い出せないよ
どこまでも広がっていく 夕焼け
ずっと探してた色 においも温度も
こんなにも暖かい気持ちをくれた
空にきらり光る一番星
そっと「ただいま」とつぶやいた
久しぶりの町 ゆっくり時間が流れてる
変化をさがして 優しい世界か...ゆうやけ
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空っぽの僕の中身<こころ>
世界は白黒<モノクロ>
耳には雑音<ノイズ>が満たしてた
視界に映り込んだイルミネーション
横を通り過ぎる人の笑い声
ショウウィンドウのディスプレイ
見えない 聞こえない
届かない 響かない
それが僕の世界<まいにち>
隣を歩く人は誰?...白黒世界
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この思いが空の星をたどってあなたに届く
私はただそれだけを遠い空の下祈り続ける
届けたい言の葉を歌にのせて
何気ない日常
笑いあう時間
暖かな木漏れ日が
春の足音を連れてきていた
長く寒い冬
雪に閉ざされた白銀の世界
ようやく終わりが見えていたのに…...星に託す願い
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ふわふわり
ふわりふわふわ
宙彷徨う視線
この先にいるのはキミ
熱に浮かされて
どんどんキミにはまっていく
最初はただの風邪
眩暈に熱っぽい身体
微熱に浮かされた思考
正常に何もかも考えられない...風邪ひき
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「君が好き」なんて口に出したら雪のようにすぐに消えるフレーズ
それでも、口にするたび想いがあふれそうになったよ
今までどうして気がつかなかったの?
どうしてあの時気が付かなかったの?
静かに降り積もってた想い
それが何か気が付かないフリをしてたの
それでも…一言口にしていたら何かが変わってたのかな?...時間をもどして
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どうして君は哀しい詩ばかり紡ぐのだろう
痛々しい限りの心の声
折れた片翼さえ
空の蒼を厭っては
その白を汚していく
だから歌うんだ
君の代わりに
なんておこがましいのかな
それでも君の代わりに明るい詩を紡ぐよ
君が思うより世界はずっと優しいから...哀詩
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沈む太陽
冷たく照らす月の下
崩れ落ちた廃墟
白黒の世界の中で
嘆きの詩を紡ぎましょう
壊された日常に
悲しみと絶望の詩を送りましょう
冷たい夜と白銀の輝きの月
見下ろす舞台の上で
昇る太陽...いのりうた
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昼時の柔らかな日差し
君と二人 大きな木の下
今日は何しようか? どこに行こうか?
なんて二人 手をつないで
話していたよ
だって 二人なら怖いものなしでしょう?
くすくす笑って
おでことおでこ寄せ合った
大きな木の下
揺れる木漏れ日は穏やかで...ぎゅっと握って