タグ「「詩集」」のついた投稿作品一覧(44)
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『独り、私が望む夢』
「今日も疲れたなぁ」なんて
同じような毎日、同じ部屋
私は一人、ぼっち
一人で生きる私は
誰も家にいないから
誰にも甘えることができなくて
父も母も この蒼の星から
遥けき久遠の彼方へと逝ってしまった
けれど私は与えられた...『独り、私が望む夢』
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『妄想の凶弾』
非現実、空想をあるように語り続け 都合のいい空虚な嘘を偽りの言葉で塗り固め
放たれた凶弾に今日も私は射抜かれる
戦うこともできなかった 抗うこともできなかった
毎日違う弾が今日も私の心臓射抜く
戦いすら諦め 寝て起き射ぬかれ眠る毎日
それが義務で当然あるかの如く私は今日も生贄
戦う力...『妄想の凶弾』
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『恋い慕い』
逢いたい痛い願いたい
この恋願いは現実にしたい
夢を見ることさえ罪になる世の中で
許しを請うように廻り逢った二人
一緒にいたいと恋い慕い
願いは共に朽ちること
心焦がれて熱情盛り
募る思いは閉ざされた氷融かす
逢いたい期待淡い...『恋い慕い』
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『昼の寡黙、夜の感情』
昼下がり
ご飯食べてちょっとうとうと
思考は君の向こうへ向かう
沈黙の中の思考は 抑圧されて
歪められて 不埒な妄想になる
不意の雨にも気付かずに
思考はやがて 心のあるがままを
写し出す
夜中の午前の感情 忘れぬために...『昼の寡黙、夜の感情』
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『烙縁』
あの日見つめた
時の模様
繰り返すことだけが
運命だと
戻らない日々を
抱き寄せて
還らない華に
涙こぼす
いつの間にか...『烙縁』
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『EVERY SHINE FOR YOU』
宵闇の影
薄明るく照らす月影に遮られ あなたの顔は見えない
見えない顔から紡がれる暖かい言葉は
何処か悲しげに聞こえるのはその所為?
優しく悲しい声であなたは私を呼ぶけれど
私は竦んで動けない
優しさに縋りたくて止められないのに
あなたの顔が見えなくて
ど...『EVERY SHINE FOR YOU』
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『Screamer』
世界は今 悲しみと憎しみが
重なって渦巻く crazy
涙を流しすぎて
人が 人の心忘れて
大体 イジメが年齢問わず
ここまで幅効かすなんて
誰かと誰か
全ての希望は満たせない
僕の自由を満たす度...『Screamer』
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『亡ぶのは欲、亡くすのは生』
今日も私を貫く叫び声 平穏を望んでも得られずに
差しのべられた救いの手を握り締めても 救いの手ごと断ち切られ
私は何もできない どうしようもできない
誰にも救われずに安らぐ場所を奪われ 私は既に亡くしていた
心と身体を消えない傷痕に引き裂かれて 壊れてしまった
一番近し...『亡ぶのは欲、亡くすのは生』
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『リライト』
生きていくことに意味を見いだせず
日々目に映るものを唯移すだけで目を逸らして
戦うとかそんなこと以前
生きて存在すること それすらも苦痛で
誰かに救いを求めても
結局それは自己満足で
自分の望んだ結論以外聞きたくなくて
生きていることすら重苦しくて
意味を見いだせないなら、いっそリライ...『リライト』
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『I hope a normal ,but be not normal』
隔離された世界の中で 酷く寒さに震えていた 一人で投げ出された世界が怖いわけじゃない
怖いのは 世界に息づく普通と普通、壊れた心と体では決して望めないもの
普通になれないと生きていけないからと 欠けた体で普通を演じていた
普通...『I hope a normal ,but be not normal』
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『守りたいもの、還るべき場所』
他人を傷つけることに
酷く 慣れすぎていて
欺き 陥れることが
生きる術だと
信じてた
子どもの頃
夢見たヒーローが
消えていくなんて
思ってもみなかった...守るべきもの、還るべき場所
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『夜に叫び許しを乞い』
錆びれたドアを無口で蹴り飛ばした
天国か地獄かわからないその場所
無断で立ち入った
愛する気持ちという偽善の元
僕は誰を傷つけ落としてきたんだろう
交わることで変わる未来の結末の
責任の取り方なんて わからない振りして逃げてきて
...夜に叫び許しを請い
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『消失願望』
解けてしまわない氷のような毎日に
絶望という感情を感じることさえできなくて
生きている意味とか価値とか、言葉すらもうわからない
何もかももう何もわからない
感じることができなくて
行動するのができなくて
気持ち悪いはずなのに吐き気がしない
助けてと思っていたはずなのに
助けてくれないと...消失願望
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『Another Heavenly Day’s』
逸れて一人
孤独に歌を紡いでいたら
いつの間にか私はたくさんの人に囲まれていた
でも
私は信じる気持ちがないから
また孤独になると思ってた
価値があるから利用される、利用されるから価値がある
使われないものに価値はない
だから私は私に価値がないことを...another hevenly days
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『箱庭』
差分殆どなく
繰り返される日常
単純で静謐な
知りすぎた世界
毎日反復し
繰り返すだけの日常が
世界のすべてだと思っていた
当然突然瓦解し
終わりを告げる「作られた日常」...箱庭
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『嘘、嫌い』
楽しい祭りは華やかな光の陰に射す影は忍び寄る
誰かを求めて信じてもあなたは唯微笑むだけで
ただずむ優雅さが逆に不安にする
そうしてこんなに高鳴るのか
その理由がわからないよ
平穏な毎日を乱す心のざわめき
私は愛を知った
ただ 信じて裏切られることがそれより強かった
あなたは何も言わない...嘘、嫌い
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『桜嵐』
強い風が視界を遮り
見えたのは散る桜
美しく悲しい 儚い世界
無機質のビル群が淑女を装い
渦巻く桜 舞い上がる桜
綺麗 だけど切なくて
散る間際の言葉 ...桜嵐
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『朧』
美しく咲いた華は やがて散る…
夢幻の彼方 行く先遥か
遠くへと近づけない微かな雪
足音遠く 心響く
終末が近づく足音
人は皆綺麗に咲き 儚く美しく散るのでしょう
...『朧』
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夏の終わりに吹いた
冷たい風が 舞い上がり
全ての生まれ出づる 命の灯を 消してしまいそうで
秋の風が吹いたと思ったら
もう 冬に閉ざされ
止むことのない 白い世界で
諦めの溜息だけが 零れたね
多分どこかで分かってた
もう 終わってしまうと
雪が融け 荒れ果てた大地に...桜咲く、季節に
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『断失スパイラル』
思いやりが重くなって 重なり落ちていくのが嫌で 半身と定めた絆に無価値を感じて断ち切った
喪った重さはかつてないほど大きく、重く 断ち切ったことを今でも後悔してる
続けるのも終わらせるのもとても辛く、悲しく 二人ともに落ちることはさらに辛く、悲しく
喪った重さは深い傷になっている...断失スパイラル
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『あなたの夢』
あなたの夢思うたびに嬉しいけど切なくなる
声を聞いて暖かな温もりに包まれても
声が聞こえなくなったら冷たい森の中
柔らかな温もりに包まれていてもあなたの音が途切れたら
どうして僕はこんなに涙が止まらないの?
遠い距離が嫌になってくるよ あなたに逢いたいよ
あなたの涙も僕の悲しみも重ね...あなたの夢
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『CLOSE My…』
今終わらせよう、この悲しみを…!
閉ざされた氷の闇の中、凍えることに慣れて感覚は麻痺して
『痛い』と思うことも『辛い』ということも感じない
過酷な日常になっていたから 悲劇は毎日
終わることも終わらせることもないしできないと信じていた
暖かい世界があったとしてもいつか閉ざされ...CLOSE My…
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『EVERY SHINE FOR YOU』
宵闇の影
薄明るく照らす月影に遮られ あなたの顔は見えない
見えない顔から紡がれる暖かい言葉は
何処か悲しげに聞こえるのはその所為?
優しく悲しい声であなたは私を呼ぶけれど
私は竦んで動けない
優しさに縋りたくて止められないのに
あなたの顔が見えなくて
ど...every shine for you
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『団塊自重しろ』
スーパーの駐車場 後から来た右折車
警備員の制止を振り切り横入り
病院の待合 会話の騒音
先に診察しないと病院潰すと脅迫
ATM待ち 友達ぐるみで一時間占領
一台しかATMない過疎ATMなのに
電車の中 ゆとり叱りながら明らかに
三人分の座席一人で占領
ねぇ、お前ら一体何なの?...団塊自重しろ
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『光』
空を仰いだら蒼が眩しくて 綺麗すぎる景色に目を伏せる
遥か遠い彼方で君が笑っていてそうで 僕も安らいで
君が眩い光になって 僕の暗闇を照らして導いて
君が光になれば僕も光になれるのかな
君は僕と同じように 僕を光と思ってくれると嬉しいな
あの遥か高い太陽が 君の笑顔に思えて
君が笑っているそ...光~lover's ver
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『顔見て言って?』
今日も実しやかに囁かれる
私に対する謂れのない誹謗中傷
私の知らないところで私は笑われる
私の生き方、生活サイクル、日常行動全て
ネタにされ叩かれ弄ばれる
思考停止した
人間を棄てた
愚か者たちは私の顔を見ず
誰かを護る何とか擁護法とか...顔見て言って?
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私を先へ誘う
迷いなきreason
夢路の果て
機械の少年は
愛しさを映す
百花繚乱、黒小町
心出づる友垣
鏡に映る、私のシリアルナンバー
狭間を踏みにじる
剛毅の辻に...イツモノバショ
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狂って壊して綾めたいほど
アナタヲアイシテイイデスカ?
好きです好きです大好きなんです
だから、ワタシダケヲミテ、ねぇ?
出逢ったことが偶然必然完璧定理
運命的な出会いでした
身体を射抜く雷撃電撃衝撃感激
あなたをお慕いしています
あなたのその綺麗な眼差しは
私だけを捕えていてくだ...ヤンデレラ
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『First Love』
運命は気まぐれに
君と僕とを結びつけた
広がる雪空の下
シルバーのフルートと
しゃがれたハスキーボイスが
奏でるメロディが
二人の軌跡になって
曇り空駆けるよ
不意に重なった...first love
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『黒い衝動』
ただ 目に映るもの全てが無意味に思えて
存在などに価値を見出せなくて
許されるなら
この手で総て壊してしまいたいと
どれだけ願っただろう?
ただ
肌に感じる総てが
全て
嘘偽りのように思えて ...黒い衝動
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