ブックマークした作品

窓を叩く雨音が激しさ増していく
私の頭の中　浸水始まる
君からの着信　すぐにわかる　ランプで
違う色は取りたくなくなるくらいだし
「泣きたくなったら掛けておいで」なんて
So 君は優しすぎるから嫌いなのよ
私が頼れないこと　君は知ってるくせに
CALLボタン押せずに　雨は強くなるの
VOICE　私の...

A
歪む月　沈む星　何もかもがそう、目障り
　君が綺麗だと言ったものすべて
壊して　砕いて　あとかたすら失くしても
　目蓋の奥でまた　浮かび上がってくる
A’
一体　どうしたら　忘れ去ることできるだろう？
　君を記憶から削って剥がしたい
痛みや　苦しみ　そんな言葉じゃ足りない
　すべてがφ（ふぁい）...

長く細い道　駆け抜けては　彷徨う夜
君の残像が　揺れながら　舞い踊る
遥か灯る火が　映し出す　道標に　　
失くした未来を　透かしては　焦がれてる
何度つまづき　投げ出して　あきらめた？
手を離したあの痛みでさえも忘れて
幾度繰り返すの？　同じ過ちの罪を
心を騙しても　傷痕は隠せない
　
流されて着く...

夢を追い続けてもう幾年過ぎただろう　かつて君と描いた夢に縋っては
未だ道を紡げない僕の物語　君すらも僕から遠ざかってしまった
此処が最果てでないと知っていても　当てもない旅路に終止符を打ちたいよ
嘘と偽善に塗れたこの世界は狂ってる　こんな世界で生き続けるのは苦しい
泡沫に沈んだ夢希望の欠片が　境界の...

【PoisonBlue】
※ミクとルカのデュエットです。
Ａ－１（ルカ）
　もうすべてが嫌になってしまいそうになるわ
　どうしてあなたは何もしてくれないの？
　すべてが嫌になったのがあなたの方なら
　私はあなたを抱きしめてあげるのに
Ａ－２（ミク）
　何もイラナイと咽び泣くアナタの
　空ろな心を愛で...

[S]
何度叫べば逢えるでしょうか
何度泣けば逢えるでしょうか
今はもうない温もり求め
雪の降る道　跡を辿る
[A]
しとしと静かな宵の中
あなた突然言い出すの
嫌いになったわけじゃない
炎が冷めてしまったの...

【応募用】　仮面舞踏会 masquerade
1番
眠ることを忘れ
澱んで歪む夜明け前に
全てを漆黒に染める
《泣いてしまわぬように…》
星が巡り沈む
夜の淵　光は届かず
闇刻館と名を馳せ
忘れられた墓所...

宵闇に　滲む月の形[なり]
大禍刻を　待ち侘びて
快楽[けらく]の音色　掻き鳴らし
化生の群れが　躍り出る
鳴き止まぬ　犬を揶揄[からか]い
漫[そぞ]ろ大路を　練り歩く
拱[こまね]く猫に誘[いざな]われ
掲ぐ提灯　火が揺らぐ
囃す合いの手と　お座成りの掛け声
外した手拍子　踏み鳴らす地団駄...

廃れた空の果て　灯火添えて
紅く染まるまで　楓散るに想ひ(い)て
傀儡に宿る頃　鬼灯(ほおずき)の痣
隠すみ霊(たま)から　心奪い去るのでしょ(う)
輝いた華が咲いて　散り際に啼きました
戦場の中に　一厘だけ
咲き誇る君は　誰なのか？
其の名はマリア　甘く囁く
はじまる前に　終わりを迎えた夜を
希(...

今日もまた散りゆく
民は信じるものを護りぬくために刃手に取る
背に隠した教会
そこに咲いたグラジオラスは戦えぬ彼女の心で
血は流れ死が迫る消えかけの命の火に
涙を流して傷を癒す
名も無き彼女の温もりに
民は彼女をマリア、と呼んだ
荒らされる花　護るは誰だ？
グラジオラスの剣を心に宿した民が...

[一番]
深い闇の底に　堕ちても尚消えることはデキナイ宿命
戦い続けるコト　マリアの存在理由は自身の身体を縛る「呪」（ノロイ）
さぁ舞い踊れマリアよ　この生命（イノチ）尽きるまで
抜け出せない運命（サダメ）は連鎖し　幾年も廻り（マワリ）続けるの
ただ「マリア」が「マリア」で在る為
孤独なマリア　終焉...

１番
＜Ａ１＞
早くとってよ、手を
空を漂う無愛想が行き場なく
掴む手もなく
＜Ａ２＞
長い髪ふわり、舞い
憧憬　過ぎた月日　幼い私が
風に滲んでく
＜Ｂ＞...

Ａ１
どこか遠い処
私の知らない処で
貴方は散っていくのですか
Ａ２
貴方は何の為に
私は何の為に出逢ったの？
運命を信じますか？
Ｂ
笑いあったあの日々を...

滅びた国の跡
残し　旅立つ者の棲み処　その未来　先は何処へ
ただ　見つめるだけの
この瞳　閉じたら　変わるものがある　なんて信じる愚かさ
空　夢破る静寂
地の果てに　揺れる雲
零れ零れ零した雨粒
きらきら舞い散る　赤色は
夕焼け染めた　真っ赤な　戦場
振り返らずに...

　あなたの後ろ姿だけを
　焼き付けて　忘れないよう
　星灯りが降るような
　声さえ　届かないから
　あなたの残した香りだけ
　私は　抱きしめて眠る
　まるで夢だったような
　二度として　逢えないから
　記憶だけは何度も巡ってゆくのに　わたしは
　ずっと動けないまま　ここにいるから...

滑り落ちた吐息は白く　憂いを帯びた横顔に
朽ちた指先が惑う　靄(もや)を振り払いながら
蒼い水晶(クリスタル)の輝き　脳裏に焼きついた記憶
果てた約束は何処へ　ひび割れた像みたいに
過去を思えばそれもふわり香りを漂わす
懐かしいと感じた鏡の破片
憎らしいと思った誰かの希み
舞(おど)る人形は何を思う...

どこも行く場所なんかなくて
あてもなく彷徨い歩き
真冬の見知らぬ街の
アクアリウム迷い込んだ
空気のもれる音がしてる
どこか遠く　聴こえてくる
悲鳴のように軋んだ
足元　氷みたいに
冷たい硝子に手を当てて
ゆらり　揺れる水面...

歌詞(パート別)
Ａ
(Ｍ)
身体に染み付いて消えない
あなたの笑顔と温もり
まだ身体を蝕んで
私を闇に落とすの
(Ｒ)
心に染み付いて消えない
あなたの優しさ、イジワル...

Ａ
初めて出会った日（を）今でも
忘れず（に）覚えているわ
本　片手に上の空
首をかしげ君を待つ
時間が過ぎるほど惹かれて
離れられなくなっていた
何も持たない私が
君に出会えたこの奇跡
Ｂ...

Ａ
雲の隙間をやや現れ　　　　
思い出を喰い殺すのと　　　　
濡れた葉の色を紡ぎ　出す　
白く交叉　指が　　　　　　　　
夢の帳にはれ驚く　　　　　　
躊躇う重さに幾許と　　　　
あらましを語り　詠う　　　
謎染めに　隠す　嘘を　　　　
Ｂ...

A
淀まぬ川のようなあなたの
澄んだ瞳にとらわれました
春咲く花のようなあなたの
柔い笑顔に胸ときめかす
B
触れてしまった　紡がれぬ夢に
想い焦がせば　雫が伝う
白雪の絹　ただ重ね合い
暁　拒むの　「醒めないで」と...

寄せては帰す小波（さざなみ）の
砂地に書いた文字たちを
乗せて運ぶの遠くまで
私の想いも浚って
貴方と培った思い出も
貴方が囁いたあの言葉も
私の心に満ち溢れ
今でも涙が止まらない
どうして貴方、離れたの？
どうしたら上手く伝わるの？...

“祈り給え
　自らの罪
　たとえその罪が
　赦されずとも”
今宵もまた
彷徨っている
逃げ出すの
あの声から
いつも 響いている
「私って、誰ですか？」...

足元に咲いた真珠の花は
あなたがいつかに流した心
凪いだ湖畔　セピア色の景色に埋もれ
綻ぶのは　あえかに揺れる命
南風　温い記憶運ばれてくる
逆さまに巻き戻るフィルムのような追憶
何度でも繰り返す　青すぎた過去
「泣かないでください」と呟いたのは
在りし日の自分で　今は誰も居ない
巡り巡る時の中で...