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【1】
忍ぶ声　彼は誰
迎え来む　月夜へ
頰染めし　彼の月草
仄見る　月影
【2】
咲き遊ぶ　夜一夜
乱れ初む　誰故
酔いたる　手の弄り
なほ長くもがな...

いざ、八八
桜に幕は 花吹雪
君を拐って
まるで逃避行
初音を
追って
美吉野へ
中、臨んで
柳に筆の 雨霰
傘を回して...

悠々　広がる
黄金の江に浮かぶ
鋭い舳先に
己の旗を掲げて
打ち払え雲を　その先へ
未来を信じて
漕ぎ出せ　いざ行かん
恐れを捨てて
目前に　敵なし
明けの走舸...

麗しの君よ　この身を捧ぐ
紅に染む　爪先を見やれ
月も恥じらう
夜更けは静か
恋は微睡み
束の間の夢の中
君の腕に抱かれ
綻んだ鳳仙花
君を想えば　舞い上がる心
甘い蜜を食む　乙女の吐息...

微睡みの間（あわい）に
愛し君の影を見る
覚めれば淡い雪
春待ちの枝に揺れて
「新たな花の
　咲く頃は
　何れこの恋も
　消え行く」と
告げた声が
密やかに絡めた指が...

1Ａ
彼方から密か
貴方手招く
囃子の音に似た
鼓の音、狐の音よ
1Ｂ
黒白の面(おもて)
素顔隠し
集い来(きた)るのは人か否か
弓張りの月が昇れば...

朧月夜に咲き誇るは　薄紅の花
月の光に照らし出され　淡くほころぶ
今宵はそう　一人手酌（てじゃく）で　過ぎし日々を偲（しの）ぼうか
懐かしくも　思い浮かぶ　そなたの横顔
かざす盃（さかずき）に映り込む　薄紅の花
ひらりひらりと音もたてず　風に舞い散る
今宵はそう　そなたの好む　舞を一指（ひとさ）し舞...

隣の山ひとつ越え
もうひとつ山越えて
はるばる遠いとこから
めんこい嫁御が来た
めでたや　めでたや
今宵は宴じゃ
響くは高砂（たかさご）
厳かに
強く鯱張（しゃちば）る花婿と
頬（ほお）染める花嫁さんの...

◆１Ａ
ひらりきらきら　桃花舞う
美空は高く澄み渡り
ひらりゆらゆら　若草揺れ
時は来たれり　春の唄
◆１Ｂ
真白な輝が溶け消えて
静かな眠りが醒める頃
◆１Ｃ
花鳥揺らぎて　風光れば...

☆１Ａ
杏の香り花開く
愛し恋しと春唄う
右手左手すれ違い
想イ思ワレ振リ振ラレ
☆１Ｂ
乙女のカケヒキ
小さくうなずき
☆１Ｃ
知らず知らずに　瞼閉じたら...

☆1A
山茶花（さざんか）咲く頃に9
君と逢い5
微（かす）かな胸の音（おと）9
気付いたの5
1B
解（ほど）けた花弁（はなびら）に9
「スキ」「キライ」唱（とな）え8
1A'
ひたむきに伸ばした9...

☆１Ａ
とある昔のこと
生まれ堕ちた二重
射干玉の姫君
暁の媛君
☆１Ｂ
蕾淡く咲き
選り抜く運命に
瓜二つの華
水さえ違わず...

☆1A
鈴の音響く 鬼灯と
色無き風が 舞い踊る
くるりくるりと 秋扇
漫ろなりとも 恋唄ふ
☆1B
十六夜明かす 弓張月
募れど叶わぬ 鳳仙花
簪 紅にて 薫り立ち
花に交じりて候...

☆1A
霞麗らか7
此世花と散る8
絶えず紡げど7
いとをかしからん8
☆1Ｂb
せめて逢瀬を願えども12
相入れぬ蝶 風に立ち12
☆1Ｓ
行方知れず遥か9...

はるにほいさくゆめ
ながるくもにや
とりのうたおい
びいどろをならして
こもれびのした
ひすいのはずれ
ほのかにかおりたつ
ひびたどればうかぶあなたのかげに
しのぶれどさざめき
このこころゆらすおもいひとしずく...

青空漂い浮く雲
小鳥は優しく歌って
吹き抜ける風
花を揺らす日に
水面をすべり
草船は進む
帆を上げて
いつしか移ろいゆく色
あの日は遠くに過ぎ去り
吹き抜ける風...

からすのこえ
宵つげの鐘の音
光朽ちて誰そ彼れ
影笑う
帰らぬ子どもは
とりて食ろおか
悪さをする子は
こちらへおいでおいでおいでよ
鳥居の下
禍つ神集う声...

【A1-1】
さささきませ
あけひのはなよ
このしろがねに
ちちちりませ
あまたのゆめよ
みつめるさきに
【A1-2】
さささかれよ
ぐれんのほのお...

【1A】
おひさまぴかぴか
すずしいかぜふいた
おはようさあさあ
おせんたくしようよ
【1S】
ねえわらってるきみは
わたしのおひさま
かがやいてて
だいすき...

朧月夜に
露光る
白き花に盃を
心泡沫
夢に酔う
想いの淡雪儚げに
深更過ぎてや
尚光る
紅き花に盃を
心燻燻...

【A1】
花の色はゆらりうつり
巡る季節ひとつふたつ
【B1】
手まりをつきつき数ふる日々に
貴方の姿の幻影重ね
【A2】
萌える若葉ゆれてさわぎ
巡る季節ひとつふたつ
【B2】...

ちょいとお待ちよそこ行くお兄さん
丁々発止の私と運試し
きりりと決めなよ伊達男
さあさあ度胸を見せて
ちょいと振り出す賽の目籠の中
蝶の華咲く錦の姐御肌
驚きめさるな伊達男
さあさあ声高くいざ参ろうか
目を凝らし手の内を見透かしてみせてみな
ちょいと呼び込むこいこいひとめぐり...

天の照日の羽衣揺れて
黄金満ちたり中つの国に
遍く給いし御母の加護よ
たわわの実りはいついつまでも
未来へ繋げよそは百歳
夏の終わりの陽射しを曳いて
茜満ちたり稲穂の海に
遍く渡りし涼しき風よ
この地の宝をいついつまでも
未来へ繋げよ　そは千歳も...

1.
夏の終わりは 虫の鳴く声
鈴の音色が 　せつなく響く
秋気（しゅうき）感じる いつかきた丘
澄んだ涼風　 体を抜ける
かすか遠くに 広がる景色
建物ひとつ 変わらぬながめ
ムクゲがしぼむ この時間帯
みずかけ草の　紅色の花
揺れている　今宵の影　月の空...

泪のあと滲む夜に
魔法をかけて
ゆらりゆれる波間の月
探して
白い足では歩けやしない
夜の眩暈に溺れてしまう
please tell me
I can say
please tell me
行かないで...

優しい日差しに
微笑む風　揺らした花の色
春の夢に似て
夜には月の香
瞬く星　歌ったあの歌を
今も覚えてる
私の心はいつでも
この広い空を渡って
あなたのもとへと行くから
あの庭で会いましょう...

【1A】
夏の空　蝉の声
盛りてなおも　虚しく
残された空蝉は
儚き恋を　知りました
【1S】
戻りはせぬと
知りながら
優しい嘘を
つくあなた...

【A1】
さあさみんなで　輪になって
そーれ　踊ろよ　お祭りだ
夜に明るい　花咲いて
どーんと叩け　大大鼓　
【A2】
さあさみんなで　集まって
浮かれ歌え　お祭りだ
空に明るい　笑い声
ひゅるり鳴らせ　お囃子...

[1A]
可愛くないよ　好きが嫌いの
反対言葉
君が言うたび　ズキズキしてる
私の気持ち
[1S]
(Liar Boy)
Love is　Seesaw Game,
Hey hey, diddle 'n' diddle,
(Liar Boy)...