タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧(110)
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昔からある魔法の言葉
それを口にするだけで
ほら、不思議みたいなことが起きるんだ
どんなムチャなことだって
きみが言葉にするだけで
なんだか出来そうな気がするんだよ
我慢することも大事なことだけど
伝えることも大切なことなんだよ
泣いたりしたっていいじゃないか
子どもの頃のこと思い出す...痛いの痛いの飛んでいけ
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花火の輝きは一瞬で
消えてしまうけど
目に焼き付いて離れなくて
心がきゅっとなる
時間が止まってしまったみたいな
この時がなんだか好きで
だからだろういつまでもこうしていたいと思ってしまうのは
願いを叶える花火
そっと線香花火が消えてしまう前に
互いの火を重ね合わせて...線香花火
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広い広い海の中を一人で来たの
暗くて何も見えない
落ちていくのゆっくり沈んでいく
ここは、何処なの?
不確かなものばかり溢れてる
溜まって瓶に詰め込んで
あの海に流してしまおう
そうもう二度と戻って来ないように
涙流れた
星みたいに...流れ星
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大事なものって
なんだっけ
明日も明後日も
一つ一つ零れ落ちてく
流れていった
あの星のように
ふとした瞬間
もう手遅れと自覚する
どんなに手を伸ばしてみようと
つかむことさえできない...代償
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当たり前の日々を過ごして
君と離れてまた会ったり
これから先の僕らの未来を
誰も知ることはできない
大人になりたいなんて言ってみても
もう僕らは大人でしょ?
でもまだまだ未熟だよ
青くて、春のような、淡い気持ちを抱いている
今この瞬間
僕らは未完成...未完成
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君が起きるまでほんのちょっとだけ
このままでいよう
進む先の途中立ち止まっていた
疲れてしまった心癒して欲しくて
たまたますれ違った君はなぜだか振り返って
私の手を引いて歩き始めた
下ばかり向いていると見逃してしまうものがある
それはもったいないと君は言って
私を色んな場所に連れ出してくれた
目に映...ひと休みしよう
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例えばこの世が滅んじゃったら
この世界には何が残るの?
それでもまた繰り返す
小さな命は生まれる
ひと呼吸おいて静かな
街の中に一人佇んで
すれ違う人たちみんな
目を瞑って考えてた
知らない事が多すぎてついていけない今の世の中
わからない、わかっていくのか、ねぇ、知ってる?...世界征服
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息を吐くだけで
白く染まるため息
今の私の気持ちみたいに
消えていく
ねぇ、この世界を作った神様(あなた)は
今幸せなのですか?
教えて
あの時一緒に描いた夢を今でも覚えていますか?
私たちの生きる時間は儚く短い
だからこそ自分のできることを心に思っているの...神様
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ぼくはこの世界をしらない
(しることもできない)
記憶はあいまいで
(ぼく自身のことすらわからない)
覚えているのは
(この手のあたたかさだけだった)
それ以上何もない
(もっていなかった)
この世界はぼくをどうしたいのだろう
望みどおり動けばいいの...魔法使い
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計画だと朝
なんでもないふりして
渡そうと思ったのに
友達に呼ばれて
タイミング悪いなって
思ってた矢先
他の子が渡してるあれは
本命チョコなの?
気になって気になって授業集中できない
早く早く休み時間になんないかな...チョコレートの日
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ヒーローヒーロー
そろそろ出番だよ
準備はオッケー?
君を迎えにいくよ
現実の自分なんてこんなもんさ
見て見ぬ振りして何食わぬ顔
それでも上手くやっているんだよ
お得意の笑顔ごまかしているのさ
みんながみんなそうしているのに
君だけは違ったんだ...ヒーロー
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どうしてこう素直になれないかな
思ってもないことばかり
言葉と気持ちがぜんぜん違う
逆のことしか言えないの
裏の私と表の私どっちがすき?
なんていえないし聞きたくもないな
嫌い嫌い嫌いあなたなんて大嫌い
ほらね、素直になれない私嫌いだ
好きな人が出来たのなら
素直になって自分の気持ちを真っ直ぐに伝え...裏の私
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またこの季節がやってきて
キミと手を繋いで
最初に出会った日がもう遠い昔
ここからたくさんの人たちと
一つになっていくんだ
初めましてと久しぶり
みんなそれぞれ輝いてる
ほらね、キミと私を繋いだら
一つの星になる
この季節だけの特別なんだよ...星座
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朝目を開けて
ふと思う
あれは夢だったんだって
やっぱりそうだよな
なんて思いながら
夢の続きがみたくて
二度寝する
あぁまだ眠っていたい
眠っていたいのに
気づけばもう夢はおわっていて...眠り姫
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嫌われものの黒ネコ
横切るだけで縁起が悪い
そんな噂があって
私は人から嫌われる
私が一体何したっていうの?
そんな目で睨まれったって
水をかけられったって
言葉をぶつけられったって
へっちゃらだもんね
人間なんて嫌いだ...黒ネコ
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離れることなんてない
ずっと一緒だと思ってた
いつもそばにいると
なのに何故?
離れ離れになってしまうの?
自業自得ときっとみんないうけど
だからって一年に一度しか会えないなんて
私たちふたりの罪
雨のち晴れ
2人をつなぐふたつの赤い糸...七夕
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やっと一歩を踏み出した
空は今日も青だった
あの頃自分は
こんな風に思わなかった
太陽が眩しい
くらい僕を照らしている
あの頃の自分と
まるで違うみたいだ
不思議だね
あんなに踏み出せなかったはずなのに...本当のところ
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空を見上げて思った
この世界はくさっている
どうにかしたいと願っても
何もできない無力な僕の物語
傷ついてばかり傷つけてばかり変われない僕は
素直になれない逃げてばかりで泣き虫弱虫
誰かが手を差し伸べて「とって」
くれるわけなんてない
自分の力で立ち上がって
一歩を踏み出す...僕の物語
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あなただけを見つめてる
この瞳に映るのは
眩しいくらい輝いている光
直視できない
これから私が枯れるまで
毎日見続けられる
朝も昼もまたあなたが顔出す時も
上を向いている
ねぇ、その暖かい光がいつも私達を照らしてくれる
たとえ私を見ていないとしても...ひまわり
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曖昧な言葉なんていらないわ
そのままの君の声を聞かせて
「魔法にかけられたみたい」
と私は笑う
このままこうやって何気ない
瞬間を過ごしていたい
あぁ、月がキレイだ
もしこの世界から月が消えてしまうのならば
私はもうここにはいたくはない
それでもねぇどうか忘れないで...皆既日食