ブクマつながり
-
裂けた残酷な空気が
意識を食い破る
腹を空かせた野良犬のように
凄まじい勢いの時計
激突しそうな時間
番人はとっくに逃げ出して
囚人だけが監視しあう
Damonenkonig Goldbergwerk
Rotes Pferd Sieben Hugel
Damonenkonig Goldbergwe...Super Darkness
kiiichi
-
悲しい風が吹く朝
めくり忘れたカレンダー
誰のためでもない時間が
凄まじい勢いで
解決策なんて考えるのも飽きた
居心地が悪い
面倒なことから全部逃げ出してしまいたいよ
一人で
簡単なこと とても簡単なこと
でも私には出来ない...アナログ
kiiichi
-
セロハンのヘチマの花びらが
髪飾り 風に揺られて揺れてるよ
新しいスニーカーの素材は
大好きな 可愛い可愛いカンガルー
ボンタンのアロマテラピー
それだけで私は夢ゆめ心地
ああもうすぐ 宝塚が始まっちゃうよ
阪急に乗って 今すぐ行かなくちゃ
そばかすの可愛い女の子
誰よりも恋に対して生真面目で...そばかすの可愛い女の子
kiiichi
-
ぼろぼろの心 焼けただれて
雑菌が入って化膿してる
薬が欲しいけど この世のどこにあるのかな
最凶最悪の ファンタスマゴリア
死人がみんな蘇る
Luftspiegelung Tiefes Dunkelheit
Helles Lacheln Seliger Freude
この子が何を言ってるのか ...エンジェル・ヘイロウ
kiiichi
-
電車に揺られて 餃子食べたいな
歯医者すっぽかして 一人きりここにいるよ
世界はちっぽけな 揺りかごゆらゆらゆら
探し物を探して 迷子の子羊
喫茶店で冷コー飲む 動かないインベーダーゲーム
世界はちっぽけな 揺りかごゆらゆらゆら...Miktronica
kiiichi
-
悪魔の八百屋 綺麗なもんさ
あの子が言うに 安いらしいけど
NaNaNa...
夏の陽炎 めまいと頭痛
蝉の雄叫び 墓石並ぶ
NaNaNa...
蜜蜂の国のお姫様は
嫌われ者さ 嫌われ者なのさ
赤いレンガの 向こうに五十年
悲しいかな 時代は変わる...Paralyze
kiiichi
-
虹色の蛇が泳ぐ 蒼穹の天井
雨漏りしてるんだって 手抜き工事だから
欠陥だらけのこの世界 いらいらしてたまんないよ
ひっくり返してしまいたい ハナからやり直そう
私が一から作るなら 完全無欠にしてみせましょう
まずは一から言葉から 形を作って色を塗る
A B C D E F G いろはに...にじいろのへび
kiiichi
-
雨の音が耳をぬらす 心の中にこだまする
あの人も今同じ音を 聞いてるのかな
青い色彩の町の香り香って
緑色の言葉 何処に届くだろう?
いつもの道 タバコ屋と電気屋の間の路地
ボロボロのトタンの下 真っ黒けの猫が雨宿り
青い色彩の町の香り香って
緑色の言葉 何処に届くだろう?
汚れきっ...雨音色
kiiichi
-
縞模様の月が現れ 盗人が目を覚ます
自分を守れぬ小人が叫んでいた
「踏まないで!」と
ああ深い森の中で 極彩色の光舞う
病んだ心隠して 踊り狂う仮面舞踏会
(da da da...)
何もかもが偽りだらけ 翼を狩られた天使
涙ながらに呟く言葉 聞こえる
「……言いつけてやる」
耳を真赤に火照らせ 血...ワルツの魔に吹かれて
kiiichi
-
ポケットのナイフ
握る手が汗ばむ
全てを変える力が僕の中に
正しいことは
きっと暴力的で悲しい
母さん僕は一人でやれるよ
嫌いになんかならないでよ
酷い一言僕の胸を
惨たらしく貫く
理性が消し飛んでしまいそうな...Butterfly Knife
kiiichi
-
落っこちた小さな小さなリンゴ
育つ前なのに まだ早いよ
涙目で 朝を迎えて
誰も彼もみんな 消え去りそう
体が寒い 心も寒い
手足が凍る 四畳の砂漠
助けが欲しい みんなの助けが
みんなの元へ 行こうあそこへ
汗まみれのスパンコール 誰かが言う「変わったね」と
見たこともない人々同...氷結のディスコ
kiiichi
-
長い銅線で 遠い心
繋ぎ止めている 脆い形
汚さだけ見せないで
そこには理想的な姿
私なんてただのウソつき
そこにはいやしないんだから
安いポリエチレンの分厚い粗末なジャケットで
寒い胸の奥を不格好に暖めなくちゃ
勇気なんてとっくの昔々に置き忘れた
許してばかり貰おうなんて 感謝だって忘れてる...wired
kiiichi
-
斑な空想の種 芽吹いて静かに育つ
ぽかんと空いた穴は 古くさいカタコンベ
少数点の樹海に向かう
孤独な孤独なインターチェンジ
見えてた あの景色
もう一度 もう一度
遠くの町は何故か 綺麗で尊く見える
鉛色の大空を ムクドリが支配する
さもしい心の腐った詩人は
レトルトパックで涙を売る...ノスタルゴースト
kiiichi
-
炎に焼かれた町に二人きり
何もかも失ったけれど
母さんに貰った 銀の十字架
二人を守ってくれますように
天使と悪魔の二人の双子
愛されますように 愛されますように
とっくの昔に正義は死んださ
信じる者は裏切られる
僕は一人で生きていけるはずさ
腐った心で何が悪い...天使と悪魔の二人の双子
kiiichi
-
不意に見上げた夜空の星
昔々のたんざくを 思い出して
「叶わなかったな」なんて
ぽつりと呟いて
悲しかったのか 何なのか
何一つ 分からずじまい
醒めたら終わる夢
みたいなものかな 願い事なんて...たなばたセブン
kiiichi
-
夏のきらめきの中に埋もれて
ゆらゆら揺れてる電波塔
頭の中を真っ白に染める
うだるような熱 溶けてしまいそう
ああ そっと風が今にも
私の頬を撫で どこかへ駆けてく
何の意味も分からず 何の答えも出せず
忘れるばかりで からっぽのまんまで
いろんな事 思い出しては忘れ
無くしてく記...Miktronica II
kiiichi
-
1番目のケモノが 2番目を食べちゃった
3番目のケモノが 4番目を食べちゃった
5番目のケモノが 6番目を食べちゃった
7番目のケモノが 8番目を食べちゃった
9番目のケモノが 10番目を食べちゃった
まったきケモノが まとめて食べちゃった
うー うー うー
うー うー うー
だーれかなー わーる...まったきケモノ
kiiichi
-
優しい町の空気はただ 虹色にひっそり輝いて
包まれる心のアイコン 鼓動を忘れた心臓
一人ぼっちでいる間は世界は
私だけのものになる
頭の中の空白に描かれる
違う時間の物語
輝ける色彩が 鮮やかさを失って
分厚い雲のような 灰色に変わるまで
心を捕まえられて 心を捕まえられて
自由が失われて 日常に戻...Prism Town
kiiichi
-
水の波紋のように
体中を駆ける恋のディレイ
腋から滲む嫌な汗
林檎飴べとつく唇
お囃子が知らぬ間に
私の鼓動を捉えて響く
閉じこもった恋心 夏に煽られて
生まれて散っていく 誰にも気づかれず
気づかれず気づかれず あの人の横顔
眺めてたら花火が 夜空から消えた...8.24
kiiichi
-
忘れかけてた景色 枕元で思い出す微かに
夏の下町迷路 むせ返しそうな文化の匂い
ラララ
けばけばしい ハイビスカス咲いて
楽しそうに 子供たちが遊ぶ
全てがそこにあった
幸福も 命のきらめきも...電気羊の夢
kiiichi
-
神様と交信しちゃった
トモダチをもっと作りなさいって
ジャンヌみたい私って
でも嫌味ったらしいご神託
炸裂させてしまうわ アンチヒューマンバイブル
アフォリズム塗れの
ポワンポワンクロッキー
マジで見えるよ
定められ死 運命
嗚呼、ユマニテ……...潔癖K毒滅グリモア
kiiichi
-
微少女の微笑み 絶妙の微妙
矮小な自分に酔った 症状は重い
びしょ濡れの放課後 おーいお茶零した
微熱を帯びた 微妙な顔面
びびってたって ばれてた?
箱の中の庭の花 もくもく勝手に育ってく
忘れた恋 鮮やかに蘇ってく
でも相手はあの子
私じゃ敵わない、叶わない……
ららら るるる...微熱の微笑み、微少女は微かに微睡ーム
kiiichi
-
お腹の奥にずんずん響く
ベードラみたいなインパルス
やんなるぐらい乱暴な子供の遊び
頭がどうにかなっちゃいそう
品格なんて無い言葉
人格否定 っっっぱねぇ
お願いだから 優しくしてね
人としての扱い 求めるだけ虚しい
私を困らせて楽しい???
心が壊れる前に...メグリンQ
kiiichi
-
モノクロの海 石油の香り
ゼラチンの恋 あひるもどき
アルバムのしおりが 腐ってとけ始めた
カラスの餌にして 綺麗さっぱり忘れた
高架のドブの香り 思い出して
可哀想な人形 バラバラで直せない
気持ちの良い言葉 並べてみても
満足できないから 乱暴の翼広げ
真っ黒な空から いかずち落...[I Love You]
kiiichi
-
喉の奥から、焼け付くような、
やんなるくらいの、漠然とした、
気持ちが焦げてく、命がくすんで、
頭の中が、真っ白な遊覧船、みたい
フルチカゾン
kiiichi
-
私あの人のために泣くって
決めたの決めた決めたんだ決めたの
あの人の為に泣いて泣いて喉を潰すの
(泣)
涙がこぼれるお仕事
(泣)
私は泣くの泣くんだってば
邪魔しないで邪魔しないで邪魔すんな
あの人の死ぬのを邪魔をしないで
ごみくず...バンシー・ストライクス
kiiichi
-
七色の試験放送 頭がちかちかする
ブラインドの斜光は 私をたぶん呪っている
ぶっとい寝不足アイライン 全てがちかちかする
何とか打ち出すメール 「愛人でも良いんです」
らららら
私はシャイだけれど 今日を躊躇うのには飽きた
湿気るスナック菓子みたいな 人生に飽きた
ぶち壊しになればいいよ 犬死には...団地ガール
kiiichi
-
あなたの小指 アイスみたいに
溶けてたかる 百万の蟻
鏡が割れて 口惜しがるの
バカでゴメンと 口惜しがるの
らら ヤハにぃ私を抱いて
豚と狼の混血 やさしく見つめて
退屈だから 破滅したいの
一人きりで 破滅したいの
らら 腸拾い集めて
頭に突き刺さった 矢尻は初恋...アノノマス
kiiichi
-
?????
いつか夢で見たのよ
世界中が沈んで
私とあなたの二人きり
ぶっとんだ シチュエーション
?????
私だけを見つめる 私しか居ないもの
二人のどちらが悪人だったのか
アナタ分かる?
?????...Love Love Nightmare
kiiichi
-
明日の向こうがわの空が 紫色に変わる
町の灯がともる 蛍みたいに
水彩的にぼやけて 理性が失われて
ぽっかり浮かんだ 無意識の×印
キツネ目のあの子 好きな子はいないだなんて
悲しいほどに、その眩しい視線、完全に、バレバレだもの
知らないふりの 行く末がどこだか知らないけど
でもしばらくは 日常のま...キツネ目のあの子
kiiichi
-
さんかく
相愛の様ね
ふたりでいたいなって
いつも願っていた未来の様ね
私だけが居たいを満たしてた
ねぇ、私だけじゃなくても
そばにいてくれるならもういいからさ
ただ君に殺され続けることだけが与えられた用途
心に空いた穴を埋めるのは
隙間に落ちていたみたいな言葉...さんかく
appy
-
明日のことから目を背け はぐらかしてばかりいないで
きっと、あなたにしか描けない世界だってあるだろう
あとどれくらい残っているのか 時の砂は透き通るだけ
またいつか、なんて笑いながら
嘘にしては だめだよ
朝と夜をただ繰り返す日々
完璧な円環に似た幻想(マヤカシ)
いつしか僕らは欠け落ちてゆく
それ...アリア・フォース 【コラボしました】
5(ゐつ)
-
今宵、カラス石を忍ばせたら
声なきヘレブに耳を澄ます
今宵、カラス石を忍ばせたら
約束の丘の上 もう一度逢おう
幸福に寄り添うブランの夢に沈む
溶けてゆく朝靄 あまやかな藍の時雨
どんな色(光)でも 君をすり抜けてく
はるあめ降り注ぐ景色の中 密やかに笑んだ
今宵、カラス石を忍ばせたら
飛び立つヘレ...クローズ・クロー 【コラボしました!】
5(ゐつ)
-
昨日まで愛されてた つめたい電子のからだ
錆びれた真空管と コバルトブルーのひとみ
ゆれる、ゆれる 水平線
夕陽をのみこんだ
ふれる、ふれる 君のまぶた
朝焼けを待ってた
夜の岬でちかちか泣く灯台
だれかをさがしてる
この暗号は 君にしか解けない
君じゃなきゃ やだな...でんしのうみのつき 【コラボしました】
5(ゐつ)
-
いつからか大人になって 手の届くものだけ見てた
流れる時間の速さに ひとつずつ置き忘れてた
あの日 夏の約束が 胸の中よみがえる
帰り道 空 あの日と同じ星を見つけて
重ねた指先さえも 永遠に離れることなく
いつまでも どこまでも
行けると信じてたんだ
伸ばした手のひらの先 見上げた輝く星空の
あの...サジタリアス
Shake Sphere
-
作編曲:iroha(sasaki)
動画:なぎみそ。SYS
作詞:π
白い指から おちる雪は
さらさらさらり 流れてく
惹かれ焦がれし 野辺の緑
うつくし夢と つきなく
いつぞや 声を殺し
泣いた日に あでやかに咲く 白い華
鈴の音聞こえる この夜は ぐいと心に...はなゆりかご
π(ぱい)
-
『さあ踊りましょう 軽やかに華やかに
月明かりに舞う 黒揚羽(あげは)のように
さあ歌いましょう 清らかに高らかに
紡ぎ奏でるは 金糸雀(カナリア)のロンド』
創り出された 私の居場所は王宮
誰をも魅せる 象牙のオートマタ
満席の紳士淑女方 そこに
微笑みたたえ 貴方がいた
『さあ踊りましょう 艶や...金糸雀(カナリア)のロンド
優宵
-
その真っ赤な花を致死量の愛で貫けば
あなたは永遠にわたしのもの
愛情という名の毒薬を
どろどろに煮詰めて焦がす
神様が許した恋なんて反吐が出るわ
愛情という名の毒薬と
知りながら舌を這わせる
臆病なあなたが吐き出した
心だから…
たったの一滴でも口にしたなら最後...致死量の愛
三五かなで〔右往左往してた人〕
-
「雑貨&コミックフェア」の会場は、ますます、お客さんが増えてきた。
テトさんとコヨミ君がいるブースにも、先ほどからたくさん来場者が詰めかけている。
テト・ドールをはじめ、陳列している商品の説明で、2人とも大忙しだ。
ひとしきり、お客の流れがとだえたところで、テトさんはフーッと一息をついた。
「バイヤ...玩具屋カイくんの販売日誌(185) 楽しいナチュラルグッズ、スタート!
tamaonion
-
ライブハウス「マルクト」の楽屋前で。
楽屋にいるリンちゃん目当てにおしかけた、おっかけの少年たち。
その前に、廊下のイスに置かれた“はっちゅーね”の人形がある。
廊下の向こうから、霧雨さんが走ってきた。
「いっけない。これ、忘れちゃった。大変大変」
顔色を変えた調子でそう言うと、人形を抱きかかえて、...玩具屋カイくんの販売日誌(178) おっかけファン一掃作戦 (その2)
tamaonion
-
お店の売り場には、コスメや、美容関連のアイテムが、いろいろ並んでいる。
それを、レイムさんは目を丸くして眺めている。
「ワタシ、こういうの詳しくないんだわ~」
そうつぶやく彼女に、後ろを歩いているぱみゅちゃんは、諭す様に言った。
「そうそう。あんたはちょっと化粧っ気が無さすぎるからネ。少しは知っとい...玩具屋カイくんの販売日誌(179) レイムさんのオカルト理論 (その1)
tamaonion
-
「はーい。コーヒー、入りましたよ」
ルコ坊がカップに入ったコーヒーを、レン君たちに運んできた。
ちょっと不思議な雰囲気の、りりィさんのお店「星を売る店・上海屋」
りりィさんを送ってきたレン君は、美味しそうにそれを飲んだ。
「いつも、美味しいね。ルコちゃんの淹れるのって」
「へへ、どーもありがとう」
...玩具屋カイくんの販売日誌(187) 困ったヤツの目的は?
tamaonion
-
庭の植物たちは素直にすくすくと上へと育っていく。その伸びて行く先に何か障害があったとしても、柔軟に避けて、そしてまた上へと伸びて行く。自分は何で植物のように行かないのだろう。愚鈍なまでに真っ直ぐに、言わなくても良い事まで行ってしまうほどにまっすぐにしか、進めないのか。
そして失敗したと、間違えた...今日の夕ごはん・6
sunny_m
-
ゆくりさんのお店で、バイトのレン君が、青くなっていた、その頃。
東京・有明にある東京ビッグサイトで、人気のイベント「雑貨&コミック・フェア」が開かれていた。
企業のブースをはじめ、コミックやフィギュアを作る有志や同人の人たちが、それぞれにブースを出展している。
会場のホールの一角に、移動式自動車のカ...玩具屋カイくんの販売日誌(182) コミックフェアで、ひと騒動
tamaonion
-
ニコニコ・デザイナーズ・ビレッジにある作業室で。
新しく、この施設に入居するという、紙魚子(しみこ)さんと話していた3人は、そろって、その部屋の壁を見つめていた。
「ちょうど、あの窓の下のその壁が、穴があいていたところだったんよ」
マコさんが言う。
「でも、もう綺麗になおってるね」
「ええ、壁を直し...玩具屋カイくんの販売日誌(202) ニコビレの作業室
tamaonion
-
「はいはい、並んでね。あ、通路にはみ出しちゃダメよ」
会場のブースには、男の子たちの長い列が出来ている。
雑誌をメガホンのように丸めて、それを仕切っているのは、霧雨さんだ。
雑貨とキャラクター雑貨のショー「雑貨&コミックフェア」の会場。
その一角で、時ならぬ“ミニミニ撮影会”が起こっていた。
ちょっ...玩具屋カイくんの販売日誌(186) ミニ・イベント in イベント?
tamaonion
-
“はっちゅーね”の人形を持った、リンちゃんに、どこかアヤシイおじさんは、話しかけつづけている。
「アナタもかわいいし、人形もカワイイねー。」
リンちゃんはちょっと困って、でも強気に応戦する。
「でも、おじさん。写真ばかり撮ってるけど、私が目的?人形が目的?」
おじさんは、ニコッと笑って答えた。
「ウ...玩具屋カイくんの販売日誌(189) リンちゃん攻防戦、開始!
tamaonion
-
展示会の会場で、霧雨さんのブースの前の、ゴタゴタは、まだ続いている。
「ネエ、たこるかチャーン、ボクが悪者でないことを、皆サンに言ってクダサイヨ」
皆に白い目を向けられたおじさん、ジローラモ・れおんさんは、困ったように言った。
「うん。悪者かどうかは、別としてさ」
皮肉っぽく、たこるかちゃんは片目を...玩具屋カイくんの販売日誌(191) リンちゃん+“はっちゅーね”の新キャラ?
tamaonion
-
「あのね、ジローラモ・れおんさんって、チャッカリしてるので、業界では有名な人なのよ」
りりィさんは、レンくんの携帯の画像をのぞき込んで、言った。
彼女のお店、「星を売る店・上海屋」で、レンくんがお茶を飲んでいる。
そこに、妹のリンちゃんからメールが届いたのだ。
レンくんが聞く。
「れおんさんって…。...玩具屋カイくんの販売日誌(188) アヤシイおじさんと、熱心なファンと
tamaonion
-
霧雨さんのブースの前で、ルカさんとテトさんは久々に声を交わした。
「元気?ルカちゃんのとこの商品、相変わらず、いい調子ね」
「テトのとこの、テト・ドールも可愛いよね」
仲良く話す2人。
じっさいには、テトさんの方がかなり年配なのだが、タメ口を聞く間柄だ。
2人ともその方が、気が楽であるらしい。
意気...玩具屋カイくんの販売日誌(193) リンちゃんキャラの取りっ子に!?
tamaonion