タグ:ひとしずくP
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また宴が終わる。
夢のような時間は、短時間で終わりを告げる。
そして…暗い満月の夜は明ける。
空に朝日を映し出さないまま…
「…そろそろ時間だし、起こしてきたら?」
「はいはーい、すっごく面倒くさいけど行くねー♪」
「おい、お前メイドだろ。仕事はちゃんとしろ」
今日も執事と他愛ない会話をして、お客様...Twilight ∞ nighT 2【自己解釈】
ゆるりー
二人が吉原に来て一週間が過ぎた。
「きょう・・・これ、きょう!」
花魁・巡音は、新しく禿となった二人に新しい名を与えた。
「花凜、貴女の事よ」
美久が小声でそう言って、ぼぅっと宙を見つめる花凜を突く。
「あ、はい! 失礼しました、おいらん」
「違う」
己の失態に気付いた花凜は「またやっちゃった」と...【ひとしずくPオリジナル】雨夢楼・4 ~引き込み禿の二人~
零奈@受験生につき更新低下・・・
雪道を走る馬車は、やがて花街・吉原に辿り着いた。
空はとうに宵闇に覆われ、蛍火に似た行灯がぼんやりと辺りを照らしている。野太い男の声。女達の嬌声。笛に太鼓、三味線の音。季節外れの祭のような賑やかさは、花凜達の目に新鮮に映った。けばけばしいまでに飾り立てられた街の通りを一本入ると、明かりが消えたように...【勝手小説】雨夢楼・3 ~巡音という華~
零奈@受験生につき更新低下・・・
はらりひらりと雪が舞う、寒い冬の夜だった。白が降りしきる中、一台の馬車が山道を走る。
馬車の中には12、3人程の子供が、怯えた目で周囲を見渡していた。皆10にも満たない女童ばかりで、薄汚れた着物を着ている。
「ねぇ、」
声を発したのは、淡い茜色の着物に緋色の帯をした少女だった。黄金色の髪も空色の瞳も...【勝手小説】雨夢楼・2 ~雪の夜の約束~
零奈@受験生につき更新低下・・・
パチンッ!!
俺が左手を鳴らすと本部の扉が開く。
「無事任務完了しました。」
俺が上官に向かって言う。
「ご苦労。レン次はその書類の整理を頼む、それから…」
この男は人遣いが荒い。俺はさっき任務から帰って来たばかりだというのに…
こんな生活をしてもう一年になる。五年前に最愛の彼女とデートをしていたと...月下の二人―からくり卍ばーすと②―
Raito :受験につき更新自粛><
落ち始めた月の下、私に迫る影が三つ。いいわ、相手してあげる。私は口元を緩める。この瞬間は何度体験してももぞくぞくする。振り返った私の眼に入ったのは三人の男。全員雑魚ね。男達の襟章を見て私はそう思う。さあ、早く出しなさいよ!私はそういう意味をこめて愛しい銃を取り出し、引き金に指をかける。男達はそれを見...
月下の二人―からくり卍ばーすと①―
Raito :受験につき更新自粛><
あてんしょん!!
これは零奈がひとしずくP様の「雨夢楼」を聞いて勝手に書いた物です。
なお、「恋闇楼」は聞いてませんのであしからずです。
2次創作嫌い、とか零奈嫌い、な方は迷わずUターン推奨です。
ではでは↓
『雨夢楼・1 ~宵闇の雨~』
しとしとと、柔らかな音で雨が降る。
夕暮れも絶えて久しく、空...【勝手小説】雨夢楼・1 ~宵闇の雨~
零奈@受験生につき更新低下・・・
イメージ小説、第1弾!
秘蜜~黒の誓い~
ひとしずくP*やま△*鈴ノ助*
様の作成されたPVを元に、
作成いたしました。
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感想など、よろしくお願いいたします。...秘蜜~黒の誓い~
友愛@in不可
異変は、気付かないうちに少しずつ顕れていた。
「♪~~~ッ、ザザッ、♪~~~」
「リン、ノイズが出てる。今日は調子悪いんじゃない?」
「……うん、そうかも。ごめんね、レン」
「俺は平気。また明日にしようか」
ミク姉と違ってact.1の俺達--つまり旧型には欠点があった。発音のクリアさは勿論、何度...【二次創作】soundless voice【小説】
彼方