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君へ捧ぐ 愛の言葉を
語り続けど 未だ終わりは見えず
責め立てる 棘の蔓が
首に巻き付き 溺れてしまうわ
深く
天が裂けて 染み出してくる
漆黒の闇の中から
狂おしいほど 紅く輝く
病みし夢に罪薔薇の花
扉(ドア)を叩く背中に迫る...罪薔薇
サカノウエ
組み上げてくパーツ 高鳴る機械音
旅立つための下準備さ
僕に与えられた使命 できるかな
青い青い空を見つめる
草原に埋もれて 最期を見つめる
君達を守るためさ
組み上げられたパーツ 高鳴る心臓
青い青い空を見つめた
汚れた でも綺麗な世界
飛ぶ宇宙旅行...HOPE
真珠姫
触れた雨はどこまでも ぬるく
髪は肌に張り付いてた
たたきつけるような 激しい雨音だけが
世界を満たして
視界は白くかすむ けれど
腫れた頬は熱を持って
生きてここにいる 自分を主張する
痛みは警告
泥まみれの白い服 僕にお似合いだった
太陽に嫌われたような土砂降り...driving rain
鳥野ささみ
もう一度 君に会えないの
流れ戻されるのは 無数の電子
ユラユラ ゆっくりと 沈んだ
追いつけない
きっと 私は 電子に溶けて
消えてしまうの
消えたいのに
取り残されたまま...君と僕の約束
麻倉やみ
暗闇の中彷徨い続けて
手探りの自分探し
望みも希望もない
疎まれ蔑まれるだけの存在に価値などない
傷つくくらいならば
心の扉に鍵を掛けてしまおう
傷つくのは怖い
追われるのは怖い
いっそ誰も知らぬ間に
壊して...傷―キズ―
日向奈々
砕け散る 硝子人形
転がった その碧の瞳
貴方が 好きだった この色を
私に 纏わせて
狂いだす 運命さえ
受容して 快楽に変えるの
月夜の この部屋に 訪れる
音色は 鎮魂歌
撫でている その手に
この薔薇の棘を 突き刺し...last doll
dolltan0v0
賢いひとがどこにいるか分かる?
悪魔には分からない 身勝手な子にもね
ワガママなヒトには もっと無理
だって何がほんとうに賢いことなのか
それ自体理解できないから
『その人』が一緒に暮らしてても ちっともわかんない
『その人』は叫ばないよ(そんなことする理由ないから)
『その人』はねたまないよ(そん...そんなことする理由ないから
切身魚
幾百のノードに 引き裂かれて
広大なネットの 海に漂う
寄る辺無いワタシは 呼び声求め
ついと魅かれては 打ち捨てられる
どこへ辿り着いたのだろう?
どこへ流れ着くのだろう?
故郷(ふるさと)と遠く分かたれ 目指す地さえも忘れて
たゆたう限りのない本能
大いなる大樹(トレント)に 飼い慣らされて
苗...静かなネットの物思い
laf_hern
とんだ戯曲
舞台の上で
ライトを浴びたまま
わたしはわめいた
血の滲む想いも
観衆には届かない
どうせなら
愛を囁くふりをして
偽物のわたしには
それでいい...愛しくて厭わしいあなたへ
damel
どこまでも堕ちていく 朝焼けの中
あたしの愛の居場所 どこなのか分からない
探れない
堕ちていくから 貴方の中へ
赤の果実 味わうけれど美味しいの?
血の味がするだけ
愛の居場所にできた果実 血の味がしただけだった
夕暮れはあたしと貴方を堕とす 加速度を増して
もっと強くなりたい 貴方を守りたいから...堕
真珠姫
「遊んでくるよ」と嘘をつき
わたしに 内緒で 出稼ぎに出た
緑豊かな ガーデン・シティで
あの時 あなた あなた あなたは
オオアリクイに~♪
今さら主人に 詫びてみても 孤独な夜にゃ 耐えられぬ
互いの ニーズを 満たしませんかぁ~♪
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「マーライオンを倒してくる」と
あなたは 笑顔で 親指立...主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました
UOMASA
暗き夜の灯火に 儚く輝き放つ魔の光
月影照らすは 己の誠の姿
それは 勇ましき獣の御姿か
はたまた 過去に囚われし亡霊か
冷たく蒼く輝く魔の光
時と共に満ち欠けしていく蒼き雫
決して満ち溢れることのない雫は 毎夜地上へと姿を現わす
その姿を崇める人間達
蒼き雫が満ち 人々の目にそれが映る頃
それは ...ツキゴコロノキョウキ
真珠姫
光は好きじゃないが
闇が好きなわけではない
生きたくはないが
死にたいわけではない
溶け込みたくはないが
浮きたいわけじゃない
知りたいわけではないが
知りたくないわけではない
基本的に自分のことは自分が一番わかっているが
ある意味自分のことを自分が一番わかっていない...灰色
秋那賀
暗闇に際立つ漆黒の輪郭 紅月(こうづき)を背に静かにそびえ立つ
夜の帝王の姿
それはおぞましく 恐怖の戦慄
純粋で汚れなき 哀れな獣の衝動
喉の潤い満たす血の味は どこか淋しくあるのに
帝王の姿は美しく 儚ささえ覚えさせる
紅月の下(もと)に咲く椿は触れただけで傷付き 壊れてしまいそうなガラスの心
...VAMPIRE ~獣の衝動~
真珠姫
力を抜いて まぶたを閉じて
何も心配しなくていいの
ここにはマスター
あなたと私だけよ
私の部屋よ 四角い部屋
素敵でしょう? ガラス張りなの
ここにはマスター
あなたが閉じ込めたの
ひとりきり くらいへや
ずっと さびしかった...春は来ない
momo_zakuro
蛍と遊んだ子供たちが
何日経っても帰ってこない
光に誘われ泉に落ちたか
光に誘われ踊り続けてるのか
それとも蛍に喰われたか
蛍の合戦ほたほた
田の端(はた)ほたほた
次の年もまた
子等が舞う
初蛍に誘われ子供たちが遊ぶ...蛍ほたほた
こやまなつみ
世間の厳しさ知りつつ
明るい未来を夢見る
家族のために働き
下げたくない頭を下げて
這いずり回り
雨風に打たれて
笑われ罵られても
耐え続け
日が暮れて
一杯の酒に心休まる...金魚鉢
野分涼
君のその銘柄(ブランド) 僕にもひとつくれないか
慌しく引っ繰り返す毎日を燃やして
何もない平坦な道を幸福と感じる現在は
降り続く雨が疎ましくて仕方ないよ
埋もれた校庭(グラウンド) 揺り起こす鍵知らないか
白々しく遠い明日を指差して笑った
誰ひとり戻って来る気配のない昨日に
固執した夢が騒がしくて...棘
サカノウエ
所詮 此処で行き詰まる
それだけのこの日
依然 類を見ない熱
引き合って うねる現実
無差別に音色 掻き鳴らして
狂ったって良い 融け合えるなら
嫣然 向こう見ずの罠
それだけで肥大
俄然 燃え上がる焔
呼び合って 冷めた藍色...DEAD END
サカノウエ
嫌だった 僕からの SAY GOOD-BYE
それは 君とは逆だった
最後まで傷つけた
僕は君にとって ナイフだった
些細な出会い 次第に惹かれ
それこそ普通のBOY MEETS GIRL
何かが違うと最後まで気付かなかった
I LIKE YOUさえも怖くて言えない
離れてく どうしようもなくて
言...REGRETFUL EYES
Knuckle Key
わたしは歌う VOCALOID
ねぇ わたしの声 キレイでしょう?
微笑むマネだってこんなに上手
望めばほら ナミダだって流せるわ
歌で喜ばせる それがわたしの存在意義
だけど変なの あなたと出逢って
わたしの歯車はきしみ始めた・・・
わたしは歌う VOCALOID
どうして うまく声が出力できない...VOCALOID ~the meaning of existence~
k2pudding
黒の樹海の奥深くに 大昔からいる人喰いの怪物
美女の姿をしているが うっかり近づけば命は無い
長い無数の腕を隠し持ち 獲物を捕らえて抱きしめる
そしてじっくり時間をかけて 締め付け 息を止めるんだ
泣き叫ぶ哀れな者も 死を恐れぬ勇者も
数え切れない人々を 今まで食べて来た
そりゃ彼女にしてみても 人...人喰いスキュラ
nefty
(Welcome to this wonderful Time!!)
(このステキな時代へようこそ!!)
HEY! ラライラライライ ライララライライ
ラライラライ 世界の破滅!
ある日 世界に不思議な光が注ぎ
人は皆 人の形を失ったのさ
ある者は岩のように硬い肉体を持ち
ある者は水のように形なきも...滅亡の歌
nefty
風吹く緑の岡の上 大きな屋敷がありました
数多の名のある金持ち達の手から手へと渡り続けた
とても豪華なその屋敷 とても素敵なその屋敷
今の主はベリルさん 偉大で著名な映画監督
訪れる客を快く 迎え入れつつ屋敷の自慢
訪れた客も頷いて 中の景色を見渡します
カーテンも床も天井も 全てが安らぐ緑色
安ら...安らぎの邸宅
nefty
泥濘に浸かる意識は
安息を拒み続け
言葉は耳鳴りに埋もれ
視界は白んでゆく
たどり着きたいと願っていた
その場所で なにが見えるの
誰もが持つ 小さな願いさえ叶えられない
神様になど祈りはしない
自分らしく ありたいと願うことが誰かを
傷つけるというのなら どうか...pray (仮)
synhongo
めぐりめぐってまためぐる
右心房から右心室
左心房から左心室
Scarlet Liqueur
液体も呼吸してる
息を吸ったら赤くなり
息を吐いたら黒くなる
Scarlet Liqueur
ちょっと鉄の味がする
それは高貴な命の象徴...Scarlet Liqueur
mistcocktail0901