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24件
「きれい」のたった三文字が
ばけものにしてく僕のこと
僕だけ置き去りみたいだね
君だけ置き去りなんだって
しとしと廻る命たち
劣情だけがもたげてく
このまま時間が静止して
花だけがどうか枯れてって
一緒にいれたらいいのにね
優しくなるまでそのままで...花の棺
orobO
秋雨はしとしとと落ちる
誰も近づけないよう
塞いだ耳は冷たさに凍えた
残暑の中に響き渡る
蝉の声は聞こえなくなった
何も聞こえない世界は
静寂で満たされる
ひとりぼっちの僕は
何も求めていないのに
勝手に上り込んだ君は...曼珠沙華
YUKKI_
マンジュシャゲ
腐敗した掌 焼失した居場所
心の痛みさえ 不要物と焼却出来たら
弱さを束ねて 重ねて
けれど拙いまま浮雲
毒味を躊躇って私はまた独り
摘んだ朱殷の華 愛しいから
想うのはただあなた
失う恐怖さ知ってるから
これ以上踏み込めない...マンジュシャゲ
CØRY-J
独り歩く道に
一輪の花が咲いている
花は赤く燃え上がる
業火の如くに
暗き道を照らす 光りが灯る
独り歩く暗き道
差し込む光に手を伸ばす
広がる景色 空の彼方
赤き花が咲き誇る
夢を見ているのかと...彼岸花~黒き闇の世界より~
櫂羅
(A)
繋いだ手を 解いたら
二度と 会えないね
どんな言葉で 送ろう
どんな表情(かお)で
手を振ればいいの
最後まで 僕は弱すぎて
たくさん 困らせて
傷付けて
君にも 悲鳴をあげたい夜があること...リコリス
ガロン
秋の声 うろこ雲
どこまでも 青
忍び寄る 焦燥(しょうそう)を
なかったことにしてよ
夢の空 寄り添うふりで
そっと 手をはなして
夕暮れの刻(とき)
漂うだけで 悲しむだけでは
終われない
しずく 彼岸花 揺れてる...通り風
はむはむ
A
さらば、凱旋 瞼の銀河
群雄閑散 穿つ雄叫び
B
化身 仮初め士 猛る廃墟
轟き 蝕む 丑三つ時
C
浪々 極め士 夢果てる地
S
幽玄 弛ませ士 斬り捨て御免...彼岸漫ろ歩き
りくりくり
イントロ
一人ぼっちで森の中 うずくまって 涙流して
「悲しい」のかな よく分からなくなってきちゃった
A
他とは違う どこが?
なにも変わらないのに
赤い赤い 雫垂らして
諦めにも似た気持ち
何処かに隠した
B...リコリスの合間
水花火
一人きりの
彼岸の夜に
道行く景色
灰色の人影
交わる闇
噛みつく影
夜に惑わす 霧になって
空を飛んでいく ことができたら
生きることさえ 分からず
闇に溶けてしまいたい...【仮詞】彼岸花の月夜で
絮辺有栖_千日紅の簪P
ぞくり、と変な悪寒が背筋を震わせた。
「世良?」
小首をかしげて、さらさらの真っ直ぐな金髪を揺らしながら奈々が心配そうに私を見た。
「気にしないで。一瞬…寒気がしただけ。」
「風邪かな?世良最近人混みにいること多いから」
「居たくているわけじゃ、ない。」
大勢の人がいるところはまだ慣れないし、人と目...私たちの花物語 ゼラニウムの不安、彼岸花の敵意
鈴猫(りんねこ)
奈々が、変わった。
ある日を境に、変わってしまった。
「せーらっ!」
「な、奈々…重いわ…あと苦しい」
「世良はかわいいなぁ…かわいいかわいい可愛すぎるよおおお!」
「とりあえず私を離して話を聞いてちょうだい。窒息するわ…」
世良と呼ばれたあの娘。
あの娘と登校した日あたりから、奈々は別人のように変...私たちの花物語 彼岸花の苛立ち
鈴猫(りんねこ)
《1番》
夏が終わり 虫達の声が心地よく響く頃 生者と死者の交わる地に 赤く燃える花
花は葉を想う 葉も花を想う されどその想い決して届かない
蔓珠沙花よ 蔓珠沙花よ 友もなく恋人もなく 唯一人
蔓珠沙花よ 蔓珠沙花よ 見ゆるのは己が写し身だけの 悲しい花
《2番》
秋が終わり 肌を切る様な木枯らし...蔓珠沙花~ヒガンバナ~
野良猫のポチ
a
縷々 ささやかな答えを 密やかに紡ぐ
娑羅 双樹の下へ 辿り着くのならば
b
その瞼の 細き影が 震え、開く様
s
再び見る事 叶うだろうか
愛しき日々の 万華鏡
再び知る事 叶うだろうか
愛しきひとの 曼珠沙華...曼珠沙華
lavini
A
オイルパステル
ぐちゃぐちゃに塗りつぶしてみる
許される恋なら
この空だって夢じゃなかったのに
自問自答
出てくるのは嗚咽だけ
刺さった棘は増えるだけ
抜く手段なんてどこにもない
汚い手を仰いでみる...片手の嘘
りぞっと
無色の花
キミを何色に染めようか
彼岸花
大好きなキミへ捧げよう
白い百合は
噛みつきボクの名刻むよ
大好きなキミへ
何色の花を送ろう?
青い薔薇
やがて空へと還るだろう...彼岸花
(ぬωこ)@依頼休止中
(A)
時の流れを辿るように 涙の意味が溶けていく
言葉にするのは簡単でも それではきっと意味がない
(B)
想い続ける痛みに慣れて
揺れる 戸惑う 離れていく…
(サビ)
君と僕とを繋いでいてよ
淡く リラチル 悲願の花
秋の夜空に下弦の月と...【作曲募集中】リコリス
メガネネコ
何故貴方は
こんな所で
咲いて
いるんですか
貴方は
綺麗なのに
こんな所で
雑草のように
咲いて
いるんですか...spider lily
黒蓮
それはまるで刹那に咲く
赤い花のような
淡くそして儚く舞う
夢物語です
水面(みなも)を鏡のように
粉々に砕けてしまえたらいいのに
すべて壊してしまえたら
こんなに嫌いな自分を消せるのに
始まりと終わりの渦を
私は永久に繰り返す...彼岸花
梓乃
「あ、式ちゃん、何してんのー?」
「リン様」
リンの呼び声に反応してクルリと振り返ったのはリンのマスター、蒼の式神―姿は初音ミクの亜種、亞北ネルの姿そっくりなのだが―だ。
「少し散歩をしていたのですが・・・この花を見つけたので足を止めて見ていたのです」
ニコリと柔らかく微笑むと式はス、と己の身体...彼岸花を見て思う事は
lunar
何処にいても繰り返す 鳴り響いたあのベルの音
揺らぐその景色の中に 音と共にいた君の姿
心のどこかで忙しく 心の中で切なくて
いつも悲しそうで 表情 泣いていた
いつの日かかすれて消えた 君の声 もう一度聞きたくて
あの場所で 君といた日を思い出して…
幾度無く繰り返される 記憶の鍵閉め忘れ
僕は思...彼岸花
misaka3
夕暮に焼け焦げた空蝉が
剥がれ落ちた あの日の
閉じ籠もった 箱庭の中に
真っ赤な花 沢山咲いている
それが自分と 似てると知った
流れ過ぎた 暁の手前で
手を差し出した 赤の他人
「匁でいいかい?」 そう聞いた
最後のきらめきは 瞬きに
夕暮に焼け焦げた空蝉が...彼岸花
つん
貴方が最期に見たいと言った
悲願の華が咲いていた
天涯からも見えていますか
朱(あか)の笛吹き 煙(けむ)に巻く
咲いた願いよ、何故枯れる
色彩一つを纏えども
風に吹かれて 秋雨(あきさめ)に濡れ
灯りし明かりは褪せるのみ
貴方が最期に欲しいと言った
悲願の華が散っていく...曼珠沙華
5(ゐつ)
【Aメロ】
咲いてる 赤い彼岸花
とおい記憶 蘇る
足跡 残っている
その先に 咲いた彼岸花
【Bメロ】
暗い影を落とす 紅き黒い花
水平線の向こう 散った花びら
【サビA】
伸ばした手をすり抜けて 消えてゆく紅い炎...彼岸花
明良
唯一度の為に 赫い華を咲かせ散る
唯一度のこの瞬間…
数多の華が咲く此処の
目にも留まらぬような隅
血を染め出した赫い色
一輪風に身を任す
華も葉も同じ時を過ごさんと
赫緑の色共に咲く
唯一度の為に 赫い華を誇らせる
唯一度の瞬間の為...相思華
霜降り五葉