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退廃的な感情、感傷
吹き付ける風みたいに痛くて
仰いだ空に描かれる星座
こじつけにしか見えなくて
例えば僕が空を飛べたって
空の星に手は届かないや
澄んだ空気　冬の空
吐いた息が凍る
モヤになって　もう嫌になって
白息みたいに漂って...

Λ
なぜか落ちてく
くるくるくるくる
スパイラルおきる
ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる
В
落ちるとこまで堕ちちゃえば
星の裏まで行っちゃうよ
地面が上にあるところ
みてみたいなと思ったり...

A
少しでも多く
君に伝えたいから
手紙を書くため
ペンを握った筈の
右手は空に文字を書く
B
君の良い所を
知っているけど
どこから言えばいいか...

A
かくれんぼのつもり
閉じ込めておく口実
いつまで待っても鬼
探しに来るはずもない
B
先攻 後攻 君と僕
先に落ちたのは僕でも
技盗める立地条件
最大限に悪用...

１
（A）どうしたの暗い顔して
　　　僕に話を聞かせて
　　　悩みを僕に教えて
（A'）完璧な人などいない
　　　犬も棒にあたるから
　　　心機一転頑張ろうよ！
（B)僕はまだまだ青二才だけど
　　絶対白馬の王子様に
　　なって君を守ってあげる...

１
（A）「好きな人がいる　別れてくれ」
　　　その一言で恋は終わった
　　　私の何がいけないの　
　　　全てあなたに捧げてきたのに
（B）あの恋がお遊びで
　　準備運動だとでも言うの？　　
　　あなたの「愛してる」は　
　　偽りだったのね
　...

１(A)ただちょっとすれちがうだけで
　　笑って話しかけてくる
　　お前は俺の何なんだ　
　　ほっといてくれよ
　　
　（A')ただちょっと目が合っただけで
　　　「私に気があるんじゃない？」と
　　　気持ち悪い妄想を
　　　勝手にするなよ
　...

Ａ
いつから 変わり始めた
世界の色 空気も全てが
狂気に侵されるまま
音もなく消えた 心
Ｂ
どこにも 居場所はなく
帰る場所すら 与えられず
覚束ない足元 虚無を覚えた
離れ始める 理性と自我...

小さい頃夢中で描いた宝の地図
青いクレヨンで示した宝の在りか
机の奥の奥から引っ張り出して
汚くて何が書いてあるか読めないけど
必死に描いていたんだ
昔は何でもキレイな瞳(め)で見る事ができたけど
今の僕にそんなことは出来なくて
汚(けが)れて歪んだ世界しか映らない
もう一度　輝く世界を見たくて
ぐ...

命を掛けて守り抜こう
僕は貴女だけの紳士(ナイト)
時刻は午前零時前
闇に覆われた空に月だけが輝く
貴女宛に届いた
舞踏会の招待状
始まりは午前零時
「おめかししなくちゃ」と貴女は
楽しそうに笑い言う
純白のドレスに身をまとい...