タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(8)
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7:30
休日の、穏やかな朝。
「あああああああああ!!!もう耐えられないいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
それは、朝ご飯を食べている時の、ミクさんの急な叫び声から始まった。
「……ど、どうした?」
びっくりして箸を取り落としたまま、マスターが質問する。
私にも突如としてミクさんが叫んだ理...短編9~ハクさん、敬語で呼ばないで~
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(なんなんだ、こいつら……!)
ゲームのコントローラーを握ったまま、俺は戦慄にうち震えていた。
「つ、強すぎるだろ……」
現在、画面では他にミク、リン、レンの使用する四人のキャラが入り乱れている訳だが……俺の使用するキャラ「偽装英雄 シグルド」は、他の三人とは距離を置いた場所に退避していた。
(様子...小説【とある科学者の陰謀】第六話~電子の歌姫~その二
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「ここが、鏡音の家か……」
ピアプロの敷地内の中でも「住宅街」と揶揄される、ボカロや一部のピアプロ会員たちが住むマンション群が建ち並ぶ一角に、どこか場違いの感すらある一軒家が幾つか建っている場所がある。初音ミクを始めとする、俗に言う公式ボカロ達が暮らしている家々だ。
その一つ、表札に「クリプトン公式...小説【とある科学者の陰謀】第六話~電子の歌姫~その一
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ついにこの日がやって来た。
「じゃ、行ってくるわ。留守番宜しくなー」
レンが家を出てから少しして、あのサイドテールが家を出て行くのを、あたしは一見気のない台詞で見送った。
「はいはーい……行ったな……」
あの金髪が見えなくなったのを確認して、あたしはすぐさま用意していたコートを纏い、サングラスをかけ...短編6~鏡音リンの恋敵?追跡~
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「はぁ……」
(どうしよう……)
今日、ワタシはとても緊張していました。
理由は、先日ご迷惑をお掛けしたお詫びをするということで、ワタシの家にその方々をお招きすることになり、ついにその日が来てしまったからです。
(しかしこんな部屋では、逆に失礼になってしまわないでしょうか……)
ワタシの住んでい...短編3~突撃!巡音ルカの晩御飯~
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ドンドンドン!ドンドンドン!
「うーん……」
その日、わたしは何かが激しく窓を叩く音で起こされた。
「な、な~に~……?」
『みっくみく!みっくみく!』
眠い目をこすりつつカーテンを開くと、はちゅねが必死の形相で窓を叩いていた。
「わ、どうしたの!?」
「みっくみ……みく?みくぅっ!」
眠気も吹き飛...短編2~初音ミクは見た!空き地の決戦~
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5:50
今日は私が料理当番なので、普段より早めに起きて台所に立つ。
二日酔いで頭がガンガンする。昨日あんなに飲むんじゃなかった。
6:30
頭の痛みに耐えながら私が何とか三人分の食事を作り終えると、階段を下りるけたたましい音と共にマスターが起きてきた。
「おっはよーう!今日も素敵だね僕のかわいい弱...短編~弱音ハクのとある1日~
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デフォルメ初音さん…?