タグ「巡音ルカ」のついた投稿作品一覧(17)
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人波に紛れ込んでいく
僕も 君も 誰も彼も
いつか終わる夢を見ながら
まだ知らないふりを続けてる
雨から逃げて ふたりきり
「ハジメマシテ」「久し振り」
みずたまり 雨を砕く
灰色に ふたり ぽつり
永遠を目指すひとよ
いつかまた会いましょう...カノウセイ
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水槽に浮かぶ
サカナの声のように
瞳は濁りはじめた
檻の中にいても 笑っていたんでしょう
生温い「シアワセ」なら 要らないわ
貴方が踏み躙る 道端の花にだって
夢を見る自由くらい あるはずよ
水槽に沈む
貴方の最期を見た
さよなら、弱虫だったひと...そこから明日は見えますか
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不意打ちに沈んでいく くだらない昨日の涙さえ
抱えて立ち尽くす日々
耳打ちでかすかに触れた 終幕の気配に戸惑って
俯いた
明日をどんなに望んで目を醒ましても
そこは今日でしかなくて 景色が少しだけ滲む
触れられない 世界に手を伸ばし続けようか
君が笑うなら
君の呼吸が今日も続くように...Near Future
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果てしない思考回路
溶けてく群青
変わらないカーテンと
雨音 揺らいだ
眩しさに 息継ぎが難しいだけ
変わらない日常に
何が 残せるのかな
大事なものはありますか?
観覧車から いつか見た海
空の飛び方 忘れてく...空の飛び方
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テレビに映る日常も
冷めたニュースもどうせヒトゴト 呟いては
鉄の塊が浮かぶ空に 歪なビルが遠く叫んだ
「これでいいの?」
ココロコロガル 傷だらけのヒトゴミ
ちっぽけな僕らを縛るようだ
朝が来るまでに 君はどんなに泣いただろうか
背中合わせに伝わる熱だけが
僕を引き止めてくれている...ココロコロガル
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夜が明けて 何も無くなって
そんなことが 突き刺さって 積み重なった
僕に寄り添うように 言葉は付きまとって
あの日が忘れられなくて 忘れたくないんだ
見え透いた僕を 見透かす君を
「分かってない」って突き飛ばした
無くしたものがたくさんあって
愛しいものは眩しかった
近付く未来と深...一
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数え切れない後悔と
数え切れない溜め息を背負いながら
出口の無い迷路を歩くんだ
隣に君はいるけれど それだけさ
生きる道は無いよ
生きた道があるだけなんだ
不意打ちに沈む くだらない昨日とか
耳打ちで触れた 今日の日のその先に
触れたくて触れたくて
いつかひとりになってしまうなら ...シュレーディンガーの猫は元気か
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不意打ちに沈んでいく くだらない昨日の涙さえ
抱えて立ち尽くす日々
耳打ちでかすかに触れた 終の気配に戸惑って
俯いた
明日をどんなに望んで目を醒ましても
そこは今日でしかなくて 景色が少しだけ滲む
触れられない 世界に手を伸ばし続けようか
君が笑うなら
さぁ 始まりだ
君の呼吸が...ReGeneration.
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ハナビラのような 奇跡もなくて
凍り付いたままの 心が軋んだ
感情振り払って すべてゼロに戻して
出会ってしまったことも 無かったことにしてよ
出会ったことに 意味はあったの?
別れることに 意味があるの?
答えなんて 知らないまま
足枷を砕いて 少しだけ笑った
ダンデライオン
あ...ダンデライオン
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静寂という言葉が良く似合う 午前零時ちょっと過ぎ
呼吸も出来なくなるくらい 広過ぎる部屋に ひとり
まるで大きな穴が開いたみたい この部屋にも 心にも
冷たくなったタオルケット 膝を抱えて眠ろう
切れそうな電球 綻んだままの袖
積み上げたアルバムに収まりきらない笑顔
君とラストダンスを ...君とラストダンスを
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要らないものなんて何もないんだよ
道端の小石を必要としないのなら
偶然この広い宇宙に生まれた
僕らの星だって必要としないだろう
膨張と収縮を
繰り返して繰り返して やっと生まれた
君が生きたこの地球は
誰にも分からないように 今 終わろうとしている
ねぇ ライカ
其処からは何が見え...ライカ
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例えば昨日
道端の花が咲いてたら
僕はその花を きっと摘んでいた
あまりにも容易い 終わりを描いた
僕はきっと考えたくなくて
重力に惹かれて流れていく あの星の顛末を
例えば今日
道端に花が咲いたなら
僕はその花の 名前を探すよ
あまりにも健気な ひとつの名前を...アイエヌジー
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恋なんて 気がつけば
落ちていた そんなものでしょ?
迷わずに 手をとって
宇宙へと わたしを連れて行ってよ
キミ以外 もう見えない
それくらい わたし 本気なの!
カラダごと キミという
重力に 惹かれてどこか遠くへ
空より広い恋 雲なんて 気にもしない
勇敢な ココロ...Be my ROMANS
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極彩色の世界で また今日も目が醒めた
通りすがりの誰かさんに 手を振る無邪気さは何処へやら
乳白色の大地は 来たはずの道を隠す
通りすがりの誰かさんに 後ろ指さされてる そんな時代
寝違えた首の痛み
しばらくしたら引くんだろうけど
間違えたキミの痛み
いつまでだって続いてくんだろ
踏み出した...極彩
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どこにいても なにをしてても
時間は変わらずに進んでくし
わたしが此処にいないとしても
世界はとりあえず廻ってるし
朝がきたよ 昼もすぎて 夜になりました
太陽が昇る昇る そのあとは沈むだけ
昼になって 夜をぬけて 朝がきたとして
そんな日周運動 疑問にすらならない
きっといま 朝と...あなたと此処で、最後の世界。
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廻りめぐる世界で
鳴る初めての音も
流れついた場所の
手が届きそうな未来も
すべての声を咲かせて
そこから始まる言葉
ワンダーワードひとつだけ
合わせ鏡に溶けていく
片道 勇敢 賽の目はゼロ
未来は無限のはずよ...ワンダーワード
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このからっぽな胸の奥を
誰か何かで満たしてください
このからっぽな胸の奥を
埋める何かは きっとひとつ
あなたがいなくなってから
私はただただからっぽなの
ねぇ 会いたいよ 声を聞かせて
私はただただからっぽなの
からになってしまった私は
日々をなんとなく過ごしてく...このからっぽな胸の奥