今日は、美月です だいたい駄文を書いて自己満してます* 私個人としてはカイメイに敵うモノは無いと思っている、まぁ残念なほどのカイメイ廃( ̄∀ ̄) そして何よりも残念なのが私の脳内のCP(察して下さい) えー、マニアックすぎます(≧∇≦)* 私にとってグミの相手は帯人しかいないんだ!!よく分からないけどそうなんだ!!! まぁ私は勝手にグミ帯って呼んでるんですけどね* 最近めーちゃんとグミとリツが可愛くて仕方が無い(*^o^*) あぁーめーちゃんがいればとりあえず世界は廻る気が(ry 今度カイメイとアカリツ(アカイトと波音リツです。マニアックです)が書きたいと思っている今日この頃。
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「グミ、帯人と付き合うことになったの?」
学校の帰り道。
ミクとグミは他愛のない会話をしながら帰路についていた。
「…うん」
帯人に告白された時は正直迷った。グミは帯人のことを殆ど何も知らない。当然だ。まだ会って今日で三日。正直あの告白を受け入れる自分もどうかしてると思う。
…………でも。
「帯人、...【小説】翠色の事情。【そのじゅーに】
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「嫌あッ………!!」
「抵抗すんなよ、痛くするぞ?」
ミクオにがっちりと体を捕まれ、グミは身動きがとれない。
ミクオは嘲笑うかの様に口の端を歪めボタンが外れたパジャマのの中に手をかけ下着の奥に手を侵入させてきた。
そのままやわやわと胸を揉まれる。グミはあまりの気持ち悪さに甲高い悲鳴を上げた。
「グ…...【小説】翠色の事情。【そのじゅーいち】
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「…ねぇ、帯人」
「何?グミ」
「今此処から私が居なくなったら帯人は悲しむ?」
「…いきなりどうしたの。グミらしくない」
「私らしくない…ねぇ」
目の前にあるのは一面の星空。グミと帯人はぼんやりと夜空に掛かる天の川を眺めていた。
「帯人はさ、私が私らしい所ってどんな所だと思う?」
「…いつも冷静でケ...真夜中の零れ話。
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「帯…人?これ…」
帯人は黙ったまま何も答えない。ずっとうずくまったままの状態で耳を塞いでいる。
グミはメールの送り主の名前を見た。
「初…音、ミクオ…って…えぇ!?」
そこに書かれていた名前はグミの親友のミクの従兄弟の名前。名前を聞いた時にあまりにも似ていてびっくりした記憶がある。
だが何故グミが...【小説】翠色の事情。【そのじゅー】
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帯人の家はとても綺麗だった。
いや、綺麗と言うよりはモノが無いと言うべきか。帯人の家の中を見まわってみたがテレビすらなかった。
「グミは向こうで座って待ってて。僕夕食作るから」
「あ、ありがとー…って、あ!?」
「……何?」
「あたし…着替え持ってきてない…」
グミは自分の体を抱くように手をクロスし...【小説】翠色の事情。【そのきゅー】
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「帯…人?あんた学校休んだのに何でこんな所いんのよ」
「普通に病院帰りだけど?ていうかグミ昨日もケーキ食べてなかったっけ?よく体重増えないね」
後ろに覆いかぶさるようにしてグミにくっついている帯人がそんなことを言った。
どう見ても帯人の方が痩せてるくせによくそんなことが言えるな、とは思ったがいちいち...【小説】翠色の事情。【そのはち】
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学校の昼休み。
グミは昨日の帯人とのやり取りが忘れられず、ぼーっとしたまま黒板を見つめていた。今日は帯人が運よく休んでくれたが、正直グミは帯人にどんな顔をして会えばいいか全く分からなかった。そのせいかさっきまでの授業も頭に入っていない。
…あたし、学校ではクールキャラのつもりだったのに…何か昨日ので...【小説】翠色の事情。【そのなな】
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「なっ…、によ……、それ…!?」
帯人の右目の包帯の奥にあったものは……、
左目の深い紫色とは明らかに違う、燃える様に紅い瞳だった。
「…驚いた?」
「………………」
グミは震える唇で言葉を紡いだ。
「…き……っ…」
「きれーーーーーいっ!!!」
唐突にグミが帯人に飛びついた。
「な…っ、グミっ…...【小説】翠色の事情。【そのろく】
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オレンジ色のショートケーキを食べながらグミは帯人を横目で見ていた。
帯人は近くで見ると何故か余計に綺麗に見える。肌の色がグミの何倍も白い。サラサラで日の光に当たって艶めく黒髪が何故か疎ましく思えた。
…私だって…結構頑張ってるつもりなんだけどな…。
「…何かむかつく…」
「何が?」
不意に出てしまっ...【小説】翠色の事情。【そのご】
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屋上のフェンスの端にいる帯人の元へグミは近づいていった。
「今のどうしたの?何か須藤君にからまれてる様に見えたけど……」
「…別に、君には関係ないでしょ」
心配して声をかけたのにぶっきらぼうに答えて眼も合わせてくれない帯人にグミはムッとしてしまった。
「…こっちは心配して言ってんのにその言い方は無い...【小説】翠色の事情。【そのよん】
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放課後。
グミは屋上に来ていた。別にたいして用事があった訳ではないが、何となく来てみた。ただ、それだけ。
「今日も空は青いねぇ~」
言いながらグミは自分で笑いそうになってしまった。顔にかかる風が何となく心地好い。
「…そういえば」
あの人と会ったのもこんな青空の日だった…もう、よくは覚えて...【小説】翠色の事情。【そのさん】
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頭に包帯を巻いた転校生が先生に紹介され、いかにも重そうな口を少しだけ開いた。
「…今日からこの高校で一緒に勉強することになった黒崎帯人です。色々と至らない所があると思いますが、これからよろしくお願いします」
一見すると礼儀正しい挨拶に聞こえたがグミにとってはまるであらかじめ用意されている台本を読ん...【小説】翠色の事情。【そのに】
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この高校に入ったことはまあまあいい選択だった、とグミは思う。家から10分もかからないし、部活も楽しく先輩や同級生とも仲良くやっていけてる。勉強も…まあ、頭がいいとは言えないけど、それなりの知識くらいはある。だから今のこの生活は充実していて悪いことなんか何もないと思ってた。
…あの時の、あのことさえ...【小説】翠色の事情。【GUMI×帯人】