リ蘭 みずきの投稿作品一覧
-
人見知りの酷い
私は「変わり者」だった
関わらず生きていく
誰の肩にももたれずに
開きかけたドアが突然
冷たい音と共に閉じる
嵐が止まない日々
やっと今 顔をだした太陽
背後から雨雲を運んでくる風の声
あなたという光が消える...二度と晴れない空
-
今夜もわざとらしい演技で
上手く騙せてると思ってる?
全てお見通しよ
自分を愛してもらおうと
背中で笑ってる
確かに私を今日まで
引っ張ってくれたのはあなた
ありがとう
さよなら
空はまるであの頃クレヨンで描いた...宇宙
-
ひとつだけ
ひとつだけ
言いたい でも
それは私にとって重大なことでも
少しだけ
伝えたい でも
それは君にとって途轍もなく"ロウ"
たった1秒に
偏るこだわりは
量りきれない程の燃えないゴミ...low
-
僕を心のどこかで
愛してくれていたの?
求め泣き続けた朝も
ごめんと嘘をついた日も
あなたに伝わらない思いが
遠い星に届くように
一度きりの願い事は
この夜空に光り輝く
僕に幻を見せて
今日も暗闇で眠りにつく...一度きりの願い事
-
笑いながら
-裏切られただなんて笑わせないでよ-
-騙された方が悪いんでしょ?
信じた君が馬鹿でしょ?-
そんなことすらっと言えてしまう
あなたってすごい人
傷つく痛み生半可でどうしようもない人
歪んだ捉え方で失わなくていいものまでも
失くしてしまったあの日をどんなに悔やんでも
大丈夫って言葉隠して...TIMID
-
あなたはいつも
私よりもスマゲーに夢中
あなたはいつも
私じゃなくてパソコンを見続ける
あなたはいつも
私の意見には適当な返事
なのにいつも
私の事を職場で自慢しているらしいわ
あなたが本当に愛してるのは
私じゃなくて恋人がいる自分...愛 アイ ai あいせない
-
「当たり前にある幸せに目を向けてほしいんですよ。」と
鮮やかなテレビに映る景色は
いつだって真っ黒な空が続いて見えるのに
願いは虚しく光って 消える流れ星
だから合わせた手をもう離してくれ
何も守られていないこの部屋から助け出して
今までは守ってきてばかりだったと言わせてほしい
辛いことばかりの歩み...夜空
-
ねえ どうしてこんなに
あなたに惹かれてしまうの
好きな理由聞かれたら
困るくせに不思議だね
私にはこれっぽちも
興味無いって顔してるの
濁った言葉の中に
本当のあなたを探してる
今頃誰と何して
いつ何を思ってる?...愛した人
-
迫ってくる 黒い影に
真っ白な指が見えて
肌寒くて 凍える心
暖かい声が
私をすくい上げて
地上へと導いた
あなたは今でも
私の手を握るあまり転んでしまうのに
それでも離さない
あなたが居たから...女神の手
-
叶わない恋と分かって
すぐに打ち消せるというなら
それってほんとに愛かな?
その目が僕を見つけるまで
飛び続けていた日々
雨が降る夜(よ)に忘れ咲き
ねえ上手く咲けていますか
信じたけど
リナリア
君のためについた嘘...リナリア
-
憎しみなの?愛なの?
そんな思いなんか
捨ててしまえば楽になるのに
目の前の君に銃口を突き付けて…
君みたいな人 きっと国中を
探せばいくらでもいるんでしょうね
でもどうして その中で君を
好きになってしまったんだろうなんて
今更いくら 考えても無駄よ
気付いたの この-真実-って罠に...憎≒愛
-
ああ一体もうどれくらいの時間
貴方を想ってきたんだろう
そして今もうどれくらいの距離
離れてしまったんだろう
まだ貴方が自分が選んだ道に
自信を持てなかったあの頃
遠い夢追いかけていた私の
居場所は貴方だった
辛い時も貴方からの
メールが返ってきた日には...Sion
-
死ねるもんなら死んで
見せてみたらどうかい
誰もが悲しむけど
君が一番悲しい
嘲笑ってやろうか
死ぬなって言ったろって
棺の中には
破いた茶封筒
死ぬって言ったじゃんかよ
首を吊って死ぬんだろ?...志願者
-
信じれば信じる程逃げられないのは
傷の深さよりも落ちてしまっている自分
信じても信じても信じきれない だって
またあの子は僕を裏切るに違いない
真っ暗な空に
映し鏡には
歪んだ僕と君が見えたよ
でも負けないで
走っても辿り着かないって
泣きながら前が見えない日も...太陽と向日葵
-
君が変わってしまったわけじゃない
僕が変わっただけだと
遠くなる思いは
星になって輝くから
もう泣かない
泣かないよ
あの頃を思い出して
切なさに胸を痛めた
あの日の君なら
きっと優しかった...懺悔の道〜Distant〜
-
甘い 大きな実に ああ なれなくて
口に運ばれる君達
ゴミ箱の中から見てました
燃やされるまで ひい ふう みい
誰か気付いて
私だって
いつか大きな実になってみせるから
ちっちゃな葡萄 葡萄は
必死にただ ただ 生きてきた
雨が降り 強い風に吹かれても...言い知れぬ葡萄
-
セーラー服のポケットに
まだ買ったばかりの
剃刀忍ばせて
綻ぶ気持ちには
ケリをつけたかった
立ち上がったフリだけしてた
過去さえ戻れたなら
何もかもずっと
上手くいくように生きれる
鏡に手を伸ばして...忍ばせて
-
いつもの道
いつもの時間
でもいつもと違うわたし
時間はお金のように軽くない
助けて
もう手に出来ない
いつも当たり前にあった日常こそ
守るべきだったって
My trust will eventually end up being betrayed anyway
でも save me...Fire vs. Layoff
-
深い闇よ
生い茂る木々達よ
明けない夜数えた
孤独な僕らは…
一(いち)二(にい)足跡に
三(さん)四(しい)花 乱れ咲く
風花舞う道を行(ゆ)く
消えゆくモノに想いを馳せて
取り戻す 失くした景色
奇跡起こすまで...奮起
-
息さえ出来ないあの頃に
戻り、戻り ひとりぼっち
ああ 痛い、痛い 巣立ち時
迷わずに飛べたなら…
"信じてくれないの?"と君は
消沈しきってる様子
「最下位。」星座を認めない
ねえなんて若い君
負けじと立って耐える姿よ
僕の生きる糧となれ...ひとりぼっち
-
ねえあなたは
覚えている
消えそうな
想い黙っていた
ただ真っ直ぐな夢だけを
数えても
手に出来なかったね
二人の未来よりは
叶えたい
憎い輝き...フレンド
-
あなたと出会わなければ
この痛みも知らずに
いつか誰かを傷つけてしまったかもしれない
空を見上げてるよ
あなたと出会うために
私は生まれてきたの
あなたを愛するために
私は生まれてきたの
信じよう
「僕は君と共に歩み生きてきた。...Leave
-
雨ばかりの夏だったね
去年の今頃を覚えてる
走る力を失ってもずっと
走り続けた証
私に無いものを持ってる
私が憧れるもの全て
君はまるで息をするように
手に入れてきたんだね
重い 重い 想いは重い
叶いもしないのに願う日々...重い、想い、重い
-
ねえどうして
貴女は幸せになれないのマリア
両手を合わせ祈るの
加速する病みの性では
誰かを守れもしないけれど
身構え 両手を広げてる
涙が流れない夜には
"この痛みも幻想なのか"
疑い迷ってしまうよ
「あの子が持っている宝石が欲しいの」と...悲劇のマリア
-
火傷
真夏日の二十日(はつか)
黒い人混み かき分ける
力も無く立ち尽くし
沢山の花々を置きました
未知なる場所であろうとも
読めるようにと願って
手紙は顔の横に置いたのです
届いたでしょうか
もしも貴方が生きていたら...真夏日の二十日(はつか)
-
今年の年賀状は
家族写真かしらって
皮肉混じりの微笑みで
探しているの
女としての幸せって
一体なんだと思う?
"整形女子"の仲間入りも
もう近いわね
馬鹿は馬鹿なりに
僻まない...不仕合せ
-
お前を産む夢を見たんだ昨晩
それがいつかの姿だとしても
もう分かってる
二度目の悲劇の幕開けだとね
まさか其処に愛が有るっていうの?
傷付きたくないのなら
そうやって信じない
我が子を愛さない親が本当に
この世に居ると言うなら
僕は死んでもいいよって言った君が...無愛
-
本当はどこにある?
何が言いたかった?
何も汲み取れなかった
繋がってなどいないと
証明したようなもの
だから逃げだして来たのよ
苦しんだあの日の朝を
闇に葬り去ったの?
「君を愛してないなんて
そんな訳無いから。」と...in fact
-
いつからだろうか
写真から君の笑顔が消えたのは…
僕は一生懸命笑うけれど
隣に居る君は今日も笑わない
失った日々は戻らないと
諦めることも出来ない
いつかまた笑ってほしい
また笑ってほしい
憎み合ったこともあったよね
あの頃は当たり前にあった景色に慣れ過ぎて...家出少女
-
どんなに想っても
彷徨うだけの心
帰る場所なんて
もう何処にもないのよ
あなたに届かない
いつかあなたを想い続けて失った
私の未来に光は届くかな
あなたの目の中には
私じゃない誰かがいつも居たね
でもずっと...愛はいつも透明な暗闇をつれてくる
1
- 2