もにょんの投稿作品一覧

こじんまりとした教会の聖堂は、定期的に掃除は行っているが窓から差し込む光の中に細かな埃が混じっていて、キラキラと反射している。
中の広さ、整然と並ぶ長椅子の木材の色、蜀台に付いている装飾……ここに来てから数年が経った今も、そんな小さな違いに時々違和感を感じることがある。
そのたびに仕方ない、と自分に...

教会と孤児院共同の厨房の裏側は物置になっており、その奥まった場所の床にはひっそりと鉄の扉があった。扉の下は天然の洞窟を利用した地下貯蔵庫になっており、かなりの奥行きがある。
村の一番端に位置するこの教会に、近くの家から逃げてきた数人の村の住人たちを途中で見つけ、連れ立ちながら急いでメグは地下貯蔵庫に...

それはとても天気がいい春の日のこと。
片田舎の村にある教会に併設された孤児院で小さな赤ん坊の泣き声がするのは珍しいことではないが、１人のシスターがその泣き声がいつもと違う場所から響いていることに気付いた。
やがてその泣き声を辿って辿り着いた門の片隅に、置き去りにされていた籐で編まれた籠の中には白いた...

***基本ルール***（順次追加あり）
★歌詞は自分の投稿ページかコラボの投稿ページに投稿してURLを掲示板に書き込みましょう。直貼り禁止。
★お題に添った歌詞を作る企画なので、自分の自由課題で作った歌詞などは作曲家さん募集スレにいってください。
★お題出題者に歌詞を書いたからといって感想を出せ、ま...

地上の星　とても明るく
闇を照らして　光をなくす
小さなキミと　小さなボクと
キラキラ星を　２人で探す
もしも希望を　見つけられたら
どうか握って　離さないでね
楽しい声が　君の心に
届いてほしい　そう願うから
明るいけれど　光がないね
寂しい気持ち　押し隠すキミ...

【１S】
この祈りは届きましたか
この願いは叶いましたか
貴方は今笑顔でしょうか
咲いた花を喜びますか
【１A】
もし再び悲しみが
胸を襲い満たすなら
思い出して絶望を
乗り越えれた強さ...

夜の快速列車に王子様などいないわ
瞳交わした合図で禁断の夢始まる
妖艶に舞うpapillon　今宵の獲物探して
rouge濃い目に引いたら戦闘準備完了
羨望と侮蔑をカドリールみたいに
入れ替わり浴びては馥郁と香るの
清らかな百合にはどうしてもなれない
鮮やかな真紅に色付いた薔薇なの
私の中で満たされ...

(1A)
短い髪に適当な服　そして隣に変わらず君がいて
けんかをしても仲直りして　繰り返す日々積み重ね育ってきた
(1A')
日が暮れるまでいつでも君と　遊ぶ私は男友達みたい
いつから君は私と違う　女の子だけ目で追いかけていたの
(1B)
幸せそうに紹介されて　私は笑顔でおめでとうを言う
私は独り残...

春の木漏れ日差し込む窓辺　君はゆったりと身体を伸ばし
欠伸をひとつこぼしたのなら　今日ものんびりお昼寝タイム
夏がやってきて暑くなる頃　冷房の風嫌いながらも
気が付いたならとても涼しい　ベストポジション確保している
気紛れさなら天下一で　構わないでと爪を立てて
なのに実際に放置したら　悲しい声でしき...

街に溢れる　人ごみの壁　暑い陽射しに　焼けたアスファルト
遠くで揺らぐ　赤い電波塔　眺めながら　歩く
苛立ちばかり　募る日常　見たことのある　物だけが集う
安定の中　沈み行く言葉　振り切ろうと　歌う
見えないように　知らないように　過ぎる大人を　横目に流して
湧き出る熱に　靴音が歩道　叩くリズム　弾...

嬉しい悲鳴に蹴り上げられて
走り始めた先は迷宮
二の鉄を踏む恐怖に怯え
予想通りに迷走してる
右の手に黒ペン握り
左手で白紙を押さえ
いくつかのアイデア書けば
指先がくるくる踊る
どれにしようかな　恋愛は二番煎じ
どれにしようかな　情熱が空回り...

憧れていた　お姫様の
物語とは　違いすぎて
戸惑いながら　怯えながら
新しい道　探している
隣にいる　貴方のことも
何一つも　分からないまま
紡がれてる　このお話は
どんな色を　しているのかな
貴方の描（えが）く　物語の中には
私の姿　どこかに描（か）いてあるの...

深い森の奥にも
やがて春が訪れ
色付きだす花々
黄色く野を染めゆく
黄金色の髪をした
愛くるしい少女は
花を編んだ冠を
手に家路を急いだ
今はまだ偽物の
花だけの冠よ...

私は微笑み　いつでも泣かない
望んだ姿を　映してちょうだい
私は貴方の　可愛いお人形
フリルのドレスに　リボンを散りばめて
小さな手を伸べ　優しく囁くの
「さぁどうぞ、　貴方のご自由に」
この身に喰らい付く　貴方の慟哭と
狂ってる律動を　奥まで受け止める
私の隅々を　残さず貪れば
嗚呼もう貴方には　...

炎の中から抜け出して
逃げ込む先には深い森
緑の草葉が陽を閉ざし
終には乳母やも倒れ伏す
行けども宛などない道を
このまま歩いて行くのかと
残され嘆くは力無い
小さな姫君のみだけで
冥府の王の手取る前に
姫君救うは誰の手か...

(1サビ)
君に出会えて　喜び生まれ
生きてる事が　幸せなんだ
たとえこのあと　別れても
いつかどこかで　また出逢おうよ
(1A)
今日はどんな　話をしよう
ドキドキするの　聞こえてしまう？
口下手なんて　信じられない？
笑わないでよ　泣いてしまうの...

走れ走れ　踊るように
振るえ振るえ　白銀の剣
正義はここに　我等と共に
紅蓮が揺れて　全てを焼いた
炎の魔女は放たれた
狂う歯車軋み上げ
どこへどこかへ廻り出す
早く早く　少女の声
駆ける駆ける　終末から
幼き娘　追いかける声...

聞きたいよ　（言えないわ！）
好きなんだ　（嫌いだわ！）
傍にいて　（来ないでよ！）
触れたいな　（叩くわよ！）
ツンツンとトゲだらけ
めげそうになるけれど
控え目に伸ばされた
君の手を離せない
それって計算？　（馬鹿なの？）
それってツンデレ？　（うるさい！）...

夢の続きを　知っていますか
霞のように　消える続きを
何があるのか　知っていますか
風に運ばれ　薫り揺れてる
どこにあるのか　知っていますか
伸ばす手に触れ　散った花びら
誰とあるのか　知っていますか
ピンク色した　淡い微笑み
二度と見れない　好きなあの微笑み
二度と触れない　好きな体温（ぬくもり）...