タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧(15)
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「なんでミクと付き合ったの?」
いろいろ訊きたいことはあったけれど
まず私の口から飛び出た言葉はコレだった。
私が好き・・・なのになんで
ミクと付き合ってたんだろう。
なんで?
その真相が知りたかった。
「え・・・っと、うん。」
急に口ごもるレン。
怪しい・・・!...両思い
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リン
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「好きなんだ。」
夕日がレンをさらに美しく照らす。
時が止まったような感覚に陥った。
でも前にあったような、レンがミクと一緒に帰ると言ったときのような気持ちの悪い感覚ではない。
心地の良い感覚。
ずっと待っていた、あなたからのその言葉。
思わず涙が出た。
「ぁ・・・あたしもなの。」
「え?」
私が言...片思い
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屋上まで全速力で走りながら頭の中を整理する。
意外とこの感覚が好き。
まず、今日分かった事実は「レンがミクを振った」と言うこと。
そしてその理由は解らない。
昨日私たちは偶然とはいえキスしてしまった。
何故。
クオ君も何であんなに急ぐように言ってたのか。
疑問が多すぎるよ!!
階段を駆け上がる。
だ...片思い
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朝のことが気になってぼーっとなる。
歩くスピードもいつもと違って遅くなってしまう。
だから普段より学校に着くのが遅くなった。
レンはもう学校に着いてるんだろうな・・・。
学校について自分のクラスの扉を開けると何だか騒がしかった。
何だろう・・・。
根拠のない胸騒ぎがする。けど、その理由がなんなの...片思い
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…夢を見た。
レンとミクがキスする夢だった。
2人が誰もいない教室で、キスしていた。
私には苦痛意外の何者でもなかった。
のに、2人が離れるまで見ていた。
枕が湿ってる…。何でだろう。
…自分の涙だった。目の回りにたくさんついていた。
夢で泣くとか…。
どれだけ心が弱いんだ、私。
涙を拭くため顔を洗...片思い
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A.
少し前までは 私と君
2人で1つと 思っていた
だけどそんなの 私の思いこみで
君は 完成品だった
未完成なのは 私だけだった
サビ.
大好きだった 君の存在さえも
今の 私にとっては
心を傷つけるだけの...私と君
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学校を出て、数分。
私たちは口を閉ざしたまま下校していた。
「…ごめん。」
レンが口を開いた。
謝ってるのはさっきの出来事だろう。
「こっちこそ…ゴメン。レンには彼女がいるのに……。」
自分の台詞で私の親友の可愛らしい顔を思い出す。
少し胸が痛くなったけれど。
「俺の方は大丈夫。初音とは、その…まだ...片思い
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こんな漫画のような展開があって良いのだろうか…?
今までずっと好きだった弟に
彼女が出来て。
その彼女が自分の親友で。
でもある日「今日一緒に帰ろう」と言って貰って
教室で待ってたら
偶然、唇どうしがあたって……。
これ、夢じゃない?
夢だよね?!
イヤイヤイヤ。...片思い
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やっと放課後になった。
いつもよりか、放課後になるまでが長かった気がする。
その理由が、いつもより色んな事があったからか、レンと帰れるのが楽しみだからかは、私にもわからない。
敢えて言うならたぶん後者だと思う。
私は自分のクラスでレンを待っていた。
レンとは一緒のクラスだけど、レンは先生に呼び出され...片思い
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私を引っ張った人物は…
レンだった。
「レ…ン?」
レンの顔をのぞき込んでみると怒った表情だった。
でも、耳まで真っ赤になっていた。
「レン?どうしたの?私これから更衣室に行かないと…」
「…そうだな。いきなりごめん……。」
いつもと違う雰囲気を持っているレンに私は戸惑った。
「じゃあ、私行くね?レ...片思い
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その日の数学の時間からずっと私は上機嫌だった。苦手な国語だって頑張った。
だって今日の放課後、レンと久々に帰れるんだもん!嬉しくないハズがない。
顔がにやけすぎてミクに
「リンちゃん……にやけすぎて怖いよ……?」
って言われる始末。顔に出やすいから仕方ないじゃん!
早く放課後になんないかな~……って...片思い
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もし、私たちが姉弟じゃなかったら、私たちはどうなってたのかな?
やっぱり友達?それとも……。
こんなことを最近よく思う。やっぱり辛いなぁ…。
レンに彼女が出来たことも、その彼女がミクってことも。
もしレンの彼女がミクじゃなかったら、きっと閉め上げてただろうから。
今は2時間目の数学の時間。私こと鏡音...片思い
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登校時、私は一人で学校へ向かっていた。
友達がいないわけじゃないけど、一人になりたかった。
その理由は昨日の放課後にあった。単に私が双子の弟鏡音 レンにふられた。正確にはレンに彼女が出来た。
「はぁ…。いつもより寒いなぁ……。」
独り言のつもりだった、のに聞き慣れた声が私の独り言に答えてくれた。
「...片思い
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学校での放課後。
私は日直なので日誌を書いていた。
「リーン!!」
レンの声がする。私の大好きな弟の。
「リンってば!!」
ちょっと嬉しそうに見えるのは私の気のせいだろうか…?
「レン、何?」
「今日…女子と付き合うことになった…!」
レンは照れながら嬉しそうに言った。
「はぁ?」...放課後