タグ「歌詞応募」のついた投稿作品一覧(59)
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騒ぐ、胸の奥底
右手 名残惜しげに
ここにない誰かのぬくもりを
朝に目を背けても
記憶 手繰り寄せても
夢の中消える 誰かの手
深く沈み込んだ 眠りの世界
どこまで続く闇の果て
出口探しながら 凍える体
「たすけて」息もできない...オーバーチュア
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目とじてもキラキラ、ギラギラ
極彩色 ダイヤモンド さよなら
ご機嫌いかが?
とめどなく 流れるデジタル広告
飾られてる 合成の子どもたち
踊れないの 眠れないの 上目遣いで
『可愛い!』『可愛い!』 カワイイ?
どうせ ニセモノでしょ パチモンでしょ
見てわからないの?
『可愛い!』 カワイイ?...ダイヤモンド・ダーウィン
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立つ鳥 跡濁さず
風の如く 消え去り
次の住処 目指せば
広がる虚空 美しさ
脇目ふらず 天を仰ぐ
しなやかな輪郭 幾重に連なって
誇らしげに 正しさだけ
無色の両翼に掲げた
立つ鳥 跡濁さず
泡の如く 消え去り...カロカガティア
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カラフル 解き放つライトが
君を 映し出して点滅してる
画面越しに観る景色
目にする度 ますます
眩しさ増している君だから
メッセージも送りづらくてさ
手と手重ね 約束した
あの日から時は流れ
気づけば離れた場所にいた
「必ず叶えよう!」...ユビキリハレーション
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そして届かないほど遠くまで
夢中で駆け抜けた
名前を呼ぶ声 掻き消すくらいに
前だけ見れば影が伸び
未来を 指し示す
僕にお似合いの 只暗い茨道
痛む足を擦り 走り続けた
深い暗闇に 視界は濁り
響く咆哮が 間近に迫る
今に現れて 獣の餌に…...荊棘の道
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「嘘じゃないよ」 聞き飽きた台詞
またそうして 困った顔して
その両手で抱きしめながら
大事なこと 隠しているんでしょ?
その笑顔は本当?
その言葉は本当?
聞きたいことだらけ 不安だらけ
そのキスに溺れて
その香りに酔って
これが本当なのか わからないの...ダウトダウトガール
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動かない時計の針
12時を指したままで
ひび割れたガラスの中
そこにあるだけの飾り
役立たずなんて 僕も同じ
動けないまま 今日も
「正しさ」で溢れた 僕の過去が
「正しさ」で壊れた 僕を責める
間違いの理由をいくつ数え
悔やんでも時は戻らない...反転パラダイム
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目を凝らすと そこにあるのは高い山々
白くたなびく雲を 纏わせて佇む
若さに身を任せ 恐れることも知らずに
希望だけ携えて 登り始めた
思い出そうとしなくなった
あの頃 憧れた場所は
夢の中で輝いて 逃した景色を見せた
誰かと共に 手を握り合って
霧の狭間を 走り続けていた
見えない道も お構いなし...彷徨闊歩
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今はこのままで 君見つめたい
朝焼けの光を 背に浴びて
ふたりの世界
ぬくもりごと 分かち合って
あのね 今なら 素直な気持ち
いくらでも言えそう 魔法みたいに
君の寝顔を なぞりながら 微睡んでる
いつも意地張って 伝えられない
心の中 溢れそうなのに
あのね 言葉に できない気持ち...朝焼けのエリス
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綺麗に咲いた花の夢を見た
朝のニュースで思い出したよ
「見に行こう」 いつもの我儘
ため息ついて笑う君
しとしとと振る 銀色の雨が
しめやかに春景色 かたどる
ゆらゆらと揺れる蕾を見上げてた
濡れた手を取り合って
予報外れの雨に包まれて
咲いてもいない桜を見てた...春傘
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君が告げた言葉途切れて
眩しすぎる夕焼けが僕を灼く
赤く染まる頬に流れた涙
ただ見ていた
真っ赤な瞳が俯く瞬間
はっきり気づいた 二人の境界に
その身を翻して走る
君は遠く
黒く汚れてる僕の両手じゃ
届きやしない...赤と黒の境界
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晴れ渡る空と潮風の香り
彼らの旅立ちを祝う声
頼りなく揺れる船の上 ひとり
その手 大きく振り笑う人
明るい未来を 無邪気に信じて
高らかに笛が鳴る
晴れやかな顔で 新しい道へ
港を離れた
青いさざ波に運ばれ消えゆく
船の形すら見えなくなって...青い航海
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ずるい魔女と笑われたって 気にしない
夢の中で ふたりきり甘い恋したい ずっと
はじめて会ったときから
キラキラした微笑みに心が奪われた
私のこと 見てほしくて
恋の呪文を唱えた 乙女心
我慢できなかった
君の優しい声に甘える
幸せな時間から抜け出せる訳ない
君の気持ち 聞けるほどは 強くないの...魔女の初恋
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遠くから聞こえた
馴染みあるメロディ
制服着てた頃 僕も歌わされた
どうしてだろう 響く声が
成長もしないままで 大人ぶってた
僕を照らした
懸命な歌は 少し拙いけれど
眩しいほど心揺らす 透明さで
こんな僕からも いつか彼らの元へ
夢を追うその未来を 支えられるような...Unknown Singer
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窓ガラス 覗き込んで
「雪だよ」と 呼ぶ声
スマホ見て 聞こえてない振りをした
暢気に窓を拭って
銀世界を見てるあなた
私がどんな気持ちでも お構いなしね
子どもみたいな横顔に 恋をしてた
曇ったガラスの向こうで 雪が積もる
あれがやんだら あなたに言おう 別れの言葉
なんてことない いつもの顔で ...凍雪とカフェテリア
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高く結った黒髪 風を受けてはためく
坂を下る君の背中 花吹雪が彩る
緩んできたブレーキ 握り直し空を仰ぐ
小さくなる自転車 君を連れて
呆気ない僕らのさよなら 笑う
君 呼ぶ
情けない僕の声が 零れた
会えなくなっても
僕の想い 変わらないと伝えたいんだ
今 心にかけていたブレーキ 手放す...ほころび、ほころぶ
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足音に煽られ 青信号
小走りに渡った 月曜日
駅前の歩道で 発車ベルが
人々を追い立て続けている
灰色のビルがまた 無機質に
出迎える入り口抜けて
着席するまでまた 無意識に
システム通り動く
今 僕はどこにいる?
四角い画面向き合って...点滅信号
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君色のロマンス 空まで届け
シャボン玉より
頼りない声でもいい?
初恋 弾けちゃいそう
シャボン玉に
言えてない気持ちを詰め込んで
ときめきの虹 輝く
シャボン玉を
追いかける無邪気な横顔が
少しだけ 悔しい...Poppin' LOVE!!
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白い雲のすき間抜けて
ハイスピードで大気圏
重たい悩みもストレスも捨てたら
空まで浮かんで飛び回れるから
さあ!思い切り 両手広げて
軽くなった体 風に任せて
飛べ!青い空 自由自在に
雲の下の世界 今は忘れて
さあ!思い切り 背筋伸ばして
吹き荒れる風にも 負けないように...ファーストフライト
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この枯れ果てた星で時を重ねて
またひとり最期を見る
崩れ落ちた崖 襲う嵐に 砂埃舞い上がった
吹き荒れる風の音が ここまで響いてくる
咽び泣くような声で 僕を責めていた
手で支える砕けた瓦礫
身を屈めてひび割れた大地踏みしめる
干からびた川の対岸で
誰かの足跡駆け巡る
この暮れ果てた空で距離を数えて...砂嵐のレクイエム
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運命の予感
居眠りしてる 真ん丸子猫
なんでかな 気になった
むくりと起きて 伸びする背中
振り向いて目と目が合う
黄金色した つぶらな瞳
魔法かな 逸らせない
目覚めたばかり 茶トラの君が
とことこと歩いてくる
たくさんの猫の中...ツインレイ
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海と砂の境界線で 波が跳ねる
岩に囲まれた 秘密の浜辺
水平線 吸い込まれそう 紺碧の世界
心地良い風が 耳をくすぐる
踏み出した足下で 七色の光が
波のリズムに乗って きらきらり踊り出す
虹のワルツ追いかけ 砂色のドレス翻し
踊る君を見つけた 白蝶貝のコンパクト
太陽のシャンデリア 眩い光が反射し...マザーオブパール
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果てしなく深い夜を 切り裂く星
眩しい光は殺那を駆け抜け 消える
どこにいても 君のこと 想っている
煌めく空 見上げる度 痛みを知る
夢に向けて飛び立った背中
手を振ることしか出来ずにいた あの日
瞬きする間に 儚く散る光
星々の中で 残像追い掛けてみる
どんなときも 君のこと 信じている
泣き...流星痕
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遠く聞こえる咆哮
重たい足音鳴り響いた
ここは過酷な戦場
間もなくバケモノがやってくる
草むらに身を隠し奴が来るのを待つ
僕から自由を奪った巨大なバケモノを
自由を手にするため 未来を変えるために
進むと決めたんだ この手でバケモノ倒すと
遂に見つけた 迫り来る巨大な影を
震える両足どうにか踏みしめ...リベルタス
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この星降る空の下 どこかで君は 思い出すのかな
星座を指さして名前をつけた 幼い日の遊び
耳 ずきずき
冷え切った空気 迎え撃ち歩いた
息 絶え絶え
振り仰ぐ空に浮かぶ小さな星
あの日くるまで 好きだった星さえ
雪の粒みたいに見えるから…
あの雪降る空よりも 誰かと君の 笑顔思い出す
届かない想いに...名無しの星
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まだ会ったことない君の
笑う顔が見たくて
はじめましてはもうすぐ
そわそわと待っている
繋いだ絆 芽生える命
奇跡のような光を宿し
一人の部屋でその時を待つ
大事な人に想いを馳せてみる
君が来る世界には たくさんの人がいて
君と会う日のことを 楽しみにしてる...命の軌跡
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いつの間にか立ち止まると
その手そっと伸ばして
向かい風によろめく私の手を繋ぎ止めた
初めて知ったぬくもり纏う指と指 結んで
どんな道も二人でなら進めたよ
分かりやすい台詞も振る舞いも下手なあなたが
吹雪の中 守ってくれた あの日を
何度でも思い出しては胸に言い聞かせる
あなたのいない寒い部屋で
初...モノクロの傷跡
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伸びる影追いかけて歩く道
一歩ずつ近づいてく
あともう少しでウィークエンド
あれこれ抱えた悩み
忘れても今だけは許してね
はしゃいで並ぶ
一個ずつ明かり灯ってく
トワイライトの予感に胸躍る
あれこれ浮かぶお休み
遠出もいい 一日寝るのもいい...ウィークエンド・トワイライト
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三時間目が始まった音に
かき消された独り言
「消えたい」って聞こえた
鈍色の雲 迎えに来てよここまで
見たこともない空の果てまで連れてって
退屈な日々忘れさせてよ今だけ
二人教室から逃げ出して…
君が「消えたい」と願うのならば
僕にもできることあるかな
どこまでも一緒に逃げて...鈍色空想
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隣から聞こえた君の名に
笑顔貼り付けてグラスを持ち上げた
光る画面には誰かと並ぶ君
少しぎこちない微笑み浮かんでる
平気なフリは疲れた
何も望まないから
せめて恨むくらいゆるして
交差点を見下ろすビルのネオン
浅ましく こびりついた仮面を
照らし出して 嘲笑った...ネオン・マスカレイド
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