小紫花の投稿作品一覧
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ひらりはらり空に踊る花びら
いつの間に止んだ雨
これがお伽話ならどれほどに
素敵な情景だろうと
そんな毎日の切れ端で
ありふれた夢を見ていた
まるで魔法にかかったみたいに
空を飛んで 海を駆けて
遠くのきみに会いに行くよ
きみは気づいてくれるかな...夢物語【曲募集】
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馳せる吐息 揺れる線香花火
触れ合いそうな距離で煙る
白い君の声 跳ねる僕の心臓
そんな夜を覚えている
あれから君はいくつ恋して
僕のことは忘れたでしょうか
それならもういいんだけれど
もしも今も燻っているのなら
もう一度 僕と恋をしませんか
青い毒リンゴのような恋を...fire white【曲募集】
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遠くで雷が鳴いて思い出したよ
ふたり手を握って過ごした夜
そんな温もりはもう消えてしまった
ああ、寒いな
街を濡らす黒い雨や
花を散らす酷い風は
全部はっきり聞こえるのに
やっぱりどうして君の声は
深い闇に溶けてしまうんだね
傾き出した太陽の光浴びて...not still tiny【曲募集】
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鳥の歌を聴いて、虫の声を聞いて、
花が咲いたとか、空が青いとか、
そんなことを話す。
君とはそれだけで良かったんだ。
だけどいつしか、僕の中に赤い花が咲いて、
それがとても小さく、ただ醜く思えてしまった。
ねぇ、コンスエロ!
どうか教えてくれないか。
こいつは何と言って、
どうしてここにいるんだ?...Consuelo【曲募集】
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さよならを言うのはいつも君からだった
何かに誘うのは私からで
心を痛めるのも私だけだった
それでも会いたいと願っていたのは
君が全てだったから
それだけなんだろうな
君の好きな歌が聞こえる度に
つい口ずさんでしまう
別にもう想っちゃいない
だけどこれだけは忘れられないでいる...君の好きな歌【曲募集】
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街角ストリートシンガーが
過ぎた恋ばかり歌っている
そんな女々しい歌だから
きっとキューピッドも近寄らないのさ
なんて今日も棚に上げて
流れる時間に身を任せている
朝起きて気づけば夜
そうさ、寂しくなんか無いさ
今さよならしたい君に会った
相変わらず可愛いなと思った...さよならしたい君に会った【曲募集】
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たった一言で人を幸せにできる
そんな言葉を僕は知っているよ
それは簡単でとても端的に言える
そんな言葉を僕は聴きたいんだ
今君はどうしているかな
この歌は君に届くかな
ああ、君はどう思うのかな
君の好きを聴かせてよ
たった一度だけ たった一つだけでいい
たとえそれがお世辞でも...たった一言、好きを。【曲募集】
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君は僕のことをよくは知らないね
僕は君をよく知っているけれど
笑う顔や髪を千切る癖のこと
そっと君を見て眺めてきたんだ
隣の君の可愛い寝顔
今すぐ僕の物になんて
君に言えたら
もしも君とデートができたなら
どこで何時に待ち合わせをしようか
やっぱり駅前とかがいいかな...a little bit spicy【曲募集】
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君は毎日 電車に乗る
満員電車に 揺られ揉まれ
行き先のない 苛立ち重ね
降りたら忘れて さあ行きましょう
お気に入りの歌は君の中
退屈な時間は過ぎていく
側にいるよ いつでも側に
辛い時も忘れないで
君のことは何でも知ってるよ
だから一人で抱え込まないで...stay with you【曲募集】
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羨ましいなぁ
君は何でもできるんでしょ
分けて欲しいなぁ
君の才能ってやつをさ
例えば極大魔法が使えたり
例えば伝説の剣が使えたり
その両方だったり 嗚呼
親も殺されてない
神に選ばれてないこんな僕じゃ
勇者になんかなれやしない...バチガイユウシャ【曲募集】
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陰りだした空を見上げて
君に告げる言葉ひとつ探していた
橙色混ざる紫
頬をなぞるその涙に気づけたのは
南西の生温い風が
君の髪を揺らして
皮肉混じり西の太陽が
水の縁を照らしたから
薄れてゆく色の中
無くしたくない物がある...暮れの渚にて【曲募集】
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拝啓、有彩の君へ
もう会うことはないだろう
思い出すなんてしないよ
楽しくも悲しい夢に
さようなら
なんてね、僕は強がりで
そんなことできやしないのに
なけなしの見栄を張って
笑った振りで泣いてんだ
僕の言葉で何かを掴める...憧憬、有彩の空【曲募集】
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薄れゆく記憶が愛おしく思えて
私は頬を伝う涙も拭えず
今はこうしてここで動けずにいる
灰色の心に虹色の水滴
例えば君が何か一言くれたら
境界線を越えて明日に行ける
久し振り いつかそう言える未来
君は待っててくれるかなとか意地悪
言わないよ 君を信じてるからさ
だから私は今は前を見ていたい...青春変更線【曲募集】
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本当の事を言うよ
今言わなきゃもう 二度と言えない
そんな気がするからさ
本当は君のことが
好きだったの 昔からずっとね
君はいつしか好きな人を見つけて
恥ずかしそうに話してくれた
その顔が愛しくて切なくて
泣いた夜もあったけど
君に届け この恋心...【重音テト】笑って 笑って
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海を行く鳥の白い影を羨んで
小さな僕が夢を抱いたとして
そんな風にはなれないのに
諦めることさえできないまま
日が暮れるまで空を見ていた
誰かがこの背を笑う声も
善意に隠れた蔑みでも
気づかない風に装うから
どうかどうかその甘い声で
僕の心を拐ってくれないか...【闇音レンリ】Brand New World【編曲募集】
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街角でよく知った顔を見た
絶対に別人だけど
とてもよく君に似ていた
未練なんて作らない
そのつもりだったのに
そうはいかないみたいだ
時間は僕から君を奪い
卒業という言葉で釘を刺した
同じ道はどうせ進めないこと
わかっていたから...drone code K【曲募集】
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君と出逢いそして僕は恋をしたんだ
君はいつも此処で女神の様に歌っててさ
それを僕は聴いていたよ 知っていたかな
雨の日も風の強い日でも
街灯を見上げる水溜り
月より明るい君の色
一番星は今日も君だ
眩しくて世界が霞む
風に靡く君の長い髪を見ていた
いつの日にか此処で家族の様に笑えたらな...【kokone】定点観測
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離れ離れになってしばらく
連絡さえ取らなくなって
ふたり笑って歩いた道も
語り合った夢話も
忘れたことなかったのにな
いつからだろう
君はいつの間にか遠いところにいた
僕から見て右上
綿雲を突き抜けて太陽の方に
もしも今、あの日の君に会えたなら...タイムマシン【曲募集】
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世界は存外に単純で
どうやら法則はひとつみたい
それが偉い人にはわからないようで
ミクロな何かに 不確かなモノに
囚われてばかりだ
この空が青いことは
みんながそう言うから
たったそれだけの真実で
私が吐いて 君が食べた
そんな小さな言霊さ...セカイト・コトハノ法則【曲募集】
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今日の街は賑やかな装い
塩辛いチキン片手に
見上げた空は暖かくて
私の内からそっと溢れた
白い吐息が冷たく揺れている
すれ違う人はみんな
手を繋いでいて
悔しくなんかないぞと
ぐっと奥歯を噛み締めたけど
jingling 鈴を鳴らそう...ring a bell【曲募集】
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会いたいよ 涙流して喚いた
もしもどこかに君がいるなら
今にだって飛び出せるのに
遥か手の届かないところ
なんで君はそこにいるの?
朝霧渡るつがい鳥
いいな 君たちは飛べるんだろう
きっと僕に行けないような
高いところにだって
言い過ぎだろうか...一度きりの掌【曲募集】
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宇宙の中心で僕は
破滅する夢を見た
抗えない力に身を委ねて
泣く暇さえ与えられず
ただ何かを見つめたままに
そして目覚めて僕は
君と笑えるこの日常が
大切だって思ったよ
甘い甘い飴を舐めて
君は本当に幸せそうだ...アザトース【曲募集】
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秋風が運ぶ銀木犀
優しく揺れる薄の穂
君のいない日常の中に
溶けゆくのが怖くて
今日もまた 夏の足跡を探す
そんなのは雨が消したというのに
くじら雲 君と見ていた空
遠い夏の 甘い思い出
冬が来て 春が過ぎたのなら
また 君に会えるだろうか...【Rana】くじら雲は遠い夏に
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君が見たがっていた夢はどんな色ですか?
それはきっと透明なものだ
曇り空を見つめる君に
かけられる言葉は何もない
僕はここで立ちすくむ
秋の風は薫り高く だけど切なく
二人の間を通り抜けた
「寒いね」なんて君が笑った
空に叫ぶ「愛してる」よりも
大事なことを忘れていたよ...空に叫ぶ愛してるよりも【曲募集】
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本日快晴の空模様
祭囃に誘われて
陽気な人混みを歩く
手持ち無沙汰にリンゴ飴
振り返れば君がいた
気まぐれと一期の夢
ここで君に出会えたのは
運命なんてことなのかな
夜を侵す光の花
君を照らそう 今夜限り...【初音ミク】firesight
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クマゼミの声は炎天下
僕の右手を疼かせる
アイスの棒は咥えたままに
うるさい声を空返事で流したら
時刻は午前9時
装備は虫かごひとつ
合言葉は「待った?」
無限大の夏が始まる
広がるは青い空と白い雲
宿題なんて放っておいてさ...エンドレスサマー!【曲募集】
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つまらないの 君の語り部は
味気ないの この話は飽きたわ
愛してるの 君は体裁を
大切なの? 私と同じくらい?
鈍いもんよ 甘味は全然
足りないのよ 君の愛を高濃度で頂戴
壊していいの 他の誰かなんて
特別にしてよ 皆が妬いちゃうくらい
愛してお願い もっともっと
キスだけじゃ足りない 本気を見せて...わがままPRINCESS【曲募集】
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あれからどれくらい経った?
君を忘れられずにまた
ひとりあの道を歩くよ
どうしてあの時君は
僕を助けてくれたのか
胸に蟠る質問
空が高くなる
あの日と同じ景色
さようなら ありがとう どうかお元気で
恋は褪せゆく物...思い出の花束
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長い長い夢を見ていた
ハトのように空を飛んで
神様が落とした
星の欠片を集めていた
星が銀貨になる
そんなお伽噺は
とうの昔に捨てたはずなのに
藍が空を染めてくから
僕はここに立って耳を塞いで
音のない 誰もいない夜に...アトラスの魔法【曲募集】
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出会いのきっかけは突然で
ある日ガラスを割った白い玉
謝る君は滑稽だ
そんなお伽話みたいな
寝たきり姫の王子様
東に沈む太陽が
庭木の影を伸ばしてく
あとどれだけ経ったら
君は消えてしまうの?
巡り巡る感情が今を忘れないように...フユイチゴの夢【曲募集】
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