タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧(80)
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どうしようもなく惹かれた背中
理不尽な世界で喘ぐ
不条理な世界で走る
心の在処は何処にある?
失う日まで走り続けるのか?
判らない 理解らないよ
見たくもないんだと目を逸らした
俯いて雨に打たれよう
ただ"息"をしてるだけ
強い私には理解らないよ...N
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紅茶に混じる血の香り
あらあら活きのいいことで
まだまだ遊びましょとナイフで一突き
あらあら動かなくなってしまったわ
これしきで動かなくなるなんて
なんて貧弱なのかしら なんて脆いのかしら
まだまだ遊び足りないの
もっと遊びましょ
獲物が啼く声を茶菓子に
獲物が零す涙をミルクに...BLOOD NIGHT TEATIME
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夜が続けばいい
そうしたら生きやすいのに
詰まった耳をこすっては
晴れた空に吐き棄てた
夏は嫌いで
冬が好きで
暑い寒い うるさいな
掻き乱されるから
気紛れに 走る衝動
叫び出したノイズを掴まえて...BLACK NOISE
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A1
平和な日常が そこにあったのさ
何時までも続くと そう思ってたんだ
気付いたのは偶然で
「当たり前」を「当たり前」に享受してた
その向こう側で
恐怖は腐るほどそこらに転がってた
B1
猛威を振るうそれに
僕は立ち向かえているのだろうか...WALK
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私が私で在る為に
今この歌を歌い上げよう
私が確かに此処に在る
心という核が確かに此処に居る
高らか歌う自分賛歌
お前の代わりは居るんだよ
そんな言葉ばかり聞こえる
揺らいでいく自分自身が
消えたくないと叫んでいる
消さないでと声を上げてる...自分賛歌
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くもり空 つまらない授業
どこかへ行きたいな なんて
そっと ため息をついた
風に揺れるカーテン
舞い散る木の葉
何処かへ誘う合図
扉を蹴って
さあ 飛び出そう
なんにでもなれる
何処へでも飛べる...D
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I 色は匂えど
花は散りゆく運命
この声に祈り込め
蒼き空の下で鎬削る
A 朧気な声に
何度答え求め
叫ぶ夢を見ただろう
B 血煙舞い 泥水を啜り
敵も 味方も
正義の在処すら分からない...蒼色葉唄
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I 色は匂えど
花は散りゆく運命
この手紙にしたためて
貴方の下へと流しましょう
A 離れていく背に
何度「行かないで」と
叫ぶ夢を見たでしょう
B 血煙舞い 泥水を啜り
敵も 味方も
正義の在処すら分からない...紅色華唄(あかいろはうた)
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I 暑い暑い 暑すぎるよ
あまりに熱すぎて溶けてしまいそうだ
でろでろに溶けて
どぶへ流れてしまうよ
A 目指すはコンビニ
この地獄にもたらされた蜘蛛の糸
溶けそうな体を
冷やしておくれ
B 最近の暑さはどうかしてる
もはや太陽仕事しろ どころか...アイス食べたいっ!!
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I貴方は僕の事を愛してくれますか
本当に愛してくれますか
離れずにいてくれますか
行動で示してください
A1ずっとずっと 繰り返してる
本当の愛が欲しくて
物語みたいなハッピーエンド
そんなモノがあるなら欲しくて
B1幾度となく繰り返す問答
好きか嫌いか Yes or No...好き嫌い問答
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S構って 構って 構い倒して
苦しいくらい抱きしめて
嫌になるくらい 飽きるくらい
抱きしめて 撫でて欲しい
そんな妄想をしては
抑えてる
かまってほシンドローム
A1先天的発症
かまってほシンドローム
まるで胸に穴が空いたみたい...かまってほシンドローム
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I白魚の手 掴み損ねて
貴女は朧月の向こうに隠れてしまった
儚い 春の宵
貴女への恋は募るばかり
A1雪残る夜 今だ残る寒さに
春時雨 人肌恋しくて
早く春が来ないかと希う
ふわり梅の花の香り
貴女はそこに立ってた
B1春告げ鳥の髪...春恋歌
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I 生きるのアントニムは何なのだろう
ただ 吸って 吐いて
今しかないこの時を
A1 新しい喜び
新しい苦悩
生は卵の中から飛び立つ
臆病な自尊心
そんなモノを抱えて
B1 喜びと苦悩
板挟みで抜け出せないな...Ego and Punishment
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I 「時間が巻き戻ればいいのに」
なんて 呟いた声は
閉ざされて もう届かない
A1 『昔々ある所に』
そんな言葉で始まる
物語はハッピーエンド
主人公は幸せに暮らしました
B1 誰もが羨む幸せな結末
王子様と結婚
誰も知らないその後...Bad Cinderella Story
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Iにゃーにゃー 軒下に潜む○
にゃんにゃん きままにあくびを一つ△
ゆったり寝そべって○
のんびりと歩いて△
行こうか 約束の場所へ✩
A桜並木 気ままに進む○
イカ焼き屋台 良いにおいで△
ふらふら引き寄せられて✩
しまった△ やっちゃった○
相方とはぐれちゃった✩...観覧車と猫
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I 12 1234 Yeah!!
これから 始まる僕たちの歌
ご機嫌なリズムに乗せて
歌い 踊ろうよ
A1 ある時 白い大地があったよ
幾つもの 黒い雷が走って
一つの『形』になったよ Yeah!!
最初は一人 それから
次々生まれた Fowwww!
B1 全員がそろえば...モドキシリーズ。
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A1もしも この世界に君が居なかったら
僕は 君の事も知らないままだった
ずっと世界は不透明なままで
色鮮やかな世界に気付かないまま Ah…
B1君の笑顔が眩しくて
いつの間にか惹かれていたんだ
弾ける笑い声
少しずつ 僕は飲み込んでいた
そしたら不透明な世界も
色鮮やかになってく...透明なままで
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A1縛られた思考回路
自分を示す記号
ただ呼吸をして 食べて
それは生きているって言えるのか?
B1はち切れんばかりに抑え込んだ心
解放せず圧縮して
それで笑う顔が
どんなに醜いか
痛々しいか
知らない理由じゃないだろう?...Nameless
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I 重ね合せた手と手から
溢れ出す温もりが
何時からだろう
こんなにも苦しくなったのは
A1夢から覚めて 見上げた天井
ぼやけた視界で 泣いていた事を知った
伸ばした手は何処にも届かずに
何も掴めないと 諦めて
温もりを思い出していた
B1見つめる瞳は別の誰かを映して...哀想歌(あいそうか)
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I 深い海の底
声が聞こえたなら
どうか返事をして欲しい
叶わないのだとしても
A1この目に映るのは
数多の魚
貴方は何処に居るの?
無数のマリンスノー
涙の代わりに降るの
B1手紙を書きたくても...深哀歌(しんあいか)
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A1音もなく降る雨
独りたたずむ旅人
忘れられた街
忘れられた約束
どこか懐かしい歌が響く
B1壊れかけた時計
破れた窓
繋いだ手の暖かさ
遠い記憶が囁く
S1くしゃくしゃになった地図...雨の旅人
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A白いドレス 白い髪
空色の杖 私の正体は何でしょう?
その答えはみんな知っているよ
さあ考えて
私は誰でしょう?
S答えは冬の女神でした
名前は白姫
神なのに姫なのなんて言わないで
貴方の住むところ 雪だらけにしちゃうんだから
触らぬ神にたたり無しってね♪...冬のクイズ
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A何時かの日に誓った
絶対に見返してやる
心を傷つけられても
屈してなる物か
標を掲げて立つ
S無くならない 誓いは心に
否定に 反逆の標を
孤独な声を上げて
世界に誇れ
今ここに 己が存在ことを...反逆の標
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1Aそれはとても奇妙で
それはとても不思議で
静かに広がっていった
1B「夢を失えば死ぬ」
そんな噂が街に広がる
老いも若きも笑い飛ばした
「そんな事があるモノか」と
1Cきっかけはありふれた事で
君は夢を失った
涙が一つ 零れた...夢失病(むしつびょう)
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冬空に響け 生命の歌よ
眠れる歌は目覚めの時を待つ
太陽の光弱く
大地には凍てつく風が吹く
樹は葉を落とし眠りにつく
虫も動物も眠るよ
生命咲く春へ向かうために
冬空に響け 生命の歌よ
眠れる歌は目覚めの時を待つ
暖かな光の中...冬空
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A子どもの頃から 土にまみれ
あるときは 草にまみれ
子牛に追突され Rolling
匂いも独特で 冬だって大変
そんな産業です
S苦節67年 腰は曲がり
それでもこの産業を支えます
美味しいお肉のため ご飯のため
今日も牛を追い立てる
B大人になったら 家を出ると...畜産農家67年
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何も言わずに居なくなった君
別たれた欠片の君
ずっと私の傍に居てくれた君へ
今私に出来る事で 君に届けよう
私の欠片の君へ
君は私から皆を守るために産まれた
復讐と狂気から遠ざけてくれた
壊れそうな心が君を生み出した
時には入れ替わってくれた
それがどんなに嬉しかったか知ってるかい?...君へ
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くるんと丸まったしっぽ
ぐっと伸びをすればいい天気で
何処からか梅の花の香りすれば
それは僕たちの恋の季節の始まりさ
お向かいのマリーはマドンナで
皆が狙ってる
右隣はライバルクロ
キザで喧嘩も強いやつ
左は癒し系ナナ
いいやつだけどオカマなのさ...Cat Wars
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眠れない夜 空を見上げた
くしゃみをして 寒いと思った
空にはオリオン座 シリウスが輝いてる
秋は終わりを告げて 冬が来たんだ
ゆらゆら上る息が 僕に別れを告げて
空へと飛んで行く 手を伸ばしたら
届きそうで届かない 風が連れて行った
一人ぼっちの夜 空を見上げた
眠い目を擦って 寒いと思った
空に...Sirius
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ただ一人だけの応援歌を歌おう
目が覚めれば忘れてしまう夢
期待に応えたくて 他人を愛せと説いた
白く昇る息 なんで生きているの?
時計の針よ速く進め
ただ構って欲しいだけの寂しがり理論
耳元に甘く響いて
溢れだす涙 空に浮かぶ花
始まれば止められない
悲劇はそこまで来ていた...53