春も夏も秋も冬も。
ずっと隣にいて。
繋いだ手と手。
絡めた指先。
一緒に歩いてきた道を振り返り。
いつまでも一緒にいられると。
同じ明日を信じてた。


遠い月影にふたりの姿を映して。
過ぎた昨日。
来たる明日。
そして、生きている今日を。
何でもないように過ごして。
流れに身を任せて。
この時が手の届かないものになるなんて。
僕は思ってなかった……


好きも嫌いも何気ない微笑みも。
ずっと共有して。
同じ体温。
肌の感触。
君と僕を包む大気の中で。
心満たされた日々に安息し。
同じ明日を信じてた。


君は空の中。
君は空の中。


君は空の中。
君は空の中。


いつまでもいつまでも。
ずっと一緒にいて。
冷たくなった指先。
聞こえない鼓動。
薄れていく太陽の下で。
それが叶わない夢だと実感し。


……僕はそれでも。


同じ明日を信じてた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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同じ明日を信じてた

夢は終わるものだということに気がつかないときがあるのですよね。

……それに気がついたとき。
人は大人になるのです。

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投稿日:2008/05/28 11:08:58

文字数:381文字

カテゴリ:歌詞

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