#4-1「みんな!飲むわよ!」


ある休日前日の夜中、子供たちとルカが自室でベッドにもぐったころ


「さぁ!今日も飲むわよ~!!」


メイコは手に持っていた酒瓶をテーブルの上にドンと乱暴に置いた


「は!はいぃぃ。」


ハクはビクッと驚き、少し涙目になりながら返事をした


「メイコ殿、一つよろしいでござるか?」

「なに?」


それをみていたがくぽがメイコに尋ねる


「どうして今夜は拙者やカイト殿もお供することになったでござるか?」

「そうだよ、めーちゃん。僕もう眠いよ…」


そういいながら、カイトはあくびをした


「どうしてって、人数は多いほうがいいでしょ?このお酒、特売で安くなってたから、たくさん買ってきちゃったし。…ほら。」


メイコはそういうとダンボール箱いっぱいの酒瓶を見せた


「すごい量…」


ハクは目を丸くして驚いた


「さぁ、今日はこれ全部のむわよ!」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」


がくぽたちの声が綺麗にハモった


「ちょ、ちょっと待つでござるよ!さすがにそれ全部は無理でござる!」

「あぁん?」


メイコはがくぽに対して、「なんか文句あるのか?」と言わんばかりに睨みつけた


「あ、いや…なんでもないでござる…」


がくぽは小さくなった


「めーちゃん、僕もう眠いから、寝ていいかな…」

「待つでござる!!カイト殿!拙者を一人にしないで欲しいでござる!」


がくぽにとって、メイコとハクの酒豪コンビと一人で一緒に飲むのは生命の危険を感じるほどの恐怖だった


「えー、だって、ねむいんだもん…」

「わかったでござる!明日、アイスを10本おごるでござる!だから、どうかここにいて欲しいでござる!」


がくぽは必至でカイトに頼み込んだ


「よーし!!めーちゃん!!今日はとことん飲もう!!」


効果テキメン!アイス馬鹿はやる気を見せた


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなでボーカロイド観察(仮)#4-1

今日の晩酌はメイコ、カイト、ハク、がくぽで行うようです

今回はだれがメインとなるのか!
さぁ、予想してみよう
一口10ミクドルから

オッズ 
メイコ:1.3倍
カイト:2.4倍
ハク :2.2倍
がくぽ:5.8倍
その他:79.9倍

閲覧数:641

投稿日:2011/12/17 17:30:30

文字数:821文字

カテゴリ:小説

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