#4-2「みんな、だらしないわね」


―――1時間後   ぽっぽー♪

ドサッ!
がくぽが椅子から転げ落ちた


「がくぽ!大丈夫!?」


カイトが心配して、がくぽに近付いた

しかし、当のがくぽはスヤスヤと寝てしまっていた


「え?もう酔っ払っちゃったの?だらしないわね~」


メイコががくぽを見下しながらいった


「あの…とりあえず…がくぽさんは、そこのソファにでも寝せてあげましょう…カイトさん、お願いします」


ハクは酒を飲む前と何一つかわらない様子でカイトにがくぽを運ばせた



――――3時間後   ぽっぽー♪


「うぅ…めーちゃん、僕はそろそろお酒はいいや…」


酒豪コンビと一緒に飲んでいるので、飲むペースが尋常じゃない

カイトがギブアップ宣言をすると、すかさずメイコがカイトの袖をつかんで


「なぁ~に、いってんろよ~。わらしとのむのが、そんなにいらなのぉ?」


といった。もう完全に出来あがっていた


「いやいや!だって、僕だって一升飲んだんだよ!僕、頑張ったよ!めーちゃん達には、全くかなわないけど…」


確かにカイトは十分に頑張った。しかし、それをメイコが許すはずもなく…


「なにいってんろぉ~!そんなのまだウォーミングアップれしょ!」


と、いってカイトの胸ぐらをつかむ


「めーちゃん、もう許して!」

「ゆるさーん!!」


そして、メイコにエビ固めを決められるカイト


「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


それをのんびりと見ながら、お酒を楽しんでいたハクは


「仲がいいのねぇ…カイトさん…素敵…」


と、笑いながらつぶやいた


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなでボーカロイド観察(仮)#4-2

酒豪コンビの勢いに圧倒されてしまう男性陣


この流れはだれしもが予想できたか!?www

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投稿日:2011/12/17 17:31:43

文字数:704文字

カテゴリ:小説

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