今日もモンシロチョウが 羽根をパタパタさせて
晴れたコスモス畑 蜜を探しに来たよ
隅に隠れて立った ひとりぼっちのカカシ
いつもちょうちょの群れを 眺め物欲しそうで
ささくれた心を なぐさめるそよ風
泣き言は忘れて ゴキゲンで行こうよ
拍子抜けの太陽と 風が刻む三拍子
おどけながらちょうちょたち 粋なワルツ踊ってる
後ろめたい気持ちなど ホコリひとつ無いはずと
ひとりごちたカカシにも 踊ろうよと呼びかける
思い出すのも嫌な つらい前世の記憶
キレイさっぱり消えるはずも無いのに今日も
隅に隠れて立った ひとりぼっちのカカシ
空にたなびく雲を 眺め平気な顔で
いじましい想いが 焦げついたままなら
無理にでも笑って 今ここに立ってる
拍子抜けの太陽と 風が綴る三拍子
ワルツ刻むちょうちょたち 白い螺旋廻りだす
ちょうちょたちとカカシとで 巡り巡る三拍子
わだかまった気持ちから その本音を解き放つ
あゝ 心根の氷が融けて
あゝ 虹の出る舞台の幕が……
拍子抜けの太陽と 風が綴る三拍子
ワルツ刻むちょうちょたち 白い螺旋廻ってる
ちょうちょたちとカカシとで 巡り巡る三拍子
わだかまった気持ちにも さようならを伝えよう
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