今日も息を漏らして
何もせずままベッドに座って
吐く息から意味を取り上げた灰色の世界
当たり前に慣れ過ぎて
当たり前を放棄して
神様は僕から色を取り上げた
「生きていればきっと楽しい」とか
そんな歌詞を書いては読んでゴミ箱に捨てた
それでも縋りつくものに気付かないで
気付きたくなくて
もう一度歌詞を広げた
嗚呼
こんな綺麗な歌詞のように生きられたら
どれだけ幸せだろう
ため息を吐いて文字をなぞった
毎日頭に浮かぶのは
あったかもしれないと望む
あるはずの無い別の現実の御伽噺
無意識のうちにでも動き続ける心臓にすら
気付かないまま
頭の中で理想の演劇(人生)を観て
ふと思い出す「現実」のこと
握り締めた歌詞は滲んでいた
毎日毎日自分に問うのは「どうして」
その答えを探す無防備な僕を
卑怯な手で振り向かせてくれ
嗚呼…
そんな事をする必要はないよと言いたげに
僕は僕に振り返り
まっさらな灰色の紙を差し出した
喉から出そうになった「どうして?」
だけど気付いてしまったんだ
もう、目を背けていた僕には戻れない
縋って、泣いて、助けてくれと手を伸ばしていた
僕は自分で這い上がれたのに。
仮タイトル「灰色の紙」
灰色の紙
初投稿です。
とてもありがたい事に楽曲を作ってくださった方がいらっしゃいましたので、募集は締め切らせていただきます。
とても素敵な楽曲に仕上がっていますので、是非そちらもご観覧ください!
コメント0
関連動画0
ブクマつながり
もっと見る【1A】
特別な人が賞賛される
そのくせ大人は
普通でいろ と強制する
仮面を被って
ありのままは否定される
【1B】
異常が正常で 有り得ない
異様に抵抗も 止まらない
仕様は低迷の ヒューマノイド...【歌詞】嘘で世界は回るので、
涅色
歌詞
A
瞬く星に手を伸ばしてみたんだ
僕の手に収まることない星空
全てがちっぽけに感じた
B
海の中のような揺れる視界に
雨に濡れたように冷たい頬
もう我慢しないでいいんだ
S...ボクとイミ[music:慧様]
No38
A
幕が上がれば いつか幕は降りる
それは当然なこと わかってるけど
あとどれくらい ここで歌えるかな
そんなくだらないこと 想像してしまうね
B
終わりを告げる予鈴が
まだ使える喉を駆り立てる
S
魔女だっていいよ...いつか来る、終わりのために
かぜよみるいと
心が満たされた時 僕は深い眠りに堕ちる
幸せな時は 一瞬で
次に目を開けた時には I'm Alone
大声で 叫び散らしているのは
何を言っても 誰にも届かなかったから
少しでも激しくすれば 驚いてくれて
壊れかけている?と 心配してくれる
君を相手に パフォーマンスをするのは
I Want You...Rescue Me
Sak
A
寂しいって簡単に言えば
苦しいって曖昧に笑う
悲しいって簡単に言えば
虚しいって曖昧に笑う
B
そうした日々の繰り返しの中で
気づいたら摩耗していた、何か大事なもの
許せるはずもないのに受け入れてしまった
感情達に名前もつけられないまま...心
ナツキ
A
人差し指 重ね合わせて
ぼんやりふわり
待ち時間
朝の会話 思い出したら
にやけそうだから
空を見る
B
空き教室 窓側で
君のことを 想ってる...空き教室、窓側で
ちさとてこ
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想