紅(べに)の花 髪に 綻ばせ
美しき 深緑の瞳
夜叉の牙 その唄に隠し 今宵 夢に舞う


尽きる事なき 恋情の
熱く滾る この想い
いまの貴方に 告げる事 許されるわけもなく

胸に輝く この刃は
強い愛故の 憎しみに
夜叉の面 朱塗りの扇 今宵 闇に舞う


分かっているわ
この恋は
決して 叶わぬと


錦の衣 身に纏い
紅い椿 一輪挿し
夜叉の角 白月(しろ)の簪 今宵 憐に舞う

貴方が 契りを交わせば
この舞は 終わることでしょう
頬伝う紅を 胸に抱いて わたしは眠ります

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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夜叉姫の舞

3作目!決して届かぬ恋に身を焦がす女の子の歌デス
幾度の推敲と音合わせを重ねて(といっても4回くらいだけど)この歌詞で行こうと思います。
現在ミクに歌わせて声を調整中です。
曲の方が作れないので、それはどうしようかと現在思考中…(-_-;)

以下、簡単な解説-----

内に棲む夜叉は自らを焼く熱い想い

その想いは夜、誰にも見られぬ悲しき舞となって昇華される

しかしそれでも耐えられぬ貴方への愛は

赤い涙となって夜叉の頬を濡らすでしょう

閲覧数:153

投稿日:2009/06/27 23:16:46

文字数:246文字

カテゴリ:歌詞

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