【傘鳴(かさなり)】
音楽:麩菓子P
詩:404
…語り
無理解の"理解"というものでしょうか。
唐紅(からくれない)の
着物を纏った私に隣歩く
群青色の男が一人。
互い違いに脚を繰り出し
互い違いに手を振る肩揺れる。
…
何時からこの雨が
強くなったのかは
生まれる前のことのように
思い出せはしない。
…雨しとど。
もう少しだけ歩幅を合わせて
歩いてみようかしら…。
(相見える不理解の理解に愛見えるのでしょうか)
ー歌い出しー
離れて往く迄窮屈で
曇天にさまよう
叶えかけた「結い」憂鬱で
溢れ跪く
聞えない
傘を弾く
雨粒の所為
往く当て無し
篠目眩(しのめまい)
朱と混じる
此処へ戻らない空の耳
君は私を
傘で覆い隠す
私、君を
雨粒で濡らした
傘は独り分で
華は摘まれたので
望んでも咲かない
傘鳴…
叩きつける様に降る
君への想い 悲染(かなしみ)雨冷(うれい)
あまやなし
私だけ濡れていたのか
二人で差せはしない
…一輪の傘
私と君の
肩が遠くなる
君は私の
雨靴をほどいた
傘は二人分で
華は踏まれたので
転んでも 儚い
…傘鳴
叩きつけるように降る
君との想い 雨夜月(あまよづき)
やれ ぬれそぼつ
雲が零す恋水(おちみず)を
離れ近づき
二人で差し合わさる
……空知らぬ雨
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