タグ「応募用」のついた投稿作品一覧(17)
-
アーミーナイフで壊したバッテリー
丁度いい距離?
そんなのいいから
妄想アイロニー
勇気はないから
ワンツースリーほら
ゲインを上げて
街は安定
蠢く電子音
浮きつ沈みつ...MOLT
-
サイレン合図に行こう
粘つく夢は置き去り
コーラ飲み干す前に
コイントス
裏は嫌いだ
本当の姿を
誰もリアルじゃ拝めない
僕らが目指すは
世界の嘘を剥ぐこと
携帯にぶら下げた...Now's the time
-
触れる季節に切なさ滲む
今年も揺れた
初雪はまだ躊躇いながら雫を飲み込む
私のちいさな声で思い出だけ繋ぎとめて
本当は今までの全部を
振り切るように泣きたいんだ
紅葉吹雪
取り残されるなら
せめて声だけ届け
当たり前の恋しさがノックした...紅葉吹雪
-
手と手、離して雨は落ちてく
「雲は悲しくないの?」と嘆く午後
ほら、おいでよ
錆びた野良猫
僕を覗いて笑ったろ?笑ってよ
高架線下で雨宿り
ぼんやり揺れたり
青い電車は濡れ鼠
ひんやり泣いたり
六畳一間の未練倉庫に...レインリフレイン
-
切り取る街のエボリューション
パズルのようなトラジコメディー
でも世界は廻る
のりしろに塗る笑顔で繋がるモーニング
「トレビアーノ!」
称賛欲しいの
上手くはいかないね
このグレーに音楽欲しいの
屑屑な僕が光るように
ココロターボ...3minute Poptune
-
何を指すのが「愛」なんだと
僕らは未だに立ち尽くす
こねて固めた「でも」「だけど」
連動して黙り込む
(離した手に何が残る?)
目を伏せた君が呟いた
涙の中のSOS
赤い色 同じ
(「僕の側にいて」
本当の言葉もひねくれたまま壊れて)...曖昧炉"Maybe"
-
弓張り月が泣く
街にゆらり
時が錆びついて
止まる夜音(よと)
佇む僕の手のひらに
祈り溶けた、雫
倒景 揺らぐ灯よ
廻れ、ただ滲むように
「もう戻れない」
不規則に溢れだす...雨音
-
曇る 溶ける
サイレン 深く
有限夕景
無限遊景
ここにいる
逢いたいよ
ガラスに月の蜜
きみの目
浮かぶのは
祈りと星の傷...グラデーションアステリスク
-
まつ毛にのった罪が重いみたい
あなたは未だに眼を開けない
喉元そっと手をかけてからキス
気だるそうに声を漏らしてた
不安書き出し
蹴飛ばす論理
くらくらプラシーボ
秘密のニューク
どこかに落としたデットエンドを
ただフィルターに通して数字に変える...Liability
-
息を止めて
オルゴールの音
廻りだした
近づいてる
ひとつひとつ、触れる不可思議
目がさめたの、
ゆめのなかで
浮かぶ君、
言葉さえ
しゃぼんだまみたいだね...パラダイスフィッシュ
-
都会の喧騒にまたがって
サングラスから覗くのは
なあなあにまみれた街で
歪んだジャスティス飛び交う
この刻まれたポリシーをペンライトで確かめ笑う
まだ同化したくないの
モーターの中で輝く星を
丸くしちゃ駄目なの
流れに削れるよりも光に乗りこなせ
「今、柔らかな言葉・テキオウリョクが鍵さ」...Sparkle Sharply
-
錆び付く指輪の裏に
隠す最低の意味握り
溶け出す記憶に
濡れた感情被せ
終わりにすればいいね
拳に、爪が刻む「ホント」
赤く赤く見たくなくて
淡い夢くくり私水の中
流れる人波逃れてるの
何度もおんなじ景色に出会うの...藁をも掴めず(仮)
-
白い霧の壁の外
揺れる世界がとまるの
浮かんだ願いなら叶う前に消した
わたしはもうあそこには、ねえ
落とした飴玉は溶けて消えてるかな
君に書いたうたはまだ、途中、なの
濡れた花つみ、眼を閉じてる
君はまた笑ってるよ、泣いてるよ
「あなたにはこの花が似合う」
……足りないのは私だけ...for you
-
青い空にソーダを捧げたら
噴き出す雨
炭酸のよう
たとえば私が消えて
この声だけ残ったとするよ
そしたら空の上から
ソーダの味で弾けて歌えばいい
ああ 冷めきった
ああ 重たいな
ああ 白けた...fizz out!
-
「“生まれたて”からどこまでゆくの?」
私の眼覗く、まるで鏡
リキュール飲み干し崩れた視界
どこにいく?生まれた気もせずに
このまま灯りの海へ
汚れたまま光を呑むの
映して、あなたの瞳
無理して光る私廻る
切れかけのネオン
焼きつく音符...kaleidscope
-
雨上がりの道
粘っこくないもの探して駆けていく僕は
スーパーボールで太陽かくしてみた
きらきらの世界だ
大人にはなりきれなくても
僕を囲う箱はどんどん・・
窮屈な世界から、響くならどんな歌がいい?
ビル街を突き抜けるほどの声が僕にあるかな
飲み干したコーラ
つぶした缶には...スーパーボール
-
有為?無為?
キミ 奏でるの
意義?ネギ?
僕 歌うの
その鎖なら、解けない
NOの言い方、分からない
くれた海の中で泳ぐんだ
ただの破片がきらきら光る
それが僕の存在する意味になる
僕の世界は...イノセンス