ようかん/yottraの投稿作品一覧
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終わりのチャイムが
僕らの耳に届く
サヨナラを言って
大切な日が終わる
君のいた教室で
過ぎた眩しい時間
上手く笑えなかった
上手く話せなかった
始まりの歌が
静かに背中を押す...farewell
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話してるときの小さな表情で
大きなことに気づく
それはただの勘違いなのかも
知れない、それでも、消えない
街をぶらつきカフェに居座り
大きなそれと向き合う
自分がどれほど間抜けなのかは
知ってて、なのにさ、こうして
つけあがった自分に 突き付けられる現実
分かってるんだよ...おろかもの
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同じ歌を繰り返し聴きながら
背中を丸めて歩いてた
変わろうと思ったり髪染めたり
けれど同じ姿勢で歩いてた
どうやら僕は大人になりきったようだ
そう考えていたのに
着慣れた洋服と靴のままで
生まれ変わっていく
ひび割れたハートから目一杯
綺麗な羽を広げるように...羽化
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雨の夜にピッタリの曲を
探して結局聞き飽きたやつ
いつもと違う色にしようとして
代わり映えのないグレーな仕上がり
そういう日だってリンクを開けば
君の声が特別か分からないけれども
固まったパレットに無い色を
君の声がくれるよ
開いた時流れてるのはいつもの
君がどこかで歌う夜...コエ
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繋いでいた物が解けてしまって
宙に舞っていくよ
夢みたいな事は現実に起きて
それにさらわれぬ様
祈り見上げた
声を掛けて側に座りこのまま過ごしてさ
言わなくても考えとか伝わると思ってた
そんなはずないよね
言葉にしなくちゃなあ
この想いをあなたに...今日のためのラブソング
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曇り空隠れていた
昨日にサヨナラ
星達の照らす空に
今夜出かけよう
今の自分に足りないものが
そこにあるはずさ
To space. All right. Midnight express "Starlight."
生まれた日手をつないだ
星座のまたたき
星屑の中に落ちた...Starlight
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モノラルの鼻歌もいい気分
頭の中ではサラウンドライブ
市販のメモ帳には載ってないけど
今日は君の特別な日
ハッピーですね!
もう一回!
ハッピーですね!
もう一回!
デタラメな線だけどいい感じ
心が目に描くワンダフルライフ...Happyですねっ!
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こんなに写しているのに
何にも残らないんだ
目蓋の奥で感光させるフィルム
何かに気付いたりして
何にも気付かないふりして
二人が過ごす世界は廻っていた
君のわがままに付き合って
つまんないことを口にして
いつの間にか喧嘩なんかしている
僕らの関係...Difference
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気がつけば
出会った人の数も数えきれないほどになっていて
夕暮れに君と出会う迄の
ひとりぼっちがやけに寂しくなる
拙い言葉で 笑った顔を見せて
並んで歩く夢はどこまで続くだろうか
限りない光の中 君と出逢い
真っ白だった世界にひとつ影が生まれた
それを頼りにしながら探してみたの
"愛するって何か"を...Gift
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勘違いをして手に入れたものを
僕はでも大切にしたんだ
手垢にまみれてる地図が色あせて見えなくなると
君が手にとってサインを書き込んだ
間違った路に気付いて止まっても
戻れはしない
それでもこの先は自由だ
思い出を全部捨てても余るほどの未来があるよ
それを掴みに行こう
そう手は色々...cue
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立ち止まり返す指に
残されたふたりの
ありふれたまま過ぎた時間
何度もなぞった影
干したままのTシャツに
君が付けた饐えた匂いを
綺麗に洗って乾かす風
それでも消えないまま
心がいつもいつも満たされていたわけじゃないから
ふたりの些細な憤りも全部残ってたりするけど...happiness
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僕は東京に来ました
仕事を始めに来ました
慌ただしい街の近くで生活を始めました
都会には近くなりました
君とは遠くになりました
夢にはほんの少しだけ近くになりました
もうすぐ梅雨が止み
ここに違う夏が咲く
今すぐ遊びにでも行けたなら
僕のいる此処を真ん中に胸に描く地図...遠都香
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いつでもいつでも守ってる
心の宿りの約束事
一人では泣かない
誰にも見せない
綺麗な物だけで
あなたを思い出す
幻がいつかは消えゆく迄
今でも時々書きためる
手紙の数ほど日も過ぎて
最後に会えた日は笑えていたかな...宝石箱
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ああ誰だろう
心の隅にうずくまった僕の前に立って
色んな声聞かせてくれた
あの人
夢見てるよ?
それを何度も言い聞かせて
バカみたいだよ?
それも何度も言い聞かせてきたけれど
今とは違う自分なら思い付くかな
笑われずに傷つかずに...ホシゾラ
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ある日僕は気づいたら
知らない場所にいた
あの人がいる景色を
探していたのに
目の前 交差点
赤い信号が
焦らすように光ってる
右は間違い?どっちが正しい?
立ち止まっているくらいなら
とにかく進もう...ある日
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知らない場所で待ちぼうけ
届かない雲 空 見上げてた
隣に座る君の影
背中の羽がほら触りそう
どうしよう 言葉にすればなくしてしまうね
届かない言葉をこの胸に仕舞って
君と生きる事が
私の我が儘
優しい人と待ち合わせ
知らない国に行く時みたい...夏の鍵 冬の街
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今夜 君の夢 見ていた
素敵な笑顔だった
どんなに心が変わっても
君の素敵さは
僕が忘れないよ
三度目の冬をいつものように
この街で迎えて
降り積もる雪できらきらまぶしい
小さな写真を写す
今日もサヨナラの笑顔に...栞
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ドアを開けて閉めて行こう
広い空が待っている
ドアを開けて閉めて行こう
暗い闇が待ってる
何も分からないまま不安な思い
嗄れるくらい叫んでいた
僕のことだけをただ考えてた
何も分からない ただ
言葉よりも大事なものは全部ここで見つけるさ
こんにちは さよなら またね...to the next, over again
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そわそわさせた左手の指が指に触れる
今日は特別な夜なんかじゃない
クリスマスでもバースディでもない
なのに
夢の中でもがいてるような
このやり切れなさは何なんだろう?
いつも通り君に触れる
それさえも躊躇うような
ときどき僕を戸惑わせる君の瞳には
どれだけの僕が映り込んだんだろう...特別な夜
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つまんないまま終わった小説を
鞄にしまって駅へと向かった
寄り道ならレコード屋ゲーム屋
駅裏の方へ続いてる通り
探し物は見つかるかな
明日まで分からない
どっかに置いてた鞄の中にあるのかな
誰のものでもない夏の優しさに抱かれて
それぞれが過ごしてた
ひとりぼっち放課後...ひとりぼっち放課後
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積み上げてるどれもただのジオラマ
その声がすればすぐに振り返る
いつの間にできた壁の向こう側
それでもいいさと俯いた僕の背に
触れる手が喉の言葉も奪い去る
頼りない記憶の中に描き出す あの日君が作っていた横顔
いつまでも過ぎたことを数えては
なんであの時と影を蹴りつける
それでもいいさと
次があるか...Drama
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チョコレートの甘さを
コーヒーで溶かした
口いっぱいに広がる甘さを溶かした
コーヒーを飲んでから
君に甘えた
君のぬくもりはいつも柔かいねと言うと笑った
ケーキ以上に君のことを
喜ばす術を知らんかったから
毎日一個買って持ってった
あの日の僕が今では夏の影...ケーキ
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何も言えなくなった瞬間
周り速くなる
言葉を繋ごうにも何も見えなくなって
焦る気持ちは解けて人ごみに舞ってく
次から次への流れの中で
そのどこかに
答え探して
立ち止まることが少し怖いのかな
当たり前のようになってた物がひとつ消えた
息継ぎした胸に流れ込む風...冷たい胸
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投げ出した手を握った手を
優しく手繰り寄せて
独り占めしたい
あのキーホルダーに込めてた願いは
ゆっくり錆を広げて
形をなくしてしまう
夢の終わりを待てずに開くドア
離れ離れで過ごしてる街で
君を探しても見つからなくて
此処にいるのに...DOOR
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ねずみ色の空、誰がやったの?
今日は晴れにしないとダメ
早く戻しておこうね
なんでか言うと なんでか言うと
今日は頑張ってきた彼
初めてのデートだから
背中を押したいの
天気の神様
今日も気まぐれに色を塗った
誰かが見上げて気が付いたら...天気
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間違いはない。
何度も確かめてきた
飽きが来るほど繰り返している事さ
それなのについ
躓いて伸ばした手が
となりを歩く肩を引きずり倒した
昨日見た夢の場面のようにプツリ
途切れるように失くしたんだ探さなくちゃ
昨日今日明日のどれに答えはあるだろう
振り返って見つけても戻れない...一番星
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そわそわさせた左手の指が指に触れる
今日が特別な夜なんかじゃない
クリスマスでもバースディでもない日でも
夢の中でもがいてるような
このやり切れなさは何なんだろう?
いつも通り君に触れる
それさえも躊躇うような
Uh
ときどき僕を戸惑わせる君の瞳には
どれだけの僕が映り込んだんだろう...特別な夜・クリスマスバージョン
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朝日がまだ昇る前に
決めていた事があるんだ
僕はもう僕らしく
生きることを諦めないと
長すぎた夜が明け
光が射すその方へ向かって
どんなに苦しいことがあっても
自分の中にある答えを見失い迷ってしまっても
生きることを止めにはしないよ
誰かがほら君のことを...はじまりのうた
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ねえ
いつまでもそばで愛してほしい
そう願うことを諦めた
もうすぐまた夏が来るよ
二人の夏
あれから同じ空見上げるのは
何度目だろう
ねえ
いつまでもそばに居させてほしい
それが叶うのなら諦めよう...AFTER THE STORY
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不思議な色をした羽を
広げて飛んでいた
虹色した道を笑って歩いていた
冷たいな 息を詰まらせる
明け方のアスファルト
螺旋模様はどこまで続くのかな
僕が僕である限り選んでいくステージ
数限りないものがあるとして それをどうやって扱えばいい?
伸ばせばきっと広がる この手に掴めるもの
いいこと少し思い...Dreamer
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