かたゆめデスクの投稿作品一覧
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醒めない夢 off vocal
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それじゃあおやすみと
魔法をかける
寝息を立てる二人に
涅色のビロードが掛かり
私を呼ぶ泣き声
癒えない記憶
あの日の輝きに背を向ける
戸を叩く丑三つの
お客さま
もう戻らない日々が...醒めない夢
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クリプト off vocal
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どうしてこんなにも
我々は冷酷になってしまったの
どうなの昔よりはまし?
覚えたての言葉
おもちゃで遊べる哺乳類
危ない危ない危ない
思い上がりも甚だしい
わけもなく現れ
わけもわからず埋もれ
要するに意味とは...クリプト
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simple off vocal
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パパはいつも油のような匂いがした
怒ると怖くておっちょこちょいで
格好良かった
ママはいつもミルクのように優しかった
怖がりでちょっと涙脆いけど
強かった
インターネットは年中無休大繁盛
でも昔よく言われたでしょ
知らない人についてっちゃだめだよ
信号が青色になって...simple
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擦り切れたシャツ 特別な匂い
また新しい季節の風に泳がせて
使い古したペン 何か書いてみる
教科書をヒントにして
明かりが消えるころに
絡まったままのテープを嘆いてみても
無理矢理巻き戻した 声
慌てて支度する
飛び出して走って息もつけない
それに転び弱音吐く泣き虫...透明なのか白なのか
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透明なのか白なのか off vocal
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杳 off vocal
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ガラスの破片で手を切る
残骸を拾う25時のプレリュード
夜の旋律
視線 見上げた星空に
月が笑っていたような気がした
きみに話してみたら
それは夢の続きで
空に浮かんだ
羽を広げて
都会を見下ろした...杳
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0110 / ゆたか feat.可不 off vocal
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楽しい話をしよう
そのほうが笑えるから
馬鹿な話にしよう
救われるから
犯した過ちから目を背けても
視界が死臭が鮮血が
塞ぐ頭の中入る
閑話休題
全部バラした
朝になってドアを開けて...0110 / ゆたか feat.可不
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オーヴァータイム off vocal
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始まりは終わりに似ている
光から闇が生まれるように
満たした水瓶
溢れる中身が示す
終止の振り子
そんな風に失うなら
一秒を金貨に替えて
時間変形飛行機に乗って
太陽、蝉捕り、麦茶の味
いずれにせよ畢竟...オーヴァータイム
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心気症 off vocal
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よく晴れた空には
ドーナツみたいな雲
すぐ隣の家で
弾ける喜び
ベランダから見た
変わり映えしない
朝でも案外そわそわして
捉えどころのない君のこと
なぜか思い出した
足音...心気症
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夜の記憶 off vocal
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深い海の底 透き通る空から
何か聴こえた
君と貝殻を追いかけた
爪先が冷えている
「またね」と呟いた
それから痛みが来る
始終 断片的で空想的だ
曖昧模糊 剰え
さよならさえ届かない
全ては泡に溶けていった...夜の記憶
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Virtual Romance off vocal
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ロマンスが燻るのは
退屈な日常
さあ偽恋に飛び込もう
誘惑された?
誘惑した?どっちでもいい
ジェンダーレスな本能なんだ
ヒトゲノムが耳打ちする
って逃げ口上
ドキドキするしぐさ
艶る上目遣い縋って...Virtual Romance
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3.14
1 3 5 7
秘密のルール
大人になった
朽ちたよう
朽木のよう
壊した謎迷路
思考回路組み込まれた
プログラムだけ
従い従いそして死ぬか...神ごっこRe
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小さな羽根 飛び散った
牙を剥くリアリズム
飽きるまでその様を眺めた
霜がついたままの
日々を溶かして
小火を起こして
暖め合う命
鏡越しに
見えたほんの少しの幻冬
時間さえ消した白銀色...幻冬
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八月が終わって
空蝉儚きて
時計巻き戻せない
明日のメロディ
飽きた もう飽きた
ごはんとパンの御膳様に
飽きた もう飽きた
人間様に だけど
降り続ける雨の切れ間でも
たまに泣きたくなるほど...秋雨mix
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夏への扉
天国か地獄か
ターミナルに佇む
この先余所見注意
「ビッグ・ブラザーはあなたを」
月の裏側のテレスクリーン
タイムマシンから
信号を受け取った
「一方通行」
通り抜け禁止のサインだった...夏への扉
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静寂の切れ間から滴った
蝋の雫が冷たい音を立てた
もうずっとこうしている
膝を抱え意識は明らかだが
立ち上がれそうにない
何が起こったか
かなり前から気づいてた
息絶えた
輪廻転生する命
その資格が...永遠の先
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カンバスに描いた桃源郷
暗黒の油性でめちゃくちゃに
描き直しては描き
永遠の先の完成待つ
カンバスに残ったユートピア
皮肉にも現実を映し
まだ知らない色達に
思いを馳せ目を閉じる
柔らかく差し込む月明かり
始まりの部屋に一筋の光引き寄せ...The creater
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都会に来たのは十八の冬
憧れていた街
当然のギャップ
人ゴミうつむく顔
幸せですか?
小中高大と不思議だったよ
なんで生きてく必要があるの
もしかしたら
致命的バグかもしれないね
一二三流れ...アーバンリサーチ
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落ちていく世界で
手を伸ばしつかんだ誰かの影
朝日が煌めいた
外は静かに一日の終わりを
告げる闇が広がり風だけが
殊更吠えてた
知らず深く沈んでく
いつもの感覚
青と白で構成された情景
記憶の中の誰かの顔...共通部分
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永いトンネルの終わりに
見慣れない景色が広がる
大好きだったメロンパン
片手に持ったまま立ちつくした
小さな頃夢見た
現実を幼き僕がいる
やわらかな木漏れ日受けて
光る春
たくさんの思い出の折り紙
まだ冷たい風がさらった...もっと春を
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神ごっこ
3.14
1 3 5 7
秘密のルール
大人になった
朽ちたよう
朽木のよう
壊した謎迷路
思考回路組み込まれた
プログラムだけ...神ごっこ