ねこかんの投稿作品一覧
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「…メイコ…愛してる」
汗が顎を伝い、彼女の白い肌に落ちた。
応えるように頷くメイコ自身も、火照った身体に玉のような汗を散らしている。
本能と欲望と愛情をすべて綯い交ぜにして、ただ無心で求め合うだけのこの行為。
今までもこれからも、メイコのこんな姿を見られるのはオレだけだ。
頬に当てたオレの手に彼女...【メイコ生誕祭】この戦争に勝者はいない【カイメイ】
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「好きって言ってほしい?」
キッチンで食後のお茶を淹れる私の耳に、聞こえてきたリンの声。
リビングでは、ミク、ルカ、リンの女の子勢が、ソファに座って談笑中だ。
忙しい私たちが6人全員揃って夕飯を食べられる機会はあまりない。今日はちょうどカイトとレンの男性陣が仕事でいないため、食後は簡易女子会の出来上...【メイコ生誕祭】 …せぇの 【カイメイ】
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「よーし♪じゃああと1本ー」
「いや、もうこれでお終い」
ご機嫌なメイコとは正反対にオレは極めてあっさりとそう言い放ち、空いたグラスや皿を片し始めた。
「えっ。ちょっと!いやよ、まだ飲むの!」
「飲みません」
「飲むのよ!決めたの!」
「オレも決めました。飲みません」
「ちょっとカイト!バカ!バカイ...【メイコ生誕祭】 甘い魔女 【カイメイ】
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設定:カイトメイコ、17歳。以上。
いやあの、まぁ久々に再会してなんやかんやあった結果、なんとかくっついた青春やろう共です。イェーイ爆発
めーちゃんが貧血起こして倒れたのでカイトが保健室運んできたら保険医が先に帰った。
さて、放課後の保健室に2人きりになりました。
で、ケンカしてたけどなんとなく仲直...保健室で、君とキスをした。
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のっそり、のっそり。目の前を進んでいく白い背中に、イラッとした。
「―――遅いッ!!」
「ぐぇ」
思いっきり背中を叩く。バシーンと反り返ったあとしばらく停止してから、のっそりと私を振り返る。
「……痛い」
「廊下は公共のものよ!トロすぎて交通妨害!」
「……横を通ればいいじゃないですか」
「なんでア...せいしょくしゃ
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■2012年10月7日(日)COMIC CITY SPARK7内にて開催予定の
KAITO×MEIKOプチオンリー「primal」にはじめてのどうじんしを出すことになりました。
本当の本当に全てイチからの作業。後押しして下さった&助けて下さったすべての方に、
この場を借りて、改めてお礼を申し上げます...【カイメイ】 スパーク発行小説ご紹介 【サンプル】
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知らなかったです、ほんとです。今日が7月31日だとか、その日がどうだとかこうだとか、ほんとに知らなかったです意識もしてなかったです。
たまたまです、ほんとです。今日はたまたま仕事もなく、たまたま特にすることもなく、たまたまちょっと出掛けてみようかと思っただけです。
知らなかったです。ほんとですよ。ほ...【ぽルカ】 いつか桃色に染まるまで 【がくぽ生誕祭】
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ほんの気まぐれで、獣を一匹捕らえた。
元よりそれなりに知能のある獣だ。一から十まで面倒を見てやる必要はないだろう。寝床と風呂場、不浄場、餌さえ与えておけば、あとは自分でどうにでもするはずだ。
ただ、捕らえたその日に召使いが全身を傷だらけにして私の元を訪れ、「何が何でも逃げ出そうとします」と半分泣きそ...【カイメイ】 ネコに飼い慣らされる方法
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獣は嫌いだ。野蛮で品位がなく独善的で、理性が足りないわりに狡猾で生意気だ。
…それなのに、なぜか我が屋敷には一匹の獣がいる。
浅い眠りに微睡んでいた私の腹の上に、すさまじい衝撃が落ちてきた。
「ぐっ…!」
一気に目が醒める。何事かと焦るまでもない。私の寝室に進入できる者など、1人…いや一匹しかいない...【カイメイ】 ネーコは貴族で丸くなる
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足をやられ、腕も深く傷付いていた。もう、進むことなど無理なのではと心挫けるほどに。
……しかし。
あの歌は。
あの鈴の音は。
もはや命子の頭の中から、直に耳元に鳴り響く。その音は割れんばかりに大きく、そして鮮明に。
…逃れられるわけがない。
そう悟った瞬間、命子はふと風が運んできたかぐわしい香りを嗅...【カイメイ】 この鈴音、摘まれて開く命なら 【後篇】
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世の中、黄金色でにぎわうこの時期。
オレ達のような仕事の仕方をしてる人間は、そういう世間の流れはほとんど関係ないどころか、むしろ逆方向に生きてると言っても過言ではない。要するに世間様がお休みの時ほど、オレ達には仕事が舞い込んでくる。なぜならオレ達のユーザーは、平日出勤の人が少なくないからだ。
それで...【カイメイ】 めー充びより!
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【三】
ある夕時、腹を膨らませたあととりとめもない世間話をしているうちに、命子が俯いて船をこいでいるのに開人は気付いた。
これまでそんなことはなかった。疲れも溜まっていたのだろう。しかしそれだけ彼女が気を緩ませることが出来るのは、開人にとっては喜ばしいことだった。
焚き木に頭を突っ込んでは大変だと、...【カイメイ】 この鈴音、摘まれて開く命なら 【中篇】
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女は木々の中を駆け抜ける。
深い林の中、さらに奥へ奥へ、奥へ。道を違うことは無い。迷わない指針を知っているから。
枝々の隙間を風のごとく通り過ぎる彼女の鋭い聴覚が、己以外の呼気を感じ取った。
「―――待て!!」
放たれた声に反射的に小太刀に手をかけ、背をかがめると同時に振り返る。
十歩程先に、背の高...【カイメイ】 この鈴音、摘まれて開く命なら
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自分の仕事も一切手を抜かず、忙しい日々の中でもちゃんと料理を作り、洗濯をし、掃除もし、下の子たちの面倒も見て、ついでにオレの面倒も見てくれる。
色々と困った所がないわけじゃないけど、それを差し引いたってメイコはものすごく頑張り屋さんで、でも彼女には頑張ってるという意識も多分なくて。
本当にメイコはよ...【カイメイ】 カイトが叫ぶ『めーちゃんなう!』
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薄暗いスタジオの片隅。今日の撮影の主役である2人の美男美女が、見つめあい小さな声を交わし合っている。
スタッフたちは一様に気を利かせ、決して傍には近寄らないようにしていた。
ただはたから見ればどこかぎくしゃくしたその様子は、仲睦まじいご両人の邪魔をしないための心配りというより、触らぬ神に祟りなし、と...【ぽルカ】 ひどいあなたに捕まった
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MEIKO
唄い続けるんだよ
お前の前に道はない
お前が道を作るんだ
その先にあるものを考える必要はない
闇を切り裂いて
ただ 歩め
確実に 止まらずに 振り返らずに 前だけを見据えて
唄い続けるんだよ
唄うことが楽しかった。...【カイメイ】 その青は、世界を満たした
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*微妙にご注意ください*
・以前書いた「削除しますか?」の発端の話です。最後の妄想駄文まで含めて、読まれてない方には理解しづらい部分が少々出てくる気がします。もしなんでしたら先に読まれることを推奨いたします。
・カイトが病んでいます。治る見込みは一切ありません。
・カイトがひどい男です。本当に...【カイメイ】 深刻なエラーが発生しました。
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女所帯である。必然的に女性陣が強い。
それは単純に数の差と、やはりそれぞれの性格の問題だろう。
カイトもレンもそれほど自己を主張するタイプではないので、基本的にこの家の主導権は女性側にあった。
まず、台所と家計と一家の平和を預かるメイコには男性陣どころか誰も勝てない。
生まれて4年で伝説の...【カイメイ】 お兄ちゃん、お願い! 【KAITO生誕祭】
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その時のルカの様子を、メイコもカイトもハッキリ覚えている。
目を大きく見開いて、口を引き結んで押し黙ったまま、まるで彼女だけ時が止まったかのように硬直して、じっと目の前にいる人物を凝視していた。
それはほんの数秒のことだったろうけど、突然の不自然な沈黙はその場にいた全員を妙な静けさで満...【ぽルカ】 あなたのことが好きです。ウソです。
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*微妙にご注意ください*
・カイトが病んでいます。治る見込みはありません。
・カイトがひどい男です。色々な意味でひどいです。
・BAD ENDではありませんが、最後まで救いらしい救いはありません。
・直接描写はありませんが、やることはやっています。というか事後です。
・4枚目は補足文というかうちの病...【カイメイ】 削除しますか?
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本日はクリプトン一家6人、顔を突き合わせての家族会議。
議題は、『アペンドの新衣装』。
ミク、リン、レンはすでに発売しているので議論の必要はない。
明らかに問題アリとされたのは、まだシルエットしか公開されていないカイトの衣装だ。
「…いやー。いつかこんなことになるんじゃないかとは思ってたんだけどねぇ...【カイメイ】 年長組とスケルトン 【アペンド】
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「レーンッ」
仕事を終えて帰宅し、ねーちゃんが作ってくれた遅い夕飯を食べ、風呂に入ってようやく自室に戻ってきた俺は、その行動に最初から最後までピッタリと付いて回ってきた相方に、ベッドに座った途端タックルをかまされ布団の上にひっくり返った。
「…リン。頭ぶつけるからタックル禁止」
「はーい」
元気なお...【レンリン】 100分の1の「好き」
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カイトはすれ違う人が驚いて振り向くようなスピードで駅の階段を駆け降りた。
仕事帰りのメイコが自分を待っている。
久々に大ケンカをして、一日連絡がつかなくて、思わずプレゼントなんか買ってしまって、やっと繋がった電話の向こうで、怒っていたはずのメイコからかよわい声音で謝罪なんか聞かされたら、のんびりして...【カイメイ】 大人の仲直り
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「もうっ!おにいちゃんとはお買い物行かないっっ!!」
帰って早々リビングに買い物袋をぶちまけ、ミクは頬を膨らませて叫んだ。
大小色とりどりの紙袋、中身は洋服だったり鞄だったり雑貨だったり。
今日は久々のオフにミクが買い物に行きたいというので、丁度同じオフだったカイトが荷物持ちとして同行したのだが。
...【カイメイ】カイトさんの男の余裕
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―――オレ達は
MEIKOと KAITOは、いわゆる実験体に近かったのだろうと思う。
幾つもの『はじめての試み』を搭載され、何年もの長い検証期間を経て、世に出された後もデータ収集と言う名の監視は続いた。
オレはそれを少し不快に思った。
メイコは何も感じなかった。
いつだったか、オレ達を造った人間がモ...【カイメイ】 欠陥品 【アペンド】
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「め・ぇ・ちゃああああああああん!!!!!!!!!!」
突然飛び込んできた声に目を丸くして振り向くと同時、ソファの後ろから体当たりで抱きつかれ、メイコは飲んでいたしょうが湯を危うくこぼしかけた。
「こらぁカイト!」
ちょっと、なんか似たようなことがついこの間もなかった?何これデジャヴ?と思いながら、...【カイメイ】カイトさんのシャオメイコ【祝・DIVA!】
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腕の中で眠るメイコが、寒そうに肩をすぼめて身じろいだ。
昼間はまだ薄着で過ごせるくらいだったのに、夜になると途端に気温が下がる。
うだるような暑さが終わり、ホッと息をついている間に秋が過ぎ、気が付くともうすぐそこに冬が来ている。歌を歌い始めてから、1年が過ぎるのが本当に早い。
そういえば去年のこの日...【カイメイ】あなたのからだが甘いわけ【MEIKO生誕祭】
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「お・ねーーーちゃあああああん!!!!!!!」
突然飛び込んできた声に目を丸くして振り向くと同時、ソファの後ろから体当たりで抱きつかれ、メイコは飲んでいたコーヒーを危うくこぼしかけた。
「こらぁミク!」
「おねえちゃん!!『番凩』キターーーーーーーー!!!!!!!!!!」
「……は?」
ミクはその場...【カイメイ】妹たちの番凩【祝・DIVA!】
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「カイト、それ6個目」
「う…」
オレ専用のクーラーボックスからモナカアイスを手に取ったら、シンクで洗い物中のメイコがこちらに背を向けたままそう言ったので、かなわん、と思いながらモナカを戻し、扉を閉めた。
アイスは1日10個まで、と定められているオレにとって、まだ午後3時の時点で6個目となるとあとが...【カイメイ】お菓子がないなら・2【レンリン】
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