五月野 鵺の投稿作品一覧

(00：24)
一縷の茜　暮れなずむ空
時の色　人恋しくて
春の恋歌(こいうた)　もう遠すぎる
ひとり。　独りで居るの
(00：46)
彼岸花　咲いた秋の庭
あなたを忘れたくても
花言葉で私を縛る
唇で編み出す...

間には真っ青な壁
空(上)の世界　望んでも　わかることはない
心には標識なんかない
息を吐き　また吸って　印なんてない
毒々しく濃い青は　太陽の子らを拒み
当たり前の圧力が　僕を生かしてる
My mother あなたは知らないでしょう
僕が還っていく場所は
あなたすら知らない　blue
だけど「さよ...

僕の翼は小さすぎるようだ
どうして君に届かないのかと
限りのあるヒトの腕の長さが哀しかった
どうしても　飛びたいよと
羽ばたいては落ちる様は痛々しい
みてられなかった　僕も痛かった
それなら僕が飛べばいい
君くらいなら抱えられると
生まれてこの方、使っていない翼を
僕の翼は小さすぎるようだ...

知らないほうが幸せと
謎めくモノにときめくと
ああ　気分が悪い
氷山の一角なんかで満足したくない
わずかな隙間を指先で探り
見つけたそれを
一緒に　まさぐりましょうよ
引きずり出して　引きずり出して
皮を剥いて　皮を剥いて
粉々にして　粉々にして...

海が見たい　涙を溶かしたあの海
今日はどんな色をしているのでしょう？
夏が来たよ　青が帰ってくる季節が
まだ白い肌を光らせて帰ってくるよ
風が熱い頬をうって過ぎて
風が青いスカートなびかせ
手がかじかむ冷たい缶ジュース
手が受け取る、視線はあさって
夏の虫の声、「暑い」と答える
空気がよどんだ...

かわす　深淵の中　くちづけを
とろける　花の顔(かんばせ)
花になろう　互いに抱き合って
蜜月　笑顔　見せ合ってから
たたずんだ　寝台の淵から看た
嗚呼　いつかは歌うわ　魔性の恋
いつまで保てる　気高き薔薇の姿
愛して
過去の痕(あと)よ
崩れ落ちる影が...

あなたの利己にに埋もれたい
あなたの欲で濡らしたい
あなたの涙で泳ぎたい
あなたの罪で赦されて
あなたが縛られた　あの刹那から
あなたの夢で踊りたい
あなたの汗をぬぐいたい
あなたの視界の隅っこに
私が這入った　あの刹那から
あなたの手で起こされたい...

【メ】この刹那だけは　まぶたはいらない
　　　いまだけはスナイパー　あなたを射止めるの　私の手の上で舞え！
【が】昔見た夢は　味も色もない
　　　いまだけはスナイパー　お前だけ見てるよ　攻撃的エクセルテーション
【★】鼓動　跳ね上がる
　　　たったひとつの心臓(ハート)　魅了
【が】そして　衝動　か...

抑えのきかないパトスが
つづった詩歌(しいか)をこぼしてゆく
見えない　指が　なぞる
僕の心を遠隔操作　胸が痛くなる
いつか　消える僕に　還してほしい
それから　鳴り止まない
こだまが　繰り返し言う
僕の心を遠隔操作　息ができないよ
いまに　消えてしまう　熱が醒(さ)めてく
僕の心を遠隔操作　最期の...

(00：24～)
イライラ　あなたは　抱きしめ　泣き出す
ムチ打つ　両足　駆け下り　飛び出す
(00：36～)
こぎだす　意識の　海へと　川から
水面(みなも)を　つたって　キスして　舐(ねぶ)る
(00：47～)
それきり変化した世界を　あなたの肩越し　覗いてみたい
(01：11～)
疲れて　とま...

気だるさと快感
食らうか食われるか
息の詰まる狭い世界と
心踊る虹の向こうと
まだ色あせない昨日の傷が
忘れなきゃ
脱ぎ捨てた靴が「明日は雨」
ただ慈雨(じう)の降る明日を待ってればいい？
待ってられない　今すぐ行こう
どこ行きゃいい？　気の向くまま...

涙雨　こぼれてくる
冷たくて　僕の頬に
閉鎖的な雨の中　ぽつり
レモン飴　舌の上で
さわやかな甘さが好き
水たまりにうつるもの憂げな
傘なんかいらない
(傘はささないの？)
目印なんかいらない
(まるで捨て猫のような)...

スターマイン　君の瞳(め)　残り香　置き去りの僕　いつかの反響　聞こえる
ぬるい風頬なでる　体をくるむ　不快な感触　風死す
そう、ぼくはひとりでいるよ　見つけたよ
真夏の星　なつかしい記憶　星座
なぞるのは　君が見た　流れ星　見つからないよ
君のひそむ夜空　一緒に飛ぶ夢
涼し、　梅雨の星　散る涙？　...

知らないほうが幸せと
謎めくモノにときめきと
ああ　気分が悪いわ
そんなもの
引きずり出して　引きずり出して
皮を剥いて　皮を剥いて
粉々にして　粉々にして
雨雲にして　雨にして
世界中に降らせてやる
それくらい...

僕の心は弱いまま　君が泣き止むまで
火をつけて　咲いて咲いて　落ちる
火をつけて　咲いて咲いて　落ちる
線香花火と一緒に君の涙が土(ち)に落ちた
頬が濡れてゆく　「儚いね」って言った
静かに爆(は)ぜた初恋
伸びた影だけが君に触れられた
火が消えれば闇の中
バケツの中の焦げた花火たち　夢を告げる
「...

ずっと一緒にいたんだよ
夢を語り合ったよね
僕は気づいてしまったよ
君の言葉トゲになる
空に描(えが)いた青写真
ふたつ重ね合わせたね
ほらね　君もわかったろう
そんな目で見つめないで
君をずっと見てるよ
君も僕を見ててね...

何度もしつこく鳴らすけど　出てあげないわ
うるさいわね　踏みつけて壊してしまいたいわ！
毎日うるさく鳴ってるわ　無視するけど
うるさいわね　踏みつけて壊してしまいたいわ！
ハート型の　イニシャルのストラップを
腹いせにゴミ箱に捨ててきた
心の狭い自分が嫌だわ　ああ
もういい加減、静かにしてくれない？...

風は常に流るる　時を知らせて
空しく回る風見鶏　見上げる私は地の上に
何を流してゆくか　何を築いて来たのだろう
花が散る意味は無い　人が散る意味も無い
ただ流るるものに逆らえぬだけだ
哀は愛より出でて　愛より蒼し
漂うまなざしは
月は雲より出でて　雲より白く
立ち尽くす私を見下ろす
私はどこへ行くの...

もう、息もできない　エクセルテーション
はやる鼓動　どこへたたきつければいい？
頭の中　心の中　ずっと深くもぐって目を閉じる
そうすれば　身体を忘れて
どこまでも　飛んでゆける
飛んでゆく　私のたがが溶けて消えて
辿り着いた 無意識のうち 駅のホーム
何を探すわけでもない　何かたどったわけでもない
...

独りで歩いています
凍てつきそうなアスファルトの道
吐く息は急ぎ足でどこかへ飛んでゆく
体が覚えているんだ　君の事
温もりは僕を癒してゆく
この冷たさは　僕になにをくれる？
冬、星の海　風はきらきら
夜の闇の中ですべてが光ってた
きっと見たことのない　これは儚い光
とても冷たいよ...

もう　泣きたくないよ
誰かの為に何かのせいでなんて
もう　どれくらい前だったかな？
「泣かないで」「笑って」って君が言った
雨に溶けるメロディー
独りぼっちで歌ってるの
風はまだ吹かない
時間が止まったみたいな
悲しみのリフレイン
部屋の隅っこ　私の居場所...

誰かのために紡ぐ歌は埋もれ消えた
遠くで聞いているんだね　想い込めた歌声
刻み付けられた心の傷　そっとえぐられた
舞う羽のように優しく　道化のような私でさえ
癒され満ちる心　操る糸は切れた
夜の帳に隠れて　涙は血に還る
うわべだけの愛は優しく人を傷つけるだけ
どこかで泣いているの
がんじがらめになっ...

暖かい波打ち際で
そっと、まぶたを開けてごらん
なにが見えたかな？
大きな大きな　空が見えたよ
広い広い　海が見えるよ
風が聞こえるだろう？
唄っていよう
ずっと　ずっと
ここは　君の　涙の中だよ...

星が見えるよ
瞬いてる　命燃やしながら
月が見えるよ
真っ白い優しい微笑のよう
夜の闇なんて怖くない
ゆっくりと時間流してくれる
ただ傍らに誰かがいない
夜の闇なんて怖くない
夜の孤独のほうが怖いよ
独りにしないで　眠らないで...

御殿にて　いざ舞いまするは
黒髪の巫女　紫の衣
御殿にて　いざ舞いまするは
紺青の夜と金色の扇
杯の中の満月を呑む
月を捕られば　扇が月に
御殿にて　いざ舞いまするは
黒髪の巫女　紫の衣
御殿にて　いざ舞いまするは
紺青の夜と金色の扇...

御殿にて　いざ舞いまするは
黒髪の巫女　紫の衣
御殿にて　いざ舞いまするは
紺青の夜と金色の扇
杯の中の満月を飲む
月を捕られば　扇が月に
御殿にて　いざ舞いまするは
黒髪の巫女　紫の衣
御殿にて　いざ舞いまするは
紺青の夜と金色の扇...

御殿にて　いざ舞いまするは
黒髪の巫女　紫の衣
紺青の夜と金色の扇
杯の中の満月を飲む
月を捕られば　扇が月に
緋色の瞳が我を見据える
取り出したるは　白銀の太刀
我が息の根を　止めるためよ
どうしてしまおうか　この乙女を
狂うた鴉がどこかで啼いた...

さぁ　歌おうよ
手拍子 聞こえるよ
twinkle star　いつまでも…
悲しいときに聞こえる声
あなたは誰？　姿はない
ふとした瞬間感じた暖かさは
みんなの眼差し
大切にしていた心を　勇気を出してさらけ出したよ
傷ついてもいいんだ　その分だけ強くなりたい
さぁ　歌おうよ...

頭の中にはチョコレート
甘い香りが浮かんで消えるよ
お財布の中には５１円
甘い香りが立ち消える
無駄にエネルギー使う 毎晩
眠れない夜の幻チョコレート
イチゴのあま～いチョコレート
頭の中にはチョコレート
甘い香りが理性を消すの
残暑で溶けそうチョコレート...

空に伸ばした　意味はない
世界の何かをなんとなく嘆いた
馬鹿みたいだって思ってるんだけど
しょうがないじゃん　わからないものはわからない
自分の居場所　意味　たくさん
疑って傷つけて
さようならって言うのは簡単だけど…
見つけて いつか
私を...