びーぼんの投稿作品一覧
-
想像してごらん?
自分の輝かしき未来
想像してごらん?
理想的な未来の自分
ほら、とても素敵でしょう?
想像してごらん?
欲しいモノ全て手にして
想像してごらん?
自分の好きに出来る世界
ねぇ、凄く楽しいでしょう?...夢中毒者-Dream Junke
-
荒れた大地に硝煙が漂い
焼けた傷跡に愛しい姿無く
黒く染められた空から涙
落ちてはそのまま流しきった
忘れる事は無いこの光景
二度と繰り返さぬよう
今もこれから先もずっと
語り継げようこの唄に乗せ
止まらない戦火に警告を
終わらない戦いに終止符を...this war
-
土煙舞う荒れた大地に
僕は生き残った…ただ独り
血と鉄の匂い漂う空に
僕は泣き叫ぶ…「どうして」
貧しくとも幸せだった
そんな当たり前の日々は
鉛玉携えた人達に
打ち砕かれて消え去って
あの人達の言う平和は
僕らにとっての幸せではない...Over the War
-
春先に芽生えた一方通行
届かない想いが胸を締めつけ
私はただ頭を抱えるだけ
「もっと早く出会えていれば…」
なんて無駄な空想に傷ついて
私はただ痛みに耐えるだけ
「その先に未来はあるの?」
私が私に問いかけ
「きっと大丈夫」幾度も幾度も
言い聞かせながら涙...春先一方通行
-
掲げた手のひらから
透かしてみる太陽は
どす黒く歪んで見えた
濁った景色を背にして
硝子窓から見た空は
泣き出しそうな雨模様
無機質な雑踏に紛れて
憎悪や嫉妬と葛藤する
何に急かされ生きてる?
それすらも分からずにただ…...有機感覚
-
降り続ける初夏の雨は
執拗に僕を責め立てて
書き殴った想いの羽は
歪み滲んで濡れそぼった
それでも僕は君を求め
冷えた喧騒を掻き分けて
――その手を掴んだ
濡れた街を彩る無機質の花に
囲まれながらただ叫んだ
滲んだ羽を握ってただひたすらに...想いの羽
-
白の草原駆け抜けて
飛び立つ空は輝く
駆け抜けたその軌跡を
幾重も刻みつけて
真っ白な証を残そう
反射する光に誘われて
私は一人佇み
その時を待ち静かに
息を静かに整える
静寂に見守られながら...雪原
-
泣き言も言わずに馬鹿みたいね
辛いときは泣いていいのに
泣き言も言わずに馬鹿みたいね
悔しいときは泣いていいのに
もし笑えたのなら幸せになれるかな?
でも笑えたとしても辛いだけなのかな?
かき消された叫び
滲む空は何一つとして救わず
千切れた喉を伝う
赤い涙は誰にだって見えやしない...救いは忘却と消え
-
気付けば雨に濡れてた
僕の身体凄く冷たい
気付けば君は眠ってる
冷たい笑顔が辛かった
通り雨だと思っていた
明日も変わらないと思っていた
次の日も雨は降り続けた
君の姿だけが変わっていたんだ…...雨空
-
貴方を抱かせて
私にはそんな資格無いのかもしれないけど
貴方を抱きしめて
大切な貴方を殺めてしまったこんな私には
抱きしめる事出来ないかもしれないけれど…
悩み苦しみぬいて
生の痛みを知った私...墜として尚、悲しく
-
夢に幻をみて
現実と混ぜ合って
夢に幻をみて
どちらが本当か分からず
月明かりに照らされた
水面浮かぶ景色に
見とれてしまった蝶の結末
涙がポロリ水面に沈んで...胡蝶の夢
-
希望いつだって
この手から離れてくもの
いつだって深い底
抜け出せずに光見つめて
泣き出せばほらね
この命は灯火虚ろうから
私は掲げてみせる
一筋の光に照らすように
...パンドラ
-
宛先の無い手紙
私は未だ手にしたまま
誰に向けた手紙?
大切な人へ向けた恋文
これは恋文ではない
誰しも思うだろう
私達は既に恋仲同士
なら何故手紙なんて?...恋文―矛盾と苦悩―
-
壊れた人形は廃棄
その心さえ区別せず
枯れた心は雨に濡れ
塗装は剥げ哀れな姿
それが貴方達の望みならば
私は何も言えないのでしょう
決して後悔などしておりません
使い、捨てられ…それが運命(サダメ)ですから...廃棄人形
-
傍に居てなんていえない
自虐的な私なんかの
唇にあてたルージュの色
少し背伸びしてみた
……真っ赤な真っ赤な
街はいつの間にか桜色
彩りはとても鮮やかで...ルージュ
-
大切なものたった一つ
それさえ守れない
そんな自分に腹が立つ
繋いだ手は離れて…
桜咲く季節なのに
時期外れの雪...春に咲く雪花
-
別れが辛いんじゃない
貴女がいない事が悲しいだけ
あんなに遠い場所に逝った貴女へ
届く様にこの唄を捧げよう
いつからだろう?
貴女病室で空ばかり見上げてる
僕が話しかけても...貴女へ
-
覚えていますか?
二人過ごした今日までを
大切な大切な思い出達を
覚えていますか?
寄り添い過ごした日々を
小さな小さな出来事達を
懐かしみに彩られた
モノクロの私達...サヨナラ
-
(with the method
that is not tormented,
as a result)
否定した過去
望んだ世界
得たものはなんだろう?
歩んだ先
失ったのは...偽りの空~I do not be tormented~
-
桜舞い散る頃を思い出し
薄れゆく記憶を見つめてた
終わった愛は今も微かに見える
二人の約束を映し出して
もう雪が降り積もる頃なんだね…
雪のネオンが
空を綺麗に彩って...春雪に散る桜
-
流れる景色の中
あなたは何を思う?
流れる時代の中
わたしは何を願えばいい?
流れる景色の中
わたしはあなた思う
流れる時代の中
あなたは何を願っている?...一緒だね
-
咲いた咲いた
花びらの中
見えた見えた
光の奥に
…消えてく涙
明日には別れが待つ
小さな別れであり...最後の唄
-
もう飽きたんだよ
下らない思想に
下らない世論に
なにが変わるんだ?
変わらぬ現状
変わらぬ結果で
手に在るもの全て
捨て去っても...この先 道の先
-
落ちて墜ちて
霞む世界に
何も何かを
見る事はなく
歪に歪む
景色の先に
見えた光は
希望?それとも…...歪んだ心
-
死にたいなんて
言ったって意味がない
だってそうだろ?
そう言った時点で
君は死に体だろうから
なら生きるって?
それは誰も知らない
分かる訳がない...結論に疑念を
-
思いつくままに言葉を口にすれば
失言妄言と言われるこの世の中
それじゃ俺は何も満たされない
何か満たされたいこの心に
本音をぶつければ冷たい目をする
誰もが言葉に疑いを持って
事実を受け止めない
…そんな世の中...言葉
-
其処は既に瓦礫の山
既に息絶えた死人の群れ
灼けた跡に枯れた空気
街と呼べぬ街並みに消え
立ち尽くすは荒野に
独り生きた私一人ぼっち
時代に蝕まれた心に
灼けた空気を流し込んで...壊れた中、呆然と、無き
-
封鎖された環境に疑念を持つ
接したのは籠の中にいる者だけ
生きた死体でしかない俺は
壊れてる現実に真実を求め続け
身体に見えた反応
光に怯える心に
俺は疑問を持ち
暗闇に愛を求めて...鳥籠と希望
-
この手に掴めた物はいくつある?
俺は足早に駆けた時間の中で
一体どれだけのモノを得ただろう?
頭ん中駆け巡る思い出に答え求めて
歩んできた道の途中で
掴めるモノは少ない
ヒト一人の小さな手じゃ
そんな多くは望めない...小さな勇気 大きな一歩
-
傍若無人な支配者に
賛美をやる筋合いは無い
愚直に暴言吐く粕に
拳と反旗を捧げてやるよ
呆れて物も言えない
時代は粕に狂わされてる
自分の利益しか求めぬ
愚鈍な豚共を殴り飛ばす...支配欲制裁
1
- 2