ブックマークした作品

家賃3万　貧乏揺すりで揺れる安普請
隙間風　斜向かいのカレーの匂い
風呂場に響く他人の歌声
時折混ざる無邪気なハクション
僕は小声で口ずさむメロディ
狭い狭い部屋で丸まる背中
いつか僕もあの人みたいに
高く高く飛び出し輝く星に
52Hz たとえ誰に通じずとも
海面から飛び出し見せしめるその姿...

魂の蝶の守護者
太陽の桃を食べて
デーヴァローカの
極楽の月宮（がっくう）に住むあなたは天神
あなた自身が
生きて全てを司る万象の神の姿のよう
わたしの心臓の楽園に住んで
甘い微睡み（まどろみ）のような歌を囁く
あなたの甘い歌の結晶の花
翼のようにどこまでも花開き広がる...

あるところに
美しい蝶を標本にして
醜い虫は全て潰してしまう
心の醜い女がいた
あるところに
虫一匹殺せないほどに
心の優しい青年が居た
女がとある森の中で
標本にする蝶を探していた時
見つけたそれは見た目の悍ましい...

A
君に とっては 救いじゃない
それは気まぐれ？それともまぐれ？
不思議！ 世界が 変わるような
僕にとっては おとぎ話
B
モチーフなんて 何もないけど
真っ白なページ あの日の青を
S
傘の咲く この街で また君に 会えたら...

A
いなくなるから 数字を数えて
いなくなったら 鬼さん、探して
痛くないから いつもの笑顔で
意味はないのさ じゃれてるだけかな
B
もういっそ 暗くなって
夜になって 影になって
もう一歩 しなくなって
時が経って 馬鹿になって...

A
だせ せ せ せいで何年目？
グラグラ生活 不安定
あわ わ わ わって混乱だ
クラクラ目眩は 気の所為さ
B
目の目の奥の奥にある
アレドレソレは嘘で誤魔化して
ダメダメ嘘はバツだバッテンだ
懺悔しましょう そうしましょう！...

項垂れて進む僕を
越す影法師
嘲笑うかの様に見えたのは
幻想か
他者への迎合と
処世術の混同
疲弊した脳からは
誤作動だらけの指令
何時から僕は狂い始めた
夢や理想...

しゃらくさい
でも言葉にして歌おう
眩しい日差し浴びて　僕ら瞼開く
眠たい　せめて後１５分
焦げたパンをかじる
寝ぼけまなこな僕ら
横断歩道渡って
子猫にご挨拶
人類も悪くないな
メラメラ燃える太陽...

A
変わり映えのない朝
整った衣食住がぼやけさせる
同じ一日を送るのだろう
今は何も疑問持たぬまま
同じように声をかけて
同じタスクをこなすのだろう
心地よい疲労感に包まれて
眠る私はアナスタシア
B...

咎(とが)の階(きざはし)見上げれば
雲の間に間に猫の顔
登って行きたい行かれない
爪を立てたら爪割れる
罪の谷底ビル風が
白い蝶々をさらってく
追っ掛けたいけど行かれない
まぶた開けたら塵(ちり)刺さる
業を濯(すす)ごうか神田川
鴨の真似真似水浴びて...

A
明日行きの切符は
何処に売ってるのだろう
未来に続く線路は
遠く霞んでいたんだ
生まれてから惰性で
日々を過ごして来たんだ
君と出会ってからさ
世界が変わっていった
B...

さよならばかりが好きだった
淡い空に向かっては手を伸ばしていた
首に伝うなにかを 解けずにいるまま
夢に落ちていった
あの夏は僕らの全てだったのに
目が覚めたら戻れたらなんて
期待を忘れられないまま
今日も今日とて溜息をついた
後悔ばかり重すぎて 離れない
愛して 愛して 愛して 愛して...

「クラクラ」
verse1　
頭クラクラ　視界グラグラ　　アタシクラクラ　アナタグラグラ
verse2　
寝不足爆食悪徳配属　　SNS SOS 来ぬレス
先月金欠今月金欠　　QOL 高められぬ OL
verse3　
アタシクラクラ　アナタグラグラ
chorus　
朝ガキタキタ！　頭イタイタ・・・　　...

死のうかなって思った　生きるのって面倒だ
歩き方を忘れた　先月ひいた風邪がまだ治らない
東京のみち　覚えられる気がしない
「友達って何だっけ」って　「ひとりが好きだったな」って
皿洗いたくないから食べたくない
絵筆もギターも持ってみたけど　何もできないや
「好きなことをしよう」
そうだボクは水の中で...

午前4時　階段を上って
触（ふ）れた手すりがやけに冷たかった
動き出す前のこの街は
まだ静かに眠っているみたいだ
きっと私は空に近い
手を伸ばせば簡単に触（さわ）れるほど
見上げる夜空は朝に近い
あやふやな境目で息をする
混沌に溺れた明日は遠い
ずっとずっと先を走って...

会いたくて目を閉じる
でも上手く君のこと想像できない
ため息で頬杖つく
コーヒーがまた冷めてしまった
眠れないのに
離れることに不安でいっぱいで
困らせた
君だって平気じゃないのに
怖がってばっかり
ねぇ愛すべきヒロインは...

verse1
艶めかしい 生いとほし 底で低の体が露呈っていう
諱を覆う 意味無い老嫗 彌、礼をいーやは嫌厭
Sexuality Ecstasy 性に精の所為を制してsay
戻る鼓動 脅す衆盲 Highな排で胚が入ったのよ…
verse2
拘束されたモテ期の歪み
今日 即された 戸籍の左
撲って 破...

［サビ］
ねぇ 笑う笑う笑う
その顔見てるだけで吐き気がする
ねぇ 赤く赤く赤く
その喉(はな)引きちぎってパレット上へ
ねぇ ねぇ ねぇ ねぇ...
［Ａメロ］
何度も何度も書き直して
過去も未来も塗り潰して
黒と白の嘘まみれ...

生き方分からなくって
胸掻き毟って
更に痛くって
もうどうしたら良いか分かんない
腫れ物触るみたいに
苦笑いしないで
どうせ分かってんだ
僕一人だけ　駄目人間だ
繋がれたチューブが　邪魔臭くって
薬品の臭い　鼻にこびりついて...

A
あめ しとしと
かぜ さらさら
わたしのむね
そめていくの
あめ ぱらぱら
かぜ ざわざわ
わたしはとり
そらとべるの？
B...

【S′】
アイシアエルの？　嘘つきなeye
ぬるい熱じゃ冷めていく温度
ないものねだりじゃないでしょ？
夜の通過点を越えさせて
今も欲しいのはただ一つ
あなたのぬくもりだけなんだから
【A】
運命だなんて言葉　信じていけたら良かったのに
割り切れなければ大人になれないルールでもあるの？...

靴の踵がやけに響く
オリーブの長い髪がゆらゆら 主張してるの？
雑多に物が溢れる街じゃ
１ミリも抜け出せないわ
Do you know？
小さな胸に閉じ込めてる本能
きっと君の純情じゃ測れない
不安定に溺れては輝き増す　厄介なモノね
愛を囁く言葉は鮮やかなベルベット
「欲しいのなら全て捧げてよ」...

綺麗な夢を食んで
できるなら眠りたいのだけど
いつから私たちは
現実を糧にしてしまうのだろう
誰かの陰で　また　名もない人生を
幕が上がるのを俯いて待っている
ガラスの靴　履いて踊る
光溢れる舞台の上
彼女が描いた軌跡には
どれだけの涙　滲むのだろう...

西の空に三日月が　隠れてしまいそうな夜
北へ向かうレールの上　ゆっくりと列車がゆく
床に置いた　ラジオを鳴らした
あなたを待つこの部屋は　静かすぎる海のようで
いつも少しこわくなる　背中を丸めて泣くのをこらえる
やけに明るい声で　歌いだすラブソング
わたしはその音の羅列を　とおくに聴いてる
西の空に...

歌詞
A
あのね、メイ　聞いて
正しいとはなにか
僕は不安でいっぱいだ
励ましてくれた
優しい言葉全て
嘘だと思ってしまうんだ
B
何もかもを放り投げたい...

A
見えない糸を
手繰るように
消えない言葉を掻き集めてた
癒えない理由が
両手にいっぱい
零れて零れて涙溢れた
B
優しいだけの
カサブタ達は...

嬉しいなんて楽しいなんて最高だなんて
自分は一言も表してないのに
勝手に笑わないでくださいな
努力してないなんてやってないなんて
私の所為なのは知ってるけれど
私にだって自分はあって頑張ってるつもりなんだ
努力してないなんて
絶対に絶対に言わせないくらいに頑張ってるのに
それなのに僕には
「君には無...

アンサー
a
『思ってることはちゃんと言えよ』
人は僕らにいつも言うけど
僕をもし全部可視化したら
きっとアナタを困らせるんだ
a
それでも行く宛などないし
独りで供養でもしてみるか
どうせ灰になるなら変わらない...

ダークマター
あぁ
今日もまた真っ暗なセカイ彷徨って
ここはどこ？まだ見えない光を僕は探してる
君には見えないけれど確かに僕は存在しているの
人には見えないけれど確かに藍は存在しているの
笑えない世界でまだ真っ白な僕は落第生
もう透明な僕は劣等生
本当の僕はどこにいるの
本当の僕はここにいるよ...

A
何にも知らない私の心
踏み込まないでと強がって
一人でいいよと盾で塞いだ
壊れていたのは昔から
A
何時しか涙は出てこなくなり
怒ることだって無くなった
なんてつまらない人生でしょう
楽にもなれない怖いから...