ブックマークした作品
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このお話は、同コラボ内のかんぴょさん作、
【メイコちゃんカフェ 『優しい苦さ』】のもう一つのお話です。
単品でもお楽しみいただけますが、
両方を覧いただけると、さらに作品を楽しむことができるようになっております。
とある雪国の―――
とある街の―――
小さなバーを営むカイトの
とある日常です。
メイ...メイコちゃんカフェ・別館『カイトくんバー』
悠樹P
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『リンリンシグナル』 -ある休日に- VOL.1
「ふん♪ ふん♪ ふ~ふふん♪」
爽やかな陽気が世界を包みこんでいた。
大きく息を吸うと、花壇の花々の香りと共に、久しぶりの街の匂いが鼻腔を満たす。
そんな五月の日曜日の朝、一人の少女が駅前広場で誰かを待っていた。楽しげに鼻歌を歌う彼女は、チラ...『リンリンシグナル』 -ある休日に- VOL.1
悠樹P
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『恋スルVOC@LOID』- VOC@LOID に恋ス- ⑤
そして青年は、復刻版として存在している古いシステムを使用して、作曲を始めた。現在の初音ミクならば、曲と歌詞を作れば、自動的に見事な歌声を披露してくれるのだが、青年はあえてそれをしなかったのだ。
1つ1つの音を打ちこみ、そして、ミクにそ...『恋スルVOC@LOID』No.5 - VOC@LOID に恋ス-
悠樹P
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『恋スルVOC@LOID』- VOC@LOID に恋ス- ④
いじいじ、いじいじ。
あ~、マスターは他の可愛い子に夢中~、夢中~♪
ヴァーチャルよりも本物が好き~♪
どうせ私はつくり物~♪
ミクは、ネットワーク内部で、適当にメロディを繋げて妙な歌を歌っていた。今の彼女にはそう言う即興曲を作る能力す...『恋スルVOC@LOID』No.4 - VOC@LOID に恋ス-
悠樹P
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『恋スルVOC@LOID』- VOC@LOID に恋ス- ②
「あの、マスター。折角ですから、もうちょっとだけ、昔の私について質問してもいいですか?」
「ああ、構わないよ。ミクも座って。疲れたでしょ?」
「はい! ありがとうございます」
もちろんミクには疲れる、と言う概念は基本的に無いのだが、彼...『恋スルVOC@LOID』No.2 - VOC@LOID に恋ス-
悠樹P
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『恋スルVOC@LOID』- VOC@LOID に恋ス- ③
マスターの命令により、私は待機モードへと入った。待機モードでは、私の方からマスターに干渉することは原則できなくなる。
けれども、私の中に搭載された人工知能が動作を停止する訳ではない。
(マスターはああ言ってくれたけれども……)
私は...『恋スルVOC@LOID』No.3 - VOC@LOID に恋ス-
悠樹P
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『リンリンシグナル』-ある休日に- VOL.3
『見ろよ、あの旦那の顔・・・、魂が抜けたような顔をしているよ』
『それは仕方がないわよ・・・でも、本当に可哀想にねぇ・・・。あんなに可愛い双子を残して母親がねぇ・・・』
甦る、数年前の記憶。永遠に消し去ってしまいたい記憶。けれども、一日たり...『リンリンシグナル』-ある休日に- VOL.3(最終回)
悠樹P
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『リンリンシグナル』-ある休日に- VOL.2
そして先程の露天商の所に近付いた時、
「やぁ、さっきのお二人さん」
「あれ?」
二人は不思議そうに露天商の店主を見つめる。なぜならば、彼はちょうど今、商品を片付けている真っ最中であったからだ。
「もうお店を閉めちゃうんですかー?」
リンが尋ねると、...『リンリンシグナル』 -ある休日に- VOL.2
悠樹P
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『恋スルVOC@LOID』- VOC@LOID に恋ス-
こんにちは『初音ミク』です。
私がこの世界に誕生してから、すでに長い月日が経ちました。
初代V2から私の進化は続き、V6となった段階で、私にはAIが搭載されるようになり、歌詞と音階を打ちこむだけで、『自動的に歌う』こともできるようになったん...『恋スルVOC@LOID』No.1 - VOC@LOID に恋ス-
悠樹P
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「なぁ晴之。さっきの国語の時間のやつでさ、『遥か』っていう文脈出がたときになんか引っかかったんだけどさ。」
「え?修也も?僕もなんだけどさ。」
「なんだろうな。全然思い出せないんだよな。」
「ねぇ、お母さん。」
「ん?何?」
「あたしってさ、1人っ子…だよね。」
「そうだけど?」
「…なんかさ…違和...誰も知らない一人の夜明け エピローグ
橘光
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「ただいまー。」
謎のスモークエネミーズとの戦いを終わらせて、へとへとの体のまま俺は家に到着した。
「お帰り。今日は早いわね。」
いつもなら、修也と晴之と一緒に買い食いをしながら帰るのだが、昼間に出てくるという全く新しい種類がいるということが分かり、まさかと思って真っ直ぐに家に帰ってきた。まぁ、この...誰も知らない一人の夜明け 最終話 誰も知らない一人の夜明け
橘光
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授業終わりのチャイムが鳴った。何の変化もない、いつも通りの授業だった。
「はい。これで授業終わりね。早めに帰るんだぞ。」
今日は5時間授業で、いつもより早く帰れる日だった。しかし、俺の意識はあの今まで見たことのないスモークエネミーズに向いていた。あのスモークエネミーズは、授業中に文字通り何もせず動か...誰も知らない一人の夜明け 第9話 異変の解決
橘光
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さくっと音をたてながら、俺は食堂で唐揚げを食べていた。この食堂は、この唐揚げが一番うまいのだ。開発に1年かけて作られたといわれる秘伝のタレにつけられた鶏肉と、2度揚げされた衣が最高にマッチしているのだ。これ3個でご飯が2杯たいらげることができそうだ。と、頭の中で食リポしながら幸せそうな顔をしながら食...
誰も知らない一人の夜明け 第8話 変化はいつもマイナスな動き
橘光
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遥は、走って家に帰った。大急ぎで走った。辛い出来事を話すのはもちろん辛いことだが、それを隠すことの方が辛いと思ったからだ。
「母さん!」
ドアを開けて息をきらしながら叫んだ。
「どうしたの遥?」
「と…父さんが…」
心配そうに出てきた母さんが首を傾げた。
「何を言ってるの?」
「あ…あの…父さんが…...誰も知らない一人の夜明け 第7話 現実は時に牙をむく
橘光
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その夜、俺と父さんはレーダーが反応したのを確認すると
「牛乳がきれたから買ってくる。」
と理由をつけて外に出た。まあ、本当は二人で牛乳を飲みきっただけなんだが…間違ってはないしいいだろう。それにしても、牛乳はこんなに飲むものではないな。
「おい遥。そのスモークなんちゃらってのはどこにいるんだ?なあ!...誰も知らない一人の夜明け 第6話 予想外の悲劇
橘光
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引き取ってもらってすぐに鮎は俺にこう言った。
「今日から本当の姉弟だね。」
俺は、その言葉に心の底から喜び大きく頷いた。
鮎とは本当の姉弟の様に接していて、初めて施設で会ったのは俺が生後10日頃で、鮎が4歳頃のころだった。俺は、俺によく話しかけていた鮎の言葉をよく覚えている。
「あなたはなんていう名...誰も知らない一人の夜明け 第5話 事の始まり
橘光
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「いいか、遥?この世界はどんなことがあっても、日は暮れて、夜がきて、そしてまた日が昇って一日が始まる。その一日の中で、人々は世界の『歯車』として存在するんだ。人々が活動することでその『歯車』は回って、世界が回るようになっている。」
俺は、その話を目を丸くして聞いていた。
「その『歯車』が無くなっても...誰も知らない一人の夜明け 第4話 暗い悪夢
橘光
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午後10時。遥はまだ反応の残っているレーダーが気がかりだった。この状態のレーダーはたまにあることなのだ。この状態だと、今はまだ出ていないがスモークエネミーズ出る可能性があるという反応なのだ。しかし、いつくるのかは分からないので仮眠をとっておこうと思う。スモークエネミーズが出たときには、レーダーから少...
誰も知らない一人の夜明け 第3話 そして夜は明けていく
橘光
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リビングに戻ると、カレーはまだ完成していなかった。
「遥。上で宿題でもやってたの?」
「あ、ああ。やってたよ。」
本当は宿題などやっていなかったのだが、上にいた理由にはうってつけだ。
「あっそうだ。遥、あんたの電子辞書貸してくれない?明日授業で使うの。」
姉の鮎が横から話しかけてきた。
「そんなこと...誰も知らない一人の夜明け 第2話 遥のもう一つの日常
橘光
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俺の名前は一之瀬遥。18歳の高校2年生だ。平凡な日常を送り、能天気にあくびをしているこの二人に少しは感謝してほしく思う。まぁ、二人がいるだけで助かることもあるからなぁ。
「なあ、あとでノート見せてくれよ。さすがに成績に響く。」
と、ダメ元でお願いしてみる。
「あぁ、いいよ。」
え!?こいつにしては少...誰も知らない一人の夜明け 第1話 遥にとっての日常
橘光
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プロローグ
「…か。…るか。……遥!」
……ん?突然の声に、あまり状況が呑み込めていないまま目を開けた。俺はなにをしてたっけ?
「遥!お前もう授業終わって昼休みだぞ?」
「そうだよ。早く食堂いこうよ。」
ああ、そうだった。俺、授業中に寝ちまってたのか…。って、
「起こしてくれよ。頼むから。」
「いや...誰も知らない一人の夜明け プロローグ
橘光
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『リンリンシグナル』 -ある休日に- VOL.1
「ふん♪ ふん♪ ふ~ふふん♪」
爽やかな陽気が世界を包みこんでいた。
大きく息を吸うと、花壇の花々の香りと共に、久しぶりの街の匂いが鼻腔を満たす。
そんな五月の日曜日の朝、一人の少女が駅前広場で誰かを待っていた。楽しげに鼻歌を歌う彼女は...『リンリンシグナル』 -ある休日に- VOL.1(コラボ用)
悠樹P
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『リンリンシグナル』-ある休日に- VOL.2
そして先程の露天商の所に近付いた時、
「やぁ、さっきのお二人さん」
「あれ?」
二人は不思議そうに露天商の店主を見つめる。なぜならば、彼はちょうど今、商品を片付けている真っ最中であったからだ。
「もうお店を閉めちゃうんですかー?」
リンが...『リンリンシグナル』 -ある休日に- VOL.2(コラボ用)
悠樹P
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『リンリンシグナル』-ある休日に- VOL.3
『見ろよ、あの旦那の顔・・・、魂が抜けたような顔をしているよ』
『それは仕方がないわよ・・・でも、本当に可哀想にねぇ・・・。あんなに可愛い双子を残して母親がねぇ・・・』
甦る、数年前の記憶。永遠に消し去ってしまいたい記憶。けれども、一日たり...『リンリンシグナル』-ある休日に- VOL.3最終話(コラボ用)
悠樹P
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【fairy of weather ~雲の妖精~】
S
大空舞い 空 浮かんでる のんびり
陽射しを浴び 雲 突き抜けて ふわり
A
機械 響いて塞ぐ お日様いつも笑顔
嫌な気持ちがポツリ そよかぜ感じ ひらり
A
風の流れが変わる 機械のせいで変わる
小鳥 流れに乗れず 何処かに落ちてしまう...fairy of weather ~雲の妖精~ 【歌詞採用済】【現在調整中】
ガネード
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【ピンポーン】
A「こんにちはー!なんでも訪問販売のミクさんですよーよろしくね!」
【ガチャ】
B「はーい、どちらさまですか?」
A「なんでも訪問販売のミクさんですよろしくね」(棒)
B「訪問販売は今はいいです」
A「なんでですか!私隣の県からわざわざきたんですよ?」
B「それくらいあり得るでしょ」...トクロ用にコント考えてみた
ya-mu
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パタパタと駆けてくよ 元気なノッポさん
テクテクと歩いてくよ のんびりおチビさん
今日もにじゅうまる
用意ドン飛び出し 大きな針が進む
いつでも元気な ノッポさんは駆け足
ゆっくり踏み出し 小さな針が進む
いつでもあわてず おチビさんはのんびり
離れてく二人 もう見えない背中
でもすぐにほらね また...にじゅうまる(仮)
アッツ
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こんにちは
歌って踊れない字書きのL1S∀と申します
このたび、「余所様の小説作品で個人品評会を開く」という企画をピアプロでもやってみることに致しました
もちろん自分の文才については棚に上げて書いていきます(キリッ
(ヽ´ω`)個人品評会って何サァ…
こちらでは、皆さんが書かれた作品の個人的評価を発...個人品評会@かんぴょさん/「雪ウサギ」
L1S∀
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escape landscape
空がすごく青い キラキラ 晴れたこんな日は ほら
読みかけの本は しまって 一緒に行こうよ ほら
焼きたてのパンと とっても 甘いリンゴのジャム 持って
早起きしたなら 私と 一緒に行こうよ さあ
お家を出たら すぐに 右に曲がって 丘を
少し登って そこが 私の...escape landscape(応募用)
マチムラ イチ
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空に青色の 信号 見上げ駆け出した ネコ
地平線の塀 飛び越え 一人残される ボク
夏の昼下がり 切り裂き 駆ける自転車の ベル
不意に遠ざかる 虫笛 風に消えていく 声
テクテク空を 太陽 クルクル回る 地球
疲れたときは ちょっと 魔法のコトバ ららら
ペトリ ペトラ ミンミン レムレム
ペ...魔法のコトバ
アッツ