ブックマークした作品
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街が小さく見える 丘に風が吹く
ひとり木陰にもたれ 微睡みの中で
遠い日に描いた淡色の絵図
あの風は今頃 どこ吹くだろう?
短い季節の終わりに 芽吹いた霞の花
朝日が溶かした想いはそよぐ風に舞う
少し背伸びしながら 繋ぐ小さな手
「若い恋人たち」の はしゃぐ笑い声
幼さを残した瞳に映る
曇りない景色...『かすみ色の風』
詩音
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出逢いは偶然
世界は点から線へ
誓いは永遠
命をその手に繋ぐ
愛するために人は…
激しい痛みの中で煌めいて
空へと飛び立つ
いつかは土へと還る砂時計
終わらない願い
別れは必然...『コトワリ』
詩音
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渡り鳥のように
風の鳴く草原
露の香りで
渡り鳥になるのよ
霧を払う翼
ふるさとに 残した
花びらから続く
足跡と 思いが
誰かの地図に
遥か遠くに見える街と...渡り鳥のように
水泉 湖
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密やかに
夜ごと繰り返す 神々の悪戯
幾重にも
黒く血塗られた 人の世の欲望
堕天の果て
気高さと引きかえにした
罪に染まる刃
正義と信じて歩む短き
嗚呼泡沫の夢よ
残酷に...『落日の輪舞』
詩音
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冷めたキスと 苦い煙
忘れかけた 記憶ほどいた
満たされやしない 夜の
欠片に切った 指先流れる 痛みはいまも
癒えないままで 溢れだした赤 とめどなく
散らかった部屋 ひび割れた鏡 沈んだ花じゃ
止まった時間 巻き戻せないね あの日のまま
湿る肩に 落ちる雫
差しだす手は やめて いらない
欲し...Regret【曲:森幻】
北森耕太郎
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街路樹飾る雪化粧 抜ける青空
澄んだ空気の中で
郵便受けに残された 白い野兎
並ぶ景色を見てた
季節は巡り行くのに 後ろ姿消えない
遠ざかる場面は あの日のままで
あなたがくれた温もり 指先からこぼれて
溶けない愛なら それで良いのに
見知らぬ人の優しさに 俯く日々も...『雪化粧』
詩音
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逆巻く波間を 飛沫散らし
七つの海 股にかけて名をあげろ
見据える眼光 宿す波乱
明日はない 生きるは今血がたぎる
昨日は振り向くな
髑髏の御旗へ捧げた誇りよ
帆を上げる空 輝く蒼月よ
命を賭けて挑むは何ゆえ?
切り拓く意志 全てをこの胸に往く
酒と宝...『Jolly Roger』
詩音
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空から落ちるこの欠片も
帰る場所をさがして…
ガラス越しの風景虚ろに眺め
通り過ぎる街並みどこか寂しい
白く包んでいま静かに
惑う記憶連れ去る
空から落ちるこの欠片も
帰る場所をさがしているのに
ほつれ目立つマフラーくすんだ月日
茜好きな君から受けた温もり...『雫』
詩音
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羽ばたいた渡り鳥
遠ざかる空へ翼広げ
雷鳴がこだまする
夕闇の中をエデン目指し
十字星誘う彼方
愛を求めかざす掌
傷を纏う度に染めゆく
朱く流れ出した生命の
証抱いて未来へ
荒れ狂う風の中...『渡り鳥』
詩音
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【氷上の舞台で】
麗しい君の頬、伝う哀(あい)の雫は
祈り捧ぐ"光、あれ"
「偶像」と名もなき花を摘み
ただ踏みにじられて死ぬ個性
誰も知らないままに消える
もう次の「私」は決まっている、でしょう?
私、踊るわ
この一度だけ脚光を浴びて…
麗しい君の瞳、憂うばかり...【氷上の舞台で】
肥満狼リーヴリ
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タイトル:ベルベットサタン
作詞:Ushiko.S
ver:0.01
【A1】
紅月(クレナイ)
垂れこめた夜更け
破れたベルベッド覗く
【B1】
妖しに綻んだ笑み深まり
叫び、よろめいて手招いた...【採用決定】ベルベットサタン
Ushiko_S
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タイトル:Rose Eden(ローズエデン)
作者:Ushiko.S
ver:0.01
(以下、歌詞)
【A】
時計の針が
右に進む夕闇
誰もが仮面に
三日月を飼う
ルージュを塗って...【採用決定】Rose Eden
Ushiko_S
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思い出滲む夜空を
ひとりきり 今日も見上げてた
隣にいない寂しさ
気づくたび 胸に降り積もる
いつか忘れていいよと
あなたはうつむいて
かすかに笑った
振り返らず明日へと飛び立つ私を
あなたは願うでしょう
けれど やさしい昨日をもとめて...【応募歌詞】 飛べない翼
mileka
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早る心、風誘う
冬の窓辺で凍えて咲く 花ひとつ
硝子越しに手を伸ばす
秘めた思いを告げずに散った バレリーナ
さあ踊りましょう 小春風
街を抜けてun, deux, trois……
愛しい人の首すじに口付けるように
ああ悲しみのアティチュード
陽光もとめ咲いて
愛しい人の温もりを知らないままで...【応募用】真冬のバレリーナ
杜琴乃
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誰しも救いを求めてる
不気味な目で神は笑う
何か切り捨て媚びを売る
満足して神は帰る
神隠し続く 村の子供の中
捧げ物に選ばれ 連れ出された少女は
山の奥に建つ 薄暗い社(やしろ)の
台座に寝かされると 扉に鍵が掛かる
さよならを誰にも告げられず
もう二度と扉は開かない...人はどこへ消えるのか?
クロロニー
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いざ行け!
前例のない世界へ
君が目指すのは
そこなんだろ?
ドア開けるのはいつだって
勇気がいるもの
この先に待っているのは
闇(やみ)かもしれない
真夏では
太陽が照りつける...いざ行け!フロンティア!
レディック
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鮮やかな瞳で すべて奪って
ああ目くらむような金色のリブラ
光の果実をゆっくりと裂くように
まばゆい船路は徒波をゆく
円かなピアスを頼りなく揺らしては
肩越し 熱さに誘われていく
羽ばたく鳥は鎖を知らずただ
深い青の向こうに魅せられたまま
薔薇に似た微笑の その妖しさに
ああ荊小道の棘を見た...斜陽と踊る(作曲:森幻様)
雪凪
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シレナ・カメリア
抱きしめた 華なら 赤く色づく
シーツに舞うシレナ 夜を彩るの
優しさに包まれた 甘い城を抜け出し
幼い頃をそっと 遠く捨て去る
船乗り 惑わす 海はいつも激しく
ほつれた髪の間 指を絡めた
暗闇 背中 そっとなぞる指に
もう 囚われた シェリーに酔ったカメリア
水底を旅して 見つ...シレナ・カメリア
須見アラン
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紅い薔薇の花が
胸に散り
応えない問いかけ
宙に舞う
あなたの姿が
幻に変わる...Betrayal
夜は銀色
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青い大空 広がっていく街
今日も賑やかしく 楽しそうね
白い紫陽花 可愛らしく咲き
いつも人を引き寄せ 虜にするわ
だけども 足りないのよ
あの人がいないから
美しい街ですら
一人じゃ灰色だわ
赤いワインを 二人で乾杯...美しい街の休日
すず
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荊棘(いばら)に絡まれたままの
青い瞳の少女
漆黒に浮かぶ純粋な
その眼差しが潤(うる)む
甘い嘘に
身を傷つけて
棘に落ちた
涙が咲かす
幾千もの薔薇が語る真実はただ
傷ついて傷つけてもこの手を掴むの...薔薇と少女
satori
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有刺鉄線 乗り越えたら
印象変わった
振り向かない 見るのは前
そう言い聞かせて
猫が ずぶ濡れ
扉をあけてくれた やさしい人
僕の秘密打ち破って
差し込んでくる光 やさしい人
希望はこの中にあった
頬を伝う 涙つなぐ...やさしい人
夕闇
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【Aメロ】
髪を濡らしてく 激しい雨
標的捉える
闇を切り裂いて 響き渡る
銃声の音が
硝煙の匂い 確かめたら
今夜は終わるの
静かに帰るわ 猫のように
愛しい胸へと
【サビ】...Beautiful Bullet
mihi
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わざとらしく
加速する秒針は
あの彼方へ
狂いかけているんだ
僕と君は
君と僕は
何も
知らずに
手を触れた
無数の星くずの中...カクレンボ
Aria
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割れた日常の欠片 ひとつ残らずつなげば
元に戻るのだろうか?
二人訪(たず)ねたこの場所
今は一人きりで風に吹かれている私がいるよ
時の歯車回し 過去に戻れたとしたなら
この手で君を救うことはできたの?
この問いに答えなど ないと知っているのだけれど
それでも答えを求め続けているよ
少し不器用だけれ...鎮魂歌【曲募集】
kai
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星の妖精のような 可憐なティアラと
華美なドレス纏って 虚飾を踊るの
魅惑の薔薇 可憐に舞う
虚妄の笑みを咲かせて
廻る虚無のマリオネット 哀れな夢抱いて
運命(さだめ)に抱かれた蝶 絶望へ堕ちてゆく
錆び付いた首飾り 色褪せたルージュ
止まった刻(とき)の中で 踊り続けたの
私を呼ぶ誰かの声...scarlet waltz
Mira
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ああ あの女(ひと)のように眠らせて
ああ 血が凍るほどに美しく
ああ 地下牢に開く赤い薔薇
ああ この夜は二度とないのです
立ち込める甘い記憶
絶望に焼かれるまで
今宵泣き叫ぶパンドラを
赤で染めて 打ち砕け
そして聖母のような微笑みを
貼り付けたら 新しい世界へ...ルナ・ロッサ
綿飴甘奈
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(Aメロ)
けれど 私は 覚えているのです
雨の降る日のこと
私 一人 洋書を手に
椿 咲き乱れる庭園見ていた
そこへ近付く 笑顔の 貴方
黒い召し物 それだけで
貴方は 隣国 クラブの王子と
勿論 理解は していました
(Bメロ)...【作曲者様決定:森幻様】Queen of diamond
こーたろー
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甘い赤い血ひと雫飲み
匂い漂わす館には
若い女のシルエット1つ
美味な食事を終えた後は
粉と化した食材たち
心を無にして捨てる
愛しかった人たちも皆いない
残されるのは私だけ
さよなら
古い伝記に伝わったのは...吸血女の孤独な運命
月見 元:おうぎ
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晒した肩に容赦なく 刺さる熱視線
耳を伝い 甘く響くリフレイン
夏色の空 手を伸ばし媚びる百日紅
広い背中 私はまだ戸惑う
歌いかけのラプソディ 蝉の脱け殻ほら避けて
風に押され二人 自転車とばす
君と私の境目なんて分からないままで
高鳴る胸の音だけ 今は聞かせて
通りすがりに笑う声も過ぎ去って行く...夏花 (曲つけて頂きました)
あまつひつき
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