ブックマークした作品
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夕日の帰り道 少し寄り道をして
石段の猫を横目に ふたり鳥居くぐる
お社の裏手に 秘密のけもの道
開ける視界に差す朱(あか) ふたり秘密基地
街の向こうに ひかる水平線 ねえ、きれい
そして海の向こう 落ちる太陽 飲みこまれて いく
茜染まる街 見つめるきみ 横顔に紅(くれない)
海の向こう 去っ...茜差す
白在
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悲しみに濡れた 世界に立ち尽くす
闇に包まれた心が うずくまり揺れる中で
絶望に溺れた ままの日々が続いていた
足元に見られる 日々の細かな傷
切り裂かれた 心に深く刺さる 思い
深紅の夕焼けに 染まる空が 胸を締め付ける
背中合わせの 運命に 抗いながら
時の流れに 胸を焦がして 無理やり作る...「ヴァルキュリア」
shizengensyou
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ここじゃないどこかへ
行けるなら それでよかった
大丈夫さえ言えたなら
褒めてくれるでしょう
同じ夜の味を
君が飲んでくれた日から
私だけ忘れられずに
反芻してるよ
ふわふわ浮いて
さらさら零れる...Ura-iro
よーぐる
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酸素を求めてた
海の底のような夜
音も光もなく
感情さえ消えていた
やわらかい砂に
足をとられて転んでいた
起き上がるのにも疲れて
ただ空見上げてた
ハラハラ落ちては
ハラハラ消えてく なみだ...【応募用歌詞】夜明けを告げる
yula
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『今日も今日とて』
ガラス玉みたいに熔けた 真っ赤な夕陽に
焦がされながら歩けばさ 切なくもなるだろ
君からの返信、今日も今日とて待ち惚け
読まれることもないままに 埋もれてく言葉
どこの誰か、なんて 些細なことなんだ
今も
顔も声も知らず
言葉だけで繋がっていた君
そして 何度となく...【応募歌詞】 今日も今日とて
mileka
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座席1つ分 空けて座った電車
誰かと比べたその度に砕けた
全て嫌になってしまったみたいだ
靴の紐は明日の自分に結んで貰うとしよう
市井の視線を一斉に浴びたい
それだけ
浅き夢見し 人の目眩む
思惟をめぐらす
夢の通路 酔いもせず
世界を閉じ込める...浅き夢見し 人の目眩む
Messenger-メッセンジャー-
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蛇口が壊れたら 枯れるまで止まらない
なんて例えてみたりして 枕を濡らしたの
御託を並べても 決して揺らがない今に
髪をくしゃくしゃに乱した アイネクライネだ
流れでた汗を 裾で拭っていた 記憶
人は 欲しい時に 欲しいものを 必要な数 だけ
求めるものなのだ 例外はない 例え手遅れでも
時よ戻れ ...応募用) 独り善がりな与太話
ゆず観点
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「7月の君へ」
A
線香花火はね
斜めに持った方が
長く落ちずに光るって
君が言ってたのに
二度目の夏よりも
先に消えた君のことは
僕が暑さに気付くまで
秘密にしてたね...(不採)【応募用歌詞】7月の君へ
MIO
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胸に手を当てたの
消え入りそうな音が
きみに聞こえてほしくって
でも伝わらなくて
きみも同じだよね
そのちいさな胸の音が
今にも消えちゃいそうでね
こわかったんだよ
髪に揺れてる
花びらのような...白鳥の指先
sari
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「今から頑張れば きっと将来のためになる」
ごめんもう聞き飽きたし疲れ果てたんだよ
満点とってきても 感情も何も湧かないし
ただ心に残るのは 次への不安だけ
言うことはわかる 理屈もわかるけど もう嫌!
どうせ 今も後悔して 未来も後悔して 一生後悔するんだ
そして 今も不幸で 未来も不幸で 一生不...カタルシス
nyagou
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ひとつだけしかない
この僕の心臓を
君とわけあえたのなら
ずっとそばにいられる
なんてそんなことを
考えながらすぎていく
この夏はもうすぐに終わってしまうのに
バカバカしいと君は最後まで笑っていた
そして夏に溶けて
君が溶けて...夏と溶けていく
シラユキ
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【intro】
【A】
元気にしていますか?
僕は相も変わんないよ
少し肌寒い夜には
君を思い出すよ
【A'】
二人で眺めていた
あの星空の輝きも
少しだけ冷めたココアも...21gの手紙
単独行動推進委員会
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【 虹の1歩目 】
A1
うるさく 歌いだす
スマホ で目覚めてたね
朝が 一番苦手[ニガテ]なの
ずっと 寝ていたいよ
急いで 化粧して
寝ぐせ ごまかし歯を磨き
食べる 余裕なしあるある
遅刻 ギリでギリ...曲募【 虹の1歩目 】
IZUMY
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いつかはいなくなる
信じられないままに
みんなが生きてた
いつかはいなくなるのだけど
棺に閉じ込めたつもりの悲しみがまた
溢れて道を濡らしてく 感情の河川
明日からはまた 歩き出さなければ
けれど…
進むはずの道が 見えないんだ 洪水してるんだ
透明で綺麗なはずの涙 濁って壊れてた...トムライズム
あふれいど
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ココア
誰かのためだとか
世界のためのだとか
そんな話はできないな
それ以外も別に
最近どんな風?
ありきたりな語り出しか
それでいいかもなんだけど
なんか違う気がした
ゆらゆら揺れてる水面に映っていた...【歌詞応募用】ココア
ろっこ
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自灯明
君は目を見ないで 話す癖があるんだね
不器用な人間なのは悪いことじゃないよ
呼吸を忘れても この公式は忘れずに
目を閉じても聞こえるんだ 昔聞いた怒号
前は暗闇 後ろは崖ぷちで もうイヤだ
君は自分のこと 許したまま 生きてみていいと思う
上手く笑えなくて 辛いときは 私が歌うから
泣きたい...自灯明
靴屋 結
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あの頃のこと
僕らは思いもしなくて
それぞれ違う道に立って
視線が交わった
君はすぐに逸らしていたけど
振り向いて歩いていく君を
僕はずっと見ていたんだよ
もう一度振り向いてと
どんどん過ぎていく
何でもない日々に...【楽曲募集】君の夕日
霧雨るい
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空の広さは途切れることなく
生まれてくる星を覆う
言葉が拾う景色では
言い表すことはできない
宿命として生きている星は
嘘をつくことが許されていない
だから名前がつけられているの
人の言葉の影を補うように
見つめあう 光はだれのもの
しらずにつないでいく...「星のたもとに」
shizengensyou
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A
見上げるのは下を向いても
消えない明かりがあるから
ずっと 憧れてばかり
せーの 光れ君も星の子
B
一目惚れでも重ねていても
消えない疑問 叶えられない夢
流れ星には届かない手に
刺さっている刺 感覚麻痺してく...星の子
詞音
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方程式 当てはまらない
この気持ちを解き明かして
ねえ 未知なる実験で
そう ふたりの化学反応
どんな論文を さがしてみても
載ってない 君の 名前もイニシャルも
研究してみよう笑顔の理論
君の涙に 調合するために
太陽も 宙(そら)の星も
同じもので できてる ...Non-scientific
なつめあさひ
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ただ普通でいたかったけれど
キャンパスは勝手に塗られて
星とか描く未来とか もう色褪せていたの
黒 紫も 青も眩しい
濃くて強くて 見ていられないから
水に溶かしたみたいな世界
私もそこに 混ざりたかっただけ
可愛くない 醜くもない
そんな場所知りたくて
アスファルト逃げたくて...水彩スーサイド
あふれいど