ブクマつながり
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a
鏡に移る自分の顔
ひどく気だるげで今にも死にそうで
「死んでしまえばいい」と
虚ろに呟いた
a
道路を歩き轢かれて死んで
そんな妄想をぐるぐる回してる
「死ぬ気も無いくせに」と
とどめを突き刺した...知っていた
翁草
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a
誰かの為に生きてるわけじゃないけど
「君が居てよかった」って言われるような
そんな人にはなりたかったな
a
お空で月が光るような当たり前
そんな関係に君となれたらいいと
僕は無邪気に思っていたよ
s
明日しか出来ない事って何?...今の僕には
翁草
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顔上げて 踏み出したら 目の前には
広がってた自分で創る未来 産声は始まりのサイン
有名にならなくてもいい やりたいことがあるのなら
出来なかった後悔より やらなかった後悔の方が ずっとずっと苦しいから
行こうよ誰にだって 未来はあるから
僕の手で変えて見せよう 今から始まるのさ
限りなく広がってる...輝け!【曲募集】
ふるまいむ
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西日 容赦なく
団地ゆきのバスは
冷房もきかない
きみの日傘の
手摺に揺れるのを
遠くから見ている
3度目の夏
媚びるゆめのように
笑いかける きみは
生活の顔...団地
いちはる
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a
固く結んだ赤い糸
いつの間にか優しく解かれていた糸
それでも謝る君が
儚く脆いガラス玉のように
美しくて愛しく思えたんだ
b
君が嘘つきになるくらいなら
もう約束なんてしないよ
小さな罪をどうか重ねないで...Lie
翁草
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1a
君のうす暗い部屋の
夜はずっとそのまま
褪せた仄白いブルー
遠いエンジンの音
1b
このつよい香りは
硬い素肌に触れて
四月のけはいを知る
1s...さよなら、三月
いちはる
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《A》
当たり前のことが嬉しくて14(15)
当たり前のことが哀しくて14(15)
それでも憎くて仕方がなくて15
結局普通に生きていた13
やっぱり傷つくのは恐くて14(15)
他人が傷つくのも恐くて14(15)
傷つけ合うのはもっと恐くて15
結局今日も夢を見てる13
《B》...キズな
ねむ。
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はためく帆の色さえ
気にも留めないのです
沖ではなにもかも見える
あなたの卑しさまで
波にさからえず
還っていく
貝色のまなざし
正直 あなたを刺す
妄想をしていました
砂の肌 ひかっていました...海ばら
いちはる
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季節のまじわる音に
まいごの指をたわめて
夜な夜な もぐり込む影
誰しもなまえをためらう
磨り硝子のむこうで
ひかりも闇もみている
ここでも呼ばれている
くり返されている
ああ その唄は
なぐさめに錨を下ろして...よなぎ
いちはる
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つめたい洗濯物には
晩の寂しさが忍んでいる
さすった肌の折り目では
砂糖の溶けきった香りがする
冬の朝 曇り窓
たしかに あなたの
やさしい呻めきが
耳を撫でたんだ
花の季節はおわり
まぼろしが僕を見た...ロマンス・スポット
いちはる
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1a
熱っぽい最初の合図
半透明な夜のうちは
指切りをしてベットに
ふたり潜って心中した
1b
正直わるくはないね
きみに秘密で煙草吸いたい
ゴム臭い指で手に入れて
罪悪感にあまやかされたい...チュール
いちはる
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つめたく甘いフォルム
芙蓉のつゆ ふくまず
いられないわたしは
手の内も知らず知らず
虹彩の綺麗なそれ
こちらにもわかるように
見せておくれ
妖しいかげが
その指に触れても
なんともないんでしょう...うつくしいひと
いちはる
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1a
午前0時 記憶とんじゃう
お酒 まわる 胸やけもする
午前1時 愛されている
すごく 綺麗 汚いところ
1b
まいにち 涸(から)になるたび
ピルケース しまっておくね
1s
mimi ふざけて鳴いて...mimi
いちはる
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拾時半を示した儘
時を止めてる黄色の掛け時計
興味本位で隠した
心の方位は貴方を指している
如何したくない今は
酸素を欲して居ない
嗚呼投げ出したくなった時に
屹度想い出しては又乞うんだ
一度識った甘ささえも棄てて
針を踏む勇気なんて無いのさ...人見頃
ゆーや
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[サビ]
目を閉じて 響くEcho
零れて落ちる 虚無の彼方 はたまた夢
触れないで 響くEcho
剥がれて落ちる 虚構ノイズ 振動覚
泣かないで
[Aメロ]
声がする 息をする
壊れないように 繰り返し
誰にも気づかれないように...Reverberation
くろまん
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1a
さあ夜が壊れたら
一緒に隠れよう
あの子はこっそり
泪のつぶに潜る
1b
8mg(ミリ)ほどの
甘やかな栄養
あなたの内の
たったそれだけ...リリー
いちはる
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1a
暗いピンクの盲点
パラソルを突き立てた
やわらかな大地の穴
汗のかわいたブラウス
やすらぎの胸のなか
夕立を誘っておいで
1b
三回逢えたら 夢を育てて
教えてもいいよ 愛するならば...淡いうねり
いちはる
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1a
夜の匂いに焚きつけた
やさしいプレイリスト
終わらない照明灯
まつげの翳り
窓ガラスを走る街に
横目でさよならした
土曜の夜にしては
切なすぎてね
1b...Sat
いちはる
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A1
嬰れるところが
痒くなっていく
女になっていく
それが良かった
わるい噂を
知りたがっている
悟りたがっている
それで良かった
S1...やけど
いちはる
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1A
わるい天使のウインク
街灯のユートピア
ひみつにしてね 出会いも
この部屋も うそをついて
1B
ゆめをみて 見つけあって
平日の夜に 鍵をかけた
1S
でんわが鳴って...odd pair
いちはる
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A
死んでしまいたいと
ナイフ持つ君
狂った声あげる
傷ついた声で
B
暗い事ばっかり
針の雨見える
受け止めたい君を 受け止めたい君を
ひとりじゃ痛いでしょ?...針の雨(r様曲〆切)(ニコニコにUP済み)
千魔猫アリス(アリス@ココロナ)
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酸いも甘いも言わずに
散らした髪を梳いて
隠したパールの宝探しで
邪に落ちればいいと思うの
飛び切りの躊躇いと
ギャップの隙に決め込んだら
過ちだなんて思わない
好き嫌いしたらいけないし
星の屑を並べたような
上辺の形にもサヨウナラ...シュガー・レス
いちはる
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地面が音をたてたとき
わたしは靴を買おうとしていた
新しい生活への
期待と不安を胸にして
母に手を引かれて店を出た
大きな看板が ぐらぐらと揺れていた
あのときと同じだ、とうわごとのようにつぶやく母の
背中を何度も何度もさすった
家の中はぐちゃぐちゃに崩れて
足の踏み場もなかった...あの日の備忘録
mellow
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[1a]
使い捨てのハブラシ
汗の残る抜け殻
空っぽのようなわたしに
今週イチのごほうび
触れたとこは溶けてく
痛むとこは消えてく
安っぽくならないように
もっと愛されるように
[1b]...ハートマーク
いちはる
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国道ぬけ出して走る
電灯がちらちら
秘密基地みたいねって
目配せして笑った
ブラウスの匂い
はなれないように
可愛いたくらみに
膝をついて祈って
ゆっくり膨らむのは
息があたたかいから...赤い風船
いちはる
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1a
No.402へお出かけ
聞きたいことは
シャワーの音に紛れて
誤魔化してしまった
1b
赤線の外 煌煌(きらきら)
お風呂で遊泳
髪を滑る水が 泡になるのか
1s...浴情
いちはる